コ・ボンにて待ち人来たる
「リング・オブ・ファイヤー」とは、円形状になった火山帯で、今回はその円周に沿って移動し、ダイビングをしていく。朝、到着したのはsuaanggi島。島の周囲のポイントでリーフを降りていくと、沖合に根が伸びている。そこの水深25mで待っているとハンマーヘッドシャークが現れるという。結果から言うと、一番最初にエントリーしたグループは、ハンマーヘッドシャークの大きな群れを見た。私たちのグループは、少し欲を出して、それよりも潮の流れに逆行した先で狙っていた・・・。それでも、カンムリブダイやイソマグロ、ナポレオンなどと出会う。
圧倒的魚群!
エイブルズ・エンゼルフィッシュとミミック・サージョンフィッシュ
今回の取材ではインド洋固有種のエイブルズ・エンゼルフィッシュと、それに擬態していると言われているミミック・サージョンフィッシュをワンフレームに収めることができた。過去にも近くを泳いでいる二匹を見たことがあったものの、写真を撮るには至らず。しかしチャンスは突然訪れるものだ。この瞬間に立ち会うことができたのもガイドの大村さんのおかげ。素晴らしい海と素晴らしい出合い。毎日ビールが旨い訳だな。