クワティソール湾エリア
沖に何艙もの【バガン(bagan】と呼ばれるフィッシュプラットホームが浮かぶ。
バガンは 夜水面に明かりを照らしプランクトンを集め、それに集まった回遊魚を漁師が釣りをするエリア。
その集まったプランクトンを捕食しにジンベエザメが集まる。
通常でも3-4匹、多い時は10匹を超えることも。
ダイビングでジンベエをゆっくり観察できる絶好のポイント。
運が良ければジンベエとバンドウイルカの2ショットも見ることもできたりバジョウカジキにも会えたりする。
ブスルア・プロモントリーエリア
そのサンゴの上を色鮮やかな熱帯魚が乱舞する姿は絵葉書のよう。
大型のナポレオンやハゼ、ピグミーシーホースなども見られる。
ナイトダイビングではラジャアンパットで見られるウォーキングシャークの姉妹種と言われる「チェンデラワシ ウォーキングシャーク」と言われる歩くサメを見られる可能性も。
タンジュン・マングアールエリア
ロウニンアジやギンガメアジ、ホワイトチップやブラックチップなどのサメ類も集まる。
また回遊魚のほか、マクロも楽しめる。
ナイトダイビングではウォーキングシャークを見られる可能性もある。
ルーム島エリア
島の端にありギンガメアジやバラクーダの群れなど 回遊魚が集まるポイントや比較的深度が浅い場所にウメイロモドキなどが集まるポイントなど。
リッポン島エリア
様々なサンゴが集まるエリアに多数の固有種が生息している。
またホワイトサンドが美しいハゼ天国のポイントなどが広がる。
インドネシア固有種やこの場所にしかいない固有種などの宝庫。
マニアにはたまらないポイント。
ハゼもネジリンボウからカニハゼ、レッドマージンシュリンプゴビー、マスクドシュリンプゴビーなど普通種から希少種まで数多くたのしめる。
第二次世界対戦中このエリアは日本の絶対国防圏として連合軍との激戦を繰り広げた場所で2カ所の沈船ポイントには日本軍の船が沈んでいる。
1船は大型貨物船(水中で戦車型工作車を見る事が出来る)、もう1船は小型貨物船でこちらの船では大正時代(1912年頃)から戦争中(1945年頃)迄使われていたと言う日本銘柄のビール瓶等や銃器の弾等を見る事ができる。
また水深15メートルの水深に静かに眠る零戦の機体も見ることができる。
胴体部の大半は引き上げられ、現在みられるのは操縦席と主翼。
操縦席右側の予備燃料タンクレバー横に当時の日本語の刻印プレートが刻まれている。