2004年6月28日 メナド現地レポート
2004年6月28日(月)
こんにちは!!梅雨のシーズンいかがお過ごしですか?
先日レンベ海峡に行ってきました。マクロダイビング。
タラサダイブセンターから車で2時間走ってビトゥンの港まで行きます。そこでボートを借りてダイビング・・・
今回は3本ダイビングしてきました。
まず1本目は「デニスヘアボール」 岩の隙間をライトを照らして覗くとネコザメの赤ちゃんのしっぽが見えました。
ムチカラマツにはムチカラマツエビが大行進・・・
チータウミウシ、ホシゾラウミウシ、コノハミドリガイなどいろいろなウミウシ。
大きなツボカイメンのくぼみにはピンクスクワットロブスター
ちょっと暗い場所にはオイラヨウジウオ。
ウミウチワにはピグミーシーホース・・・
もう1時間のダイビングでお腹いっぱいいろんな物に会えます。
あとの2本は、アンボンスコルピオンフィッシュ、イザリウオ、
イッポンテグリの幼魚、タツノオトシゴの赤ちゃん・・・
ゼブラフィッシュの成魚(???)もいました。
ココナッツの殻をひっくり返すとかわいいオレンジ色をしたフタイロサンゴハゼ。
地形は大瀬崎の湾内を想像して下さい。
水温はブナケン島と比べて少し低く27~26℃です。
最少人数4名揃えばいつでも行く事が出来ます。
ぜひタラサダイブセンターにいらしたらリクエストして下さい。
6月28日 タラサダイブセンター
勝見 恵理
2004年6月18日 メナド現地レポート
こんにちは~
東京は梅雨入りをしたと聞きました。
みなさん、気持ちまでジメジメにならないように、南の島にダイビングに行きましょう~!!
さて、今回はタラサダイブセンターから木製のボートで1時間南に行くと、ポポポイントというポイントがあります。
ここはマクロなポイント・・・
スロープな砂地にはいろいろな生物がいます。
タツノオトシゴは白、黄色・・・
イザリウオも白、オレンジ、ピンク。小指ぐらいの大きさからこぶしぐらいの大きさまで・・・
ニシキフウライウオ、イソギンチャクカクレエビ・・・
15cmぐらいあるダテハゼ・・・
多種ウミウシ・・・
でも、一番の人気者はボロカサゴ!!!
確認されているのは、白と黄色・・・
お勧めのポイントです!!
6月18日 タラサダイブセンター
勝見 恵理
2004年5月25日 メナド現地レポート
こんにちは、2004年ももう5ヶ月を過ぎようとしています。早いですよねぇ~日本はもうすぐ梅雨入りの季節ですか?
ここメナドはすっかり乾期に入り、毎日太陽がギラギラ・・・
青空が広がってダイビング日和の日が続いています。
水温28度、透明度25~30m
タラサダイブセンターには長ーーーい桟橋があります。
全長320m この桟橋を歩いて終点まで行くとボート乗り場があります。ここから毎日、スタッフ達が手作りしたダイビングボートでダイビングに出発します。
さて、今回はブナケン島でも人気ポイントの「レクアンⅡ」
海底1800mのダイナミックなドロップオフ!!!
流れにのったドリフトダイビングです。
エントリーするとカスミチョウチョウウオの大群がお出迎え・・・
ウメイロモドキ、クマザサハナムロ、アカモンガラの群れたちも次から次へ・・・
ツバメウオもきれいにならんでドロップオフを泳いでいます。
壁沿いにはマクロな生物達が大物達に食べられないように、必死に自分の身を隠しています。
オラウータンクラブ、イソギンチャクカクレエビ、ニチリンダテハゼ、クダゴンベ・・・
ここの見物はロウニンアジが群れてる事!!!
通常群れないで1匹でいるからロウニンアジという名前が付いたものだと思ってたら、ここのロウニンは棚の上水深5mぐらいに20匹ほど群れてます。
時々、クマザサハナムロなどの群れを追って獲物を探しに出かけてますが・・・とにかくこのポイントは魚影が濃く何度潜っても満足のいくダイビングが出来る事間違いなし!!!です。
今回もお客様のリクエストで「レクアンⅡ」を潜りましたが、「ここは魚が上から降ってくる!!」と絶賛していました。
そうそう、ダイブセンターに帰る途中、イルカ達挨拶に来てくれました~ ラッキ~!!
5月25日 タラサダイブセンター
勝見 恵理
2004年5月14日 メナド現地レポート
みなさん、ご無沙汰しています。
4月のマリンダイビングフェスティバルに合わせて1ヶ月帰国していました。
日本に帰ったらあれも食べよう、これも食べるぞ!!!と気合を入れていたので、毎日、お腹いっぱい食べてました。その結果は・・・・・
さて、GWモードから仕事モードにスウィッチ入れ替えましたか???
そんなみなさんにメナドからホットな情報をお知らせします。
4月11日朝8時、タラサダイブセンターの桟橋を出発しブナケン島のサチコポイントに向かいました。天気は薄い雲がかかっていました。日本人2人、イギリス人2人と私。
垂直なドロップオフです。潜降して一気に35mまで落ちてその後のんびり壁沿いを泳いでいました。
すると水深30mの地点で、大きな影が前から近づいてきました。
私は、「マダラトビエイかなぁ~???」と思ってましたが、その影がだんだん近づいてきてそこに現れた物は???
な、なんとマンタが優雅に泳いできます。全長5m以上はありそうな大きな大きなマンタです。
私の前を通り過ぎ、お腹を私に向け上に泳いでいったと思ったらまた降りてきて遠くに行ってしまいました。もう、みんなビックリです。
メナドでガイドをはじめて2年が過ぎますが、マンタを見たのは初めてです。
まさか、メナドでマンタに会うとは!!!!
しかも3000本以上今までダイビングして、あんなに近くでマンタを見たのも初めてです。
最近透明度があまり良くなく、プランクトンがとっても豊富だからそれでかな???
残念ながらカメラを持って入らなかったので写真はありません。
海はつながっているんですねぇ~
この日の水温28度 透明度15m・・・・
2004年3月3日 メナド現地レポート
こんにちは~。今日はおひなさまの日ですねぇ~
でも東京はみぞれが降ってる・・・と聞きました。寒そうですねぇ~ ブルブル・・・
メナドは「えっ~ 雨期、もぉ~終わったの????」っていうぐらい毎日晴れ・・・・
昼間外出すると熱くて汗がじとーーっとにじんできます。
もう、雨の心配もなさそうなので、タンココの森に行って来ました。
いろいろな動物達がいて、その動物達が安全に生活出来るように国立公園に指定されています。その中でも私が見たかったのは、「タルシウス」といって世界で一番小さなお猿さん!!!
ここスラウェシにしかいないと言われているタルシウスは大人でも15cm程しかなく、その半分はしめてるんじゃないかぐらいの大きなお目目とそして体よりも長ーーーいしっぽを持っているとってもキュートなモンキーです。ちなみに赤ちゃんは小指の先ぐらいしかなく、ママタルシウスがカンガルーのようにポケットに入れて面倒を見るそうです。夜行性動物なので、夕方タンココの森に着くようにメナドを出発しました。
4時すぎタンココの森に到着。
虫がいっぱいいるというので靴下を履いて虫除けをいっぱい塗って準備完了・・・。入り口でレンジャーを連れて森へと突入しました。途中レンジャーは「タルシウスが近で見れるように・・・」とタルシウスがエサとしている虫を数匹捕まえてペットボトルへ入れていました。
レンジャーの後を歩いて20分ほどすると大きな木の前でレンジャーは止まりました。「この木の上で6匹のタルシウスが寝ている」というので、じーっとタルシウスが出てくるのを待ちます。
レンジャーがさっき捕まえた虫の羽を「飛べないように・・・」ととって木の上に置きます。
すると1匹木の上から降りて来ました。こっちの様子を伺いながらその虫をちらちら大きな目で見ています。
夜行性なのでライトを照らすと周りが見えなくなり動けなくなるので、レンジャーはタルシウスをライトで照らしました。
その間に私はデジカメでバシ、バシ・・・ フラッシュがタルシウスに向けて光ります。
「ごめんなさ~い」と思いながら何枚もシャッターを押してしまいました。
タルシウスを待っている間、いろいろな鳥、動物の鳴き声が聞こえて来ました。
その中で私が感動したのはきつつきの音。
「トントントントントン・・・・」。絵本の中でしか知らないきつつきの音を生で聞いた時はちょっとうれしかったです。
3月3日
タラサダイブセンター
勝見 恵理