与那国島で人気のダイビングポイント。
1986年に地元のダイバーによって発見された海底遺跡。
遺跡なのか人工物なのか、謎は未だに解明されていない。
階段状の岩壁や通路やステージなどが神秘的な空間が広がる、広大な海のロマン。
海底遺跡までは港から約15分、流れの速いポイントから体験ダイビングやスノーケルで使うポイントまで様々。高さ約25m、東西約250m、南北150mにもわたる巨大な岩となっている。
海底遺跡はいくつかのポイントに分かれており、ポイントに名称がつけられている。
・城門(ぐすくもん)
海底遺跡の入口。
この城門を通りぬけ、遺跡の中へ入っていくのだが、入口は大変狭く、人一人通り抜けるのがやっと。
冒険の始まりの入り口です。
・二枚岩
城門を抜けた先に大きな2つの岩が目に入る。岩のトップは浅く2つ並んだ大きな岩は、どのように生み出されたのか神秘的な雰囲気がある。
・メインテラス
海底遺跡メインテラス、直角に切り出された垂直の岩や、平面の岩がいくつも積み重なって構成されている。カレントが早い時もありますので、ガイドの指示に従おう。
テラスの一番右側に、人が昇るには大きすぎる階段のようなものがあり、巨人がいたのではないかと言いう説がある。
・柱穴
最上部のテラス付近に人が入れるほどの大きな穴が2つ。
不自然に並んだ2つの穴は柱跡のようにも見えるが、近年柱を立てて日時計にしていたと言われている。
・御神体の岩(ごしんたいのいわ)
メインテラス付近から南東に約100m程の所に位置する。
平坦な岩盤の上に、台座のような形状のほんの少し高くなった岩盤があり、その上に大型の丸い岩が鎮座している。
・スタジアム
水深30m~15m程の高さ。距離は東西南北各約100mにも及ぶ。