トゥバタハリーフダイブクルーズ タルーシー号・航海日誌 鍵井靖章4月29日~5月8日2005年
2005年5月8日(日)
4月29日成田空港の第1ターミナルに16時40分に集合。さすがにゴールデ
ンウィークに初日だけあって、空港内は混み合っている。成田発19:
10の便だが、通常の2時間前よりも早いチェックインが必要。今回の
飛行機はノースウェスト航空。預け荷物の重量が20キロまでとなかな
か厳しい。チェックインの際に、スーツケースから荷物を取り出す人を
多く見かけた。私のカメラ器材など、やはり重量オーバーとなり、1キ
ロにつき約2千円の超過料金を支払った。機内に乗り込み、そのまま、
一路マニラへ。約4時間のフライト。最近多くエアラインで見られる席
前の個人のモニターはなし。前方の大きなスクリーンで2ヶ国語放送の
映画を楽しむ。機内はもちろん、空席もないほど混み合っている。入国
審査。多少時間がかかったものの、すんなりと終わり、両替に向かう。
GWをフィリピンで楽しむ日本人がたくさんいて、多少時間がかかるこ
ともあるが、たくさんの日本人がいるので、少し安心感を覚える。その
後、マニラのホテルに大型バスで直行。到着したのが深夜12時。その
まま、就寝。空港~ホテルの移動は、スムーズ。ホテルも部屋も綺麗で
ぐっすり休む。
4月30日
朝6時からホテルのレストランで朝食。その後、また大型バスで国内
線の空港に向かう。移動時間は短い。その後チェックインなどを済ませ
、予定時刻の飛行機に乗り込む。一路、プエルトプリンセサへ。約50
分のフライト。食事はでないで、スナックなど入ったパッケージとジュ
ース。到着後、現地のスタッフに迎えられ、荷物をピックアップして、
空港内をでる。空港の外では、それぞれのクルーズ船の名前を書いた紙
を持ったスタッフが待っているので、そこでそれぞれのクルーズ船に別
れて集合。その後、タルーシー号の今回の参加者は近くのタイレストラ
ンへ。そこで、焼肉や鍋料理、ヌードル、カレーなどを楽しむ。食事の
後、ボート説明を受け、乗船と言いたいところだが、今回タルーシー号
は設備のトラブルが発生し、乗船が少し遅れるとのこと。食事のあと、
地元で一番大きなショッピングモールに向かい、少しショッピングタイ
ム。3時まで約1時間程。みんなは思いの外、楽しんだようで、地元の
安い(怪しい)お酒などを手に持って車に戻ってくる。その後、船へ。
それぞれのキャビンに荷物を分け、ダイビングのスタンバイをする。港
に本船のタルーシ号は停泊させたまま、大型のスピードボートでチェッ
クダイブに向かう。時間は4時過ぎ。ポイントはHonda Bay(
ホンダベイ)のJakana(ジャンカナ)。水深約10から12mの
海底を潮の流れの乗ってダイビング。透明度はそれほど良くなく、見れ
る生物もハゼ、ウミウシやリーフフィッシュ。それほど、スペシャルな
生物はいない。チェックダイブでウエイトなど様子を見る。船に戻って
きたのは約6時。それぞれみんなシャワーを浴び、ビールタイム。出航
の予定が少し遅れたことで、特別ディナーだったのかカニやセミエビ、
エビなどシーフード&ワインなど豪勢。確かにスケジュールはズレてい
るものの、このような心遣いは嬉しい。今回のタルーシー号は10日間
の日程ということもあり、ゲストも少し余裕がある。フィリピンだし、
旅は何があるのか、わからないと、今回はゲストは旅慣れているようで
、このようなハプニングにもへっちゃら。逞しい。今晩は港に停泊する
ため、デイナーの後、女性陣が中心となって、5名がマッサージ師を船
に呼んでいる。値段は1時間で500ペソ=約1000円。
5月1日
朝、ゆっくりの起床。本来ならば、ツゥバタハリーフに移動する予定
が、まだ本島近くのダイビングポイントで潜る。船に積んであるジェネ
レーターやコンプレッサーの様子をみるため。1日遅れるが、万全の状
態でツゥバタリーフに向かう。
朝食後、1本目に潜ったポイントはTurtle Bay(タートルベ
イ)のZigzag Point(ジグザグポイント)。ルイとジョン
のガイド2名でグループをふたつに分ける。水深10~15mの棚から
水深40mまで落ち込んでいるポイント。エントリー直後、なだらかな
傾斜の砂地でアカエイの仲間を発見。その後、潮の流れに身を任せ、水
深約20mのドロップオフを進んでいく。イソバナなんどの腔腸類が豊
富で、コガネスズメダイやスミレナガハナダイなどの小さくてかわいい
お魚が目立つ。また、ウミウシなども見つかる。透明度は20m程。水
深を下げると水温が少し下がり、肌寒い。水深を少し深くとったのでダ
イブタイムは安全停止を含めた45分。大物はいないが、カラフルでぼ
くは好きなポイント。本船に戻る。カメラ器材など本船の水槽にクルー
が運んでくれるので大変楽。
ランチはチキンのカレーとポークのカレー、ライス、グリーンサラダ、
ポテト。フルーツはザップルと言う南国の果物。切り立てでフレッシュ
。今まで食べたザップルの中で一番美味しかった。午後のダイビングま
でみんな休憩。お休みモード。ダイビングして食べる。クルーズの生活
が始まった感じ。
2本目のダイビングは1本目のポイントに隣接するZigzag Po
int2(ジグザグポイント2)。地形は1本目と同じでなだらかなド
ロップオフで、壁沿いに潮に乗ってダイビングしていく。エントリーし
て直ぐに、カイメンを食べているパンダウミウシを発見。13cm大で
かわいい。その後、水深約20mを行くと、スミレナガハナダイ、アオ
マスク、クダゴンベ(←ぼくは見てない)などの生物を発見。なかなか
アイドル種が揃っている。ただ、平均水深が少し深くなるで、ここでも
約40分のダイビング。ゲストによっては、これくらいがちょうどいい
との声も。3本目のポイントへの移動中。イルカの群れと少し一緒にラ
ンデブーを楽しむ。クルーズならではの嬉しいハプニング。おやつは、
バナナのデザート。少し疲れた体にスィートはとても嬉しい。3本目の
ポイントはLight House(ライトハウス)水深約8mの海底
をリーフエッジまで進んで行った。ウミウシがたくさん見つかり、マク
ロの生物が面白い。美しいテーブルサンゴの群れるスズメダイの幼魚も
かわいい。本船に戻ってきたのは約6時。みんなで順々にシャワーを浴
び、ディナータイムを待つ。明日はツゥバタハリーフでのダイビングだ
。
5月2日
一晩かけて、トゥバタリーフへ。モーニングコールは朝の6時30分
前。前方にはいつくかのクルーズ船が見える。到着したのはNorth
トゥバタハ。ポイントの名前はMalayan Wreak(マライセ
ン レック)。トップリーフの水深5mに沈船があり、その周囲のドロ
ップオフのリーフで潜る。エントリーしたのは7時くらい。ダイビング
用のボートに乗り込むと、ガイドのピーターは「早く、早く、と急かす
。」他のボートがくる前に潜るのが良いのだと!んー確かにそんな感じ
がする。エントリーすると、まだ薄暗い海のボサボサと生えるヤギやソ
フトコーラルなどの腔腸類。まだ手付かずの海。見られた魚はバラクー
ダの群れ、ギンガメアジの群れ、ムレハタダテの群れ、イソマグロ、ロ
ウニンアジ、ナムリブカの群れなど。そしてイトマキエイなどなど。し
かし、どれも少し距離があり、うまく撮影できず。潮の流れもあるとこ
ろもあり、ネムリブカは近づけたが、んー僕の実力不足?・・・でも、
生物が豊富でポテンシャルの高い海であることは確認した。
ダイビングを終え、休憩していると、イルカの群れ。ピーターの判断で
、スピードボートでスノーケリングにトライ。何度も近くで入水するが
、見られたのは唯一、最初にジャンプインしたときに下に群れたハシナ
ガイルカ。イルカの声は海の中に響いているのに、姿は見えず。ぼくは
撮影しなくてはいけない立場だから、少し残念だが、みんなは、その声
だけでも癒されると思う。
2本目にダイビングはWall Street(ウォールポイント)潮
に乗りながらドロップオフ沿いをダイビング。ブリーフィングによれば
、途中にスロープ状の地形になるとあったが、そのようなところは見つ
からず。一番多く見られたのはカンムリブダイ。交尾のシーズンなのか
絡みながら泳ぐ小さな集団と何度もすれ違う。壁沿いは、ここもやはり
ソフトコーラルが美しく、何パターンか撮影する。後半にタイマイ(カ
メ)が出現。個体は小さいが前に回りこんでも目の前まで来てくれるの
で、うまく撮影できた。カメを追っかけて撮影している姿を一緒に潜っ
ているみんなに見られ、ボートの上で、「カメラマンは、あんな風に撮
るんだ~」と茶々と入れられる…(笑)。
最期にリーフの上に美しいサンゴを見て、エキジット。ランチを食べ、
移動。天気も良く、良い感じ。
3本目はMalayan Weak(マラヤン レック)の再度挑戦。
狙いはバラクーダの群れ。エントリーしてギンガメアジの群れを発見。
そこにイトヒキアジの成魚が二匹通り過ぎる。美しい魚。ギンガメアジ
は近づいていっても逃げていくばかり。みんなで距離を縮めながら追い
詰め、勢い良く目の前と通り過ぎていく。バラクーダの群れは見当たら
ず、残念。最後はトップリーフの上でフィッシュウォッチング。ブルー
スポットスティングレイやマーブルレイ、ツユベラの幼魚、アカハチハ
ゼなどをゆっくり観察。潮の流れが少なく、1本目にエントリーした時
よりも、勢いがなかったが、大きなナポレオンやネムリブカなどは良く
見かけた。
デザートはハンドメイドのバナナケーキ。美味しい。
4本目のダイビングはTerrace(テラス)。ドロップオフの壁沿
いにいくつかのオーバーハングがあり、その中で生物を楽しみながら進
んでいく。見られた生物はネムリブカ、ブルースポットスティングレイ
、マダラエイなど。夕方近くのダイビングで水中はやや暗く、エキジッ
ト寸前では浅瀬の棚でシマハギが婚姻色になり、放精放卵を繰り返して
いた。水面に顔を上げると、オレンジ色の夕焼けがみんなの顔を照らし
た。
ディナー前にアボガドを器にしたシュリンプカクテルが用意されていた
。でもアボガドがまだ青く食べることが出来なかった。残念。ナイトダ
イビングが9時から予定されているが、エントリーする人はいなさそう
。もうすっかりシャーワーを浴びたみんながダイニングに集まる。船が
揺れて、船酔いしている人も、酔い止めの薬は船にもあるが、持参した
ほうがよさそうだ。
ディナーのメニューはチキン、魚料理、サラダ、ポテト、ごはん。
5月3日
早朝5時半~6時の間に起床。6時過ぎにブリーフィングを終え、朝
早い海にエントリー。まだ太陽の光は十分ではないのに透明度が良いせ
いか、優しいブルーが広がっている。心地良い1本目。ポイントは北ト
ゥバタハリーフの最北端。最近見つけたポイントで名前はWashin
g Machine(ウォシング マシン)。意味は洗濯機。どのよう
なポイントになるかと思ったが、潮が流れていなく、静かな早朝ダイブ
。エントリーの後、水深を下げると、いくつかのオーバーハングがあり
、短い黄色と白色のソフトコーラルが群れている。他のポイントにはな
い少し違った景観。その後、ハナムロの群れを追うカスミアジ、ロウニ
ンアジの編隊を目撃。リーフの上にはフレンドリーなタイマイ。リーフ
トップには豊かに広がるサンゴ礁。静かな1日の始まりだった。朝食は
卵料理と真っ赤なソーセージとごはんとパン。
2本目のポイントはShark Airport(シャークエアポート
)。1本目のポイントに隣接するポイントで、ドロップオフのポイント
。マダラトビエイを深場で見た後、浅瀬のサンゴ礁へ。とても美しいサ
ンゴ礁が広がる。サンゴ礁の種類も多く。そのフォーメイションは見て
いて飽きない。白い砂地がサンゴの間に広がり、癒しの空間を作ってい
る。ランチはフライドチキンとサラダとマッシュポテトとライス、そし
て巨大ソーセージ。これが見た目と違い胡椒味で美味い。デザートはサ
ワーサップとパパイヤ。サワーサップはみんなに大好評。食事の後、昼
寝をしていると行き成り雷の音が、部屋に戻り、少し眠る。ドアをノッ
クする音で飛び起きる。ゲストのみんなは、もうブリーフィングを終え
船の上。急いでボートに乗る。ポイントはBird Island(バ
ード アイランド)ドロップオフはともかく、トップリーフのサンゴ礁
がとても美しい。サージのせいで、砂が少し舞い、また太陽も出ていな
いので、水中は少しぼんやりとしているが、サンゴの美しさは、これま
で私がダイビングした中でもベスト3に入る美しさ。次第に波が高くな
り、キャプテンの支持で移動。北ツゥバタハのリーフの南で波のプロテ
クトエリアの向かう。途中、水面にジンベイザメの影を見つけるも、す
ぐに消える。でも近くにいることは確認。
4本目のダイビングはWall Street Extention(
ウォール ストリート エクステンション)エントリーすると思いの外
、流れていたのビックリ。ハナムロの仲間が壁沿いに流れいくのを楽し
みながら、トップリーフに上がり、マクロウォッチング。今回も4本目
のダイビングは夕方近くになり、最後はマクロの生物を楽しむ。夕食は
魚とジャガイモ、お肉料理、サラダなどなど。
5月4日
なぜか朝遅いスタート。といっても7時。今日の朝、早く南ツゥバタ
ハリーフに到着し、(45分間の移動)ダイビング、ダイビング。1本
目のポイントはBlack Rock(ブラックロック)。何か大物が
出てこないかと、期待してジャンプイン。ウメイロモドキの群れ。クダ
ゴンベ、イソマグロ、ロウニンアジ、カスミアジ、ネムリブカ、ナポレ
オン、ノコギリダイなどなど。外洋を意識しているが…・。昨日の夜、
キャプテンと話をする。去年は大物が結構当たったそうだが、今年は、
例えばジンベイザメに関しては、タルーシー号は今期、8トリップして
いるが、遭遇したのは2回、前回と前々回のクルーズ。前回が満月で潮
の流れもあった。そんなことが関係しているのだろうか?朝食はピラフ
、焼きナス、ソーセージ、焼きバナナ、マンゴ。
2本目のポイントもBlack Rock(ブラックロック)。潮流れ
に乗ってダイビングをする。太陽が上がり、水中景観も美しい。ムレハ
タタテダイの群れがイソバナのポリプを食べるために集まっている。こ
のポイントもやはり、カラフルで腔腸類が豊か。期待した大物は出ず、
ノーマルなダイビング。ランチは美味しいラザニア、サラダ、フライド
チキン&スイカ。
3本目のダイビングは南下して、Ko-ok Point(ケイオーオ
ーケイ ポイント)。ここは良いポイントとブリーフィングを聞いてエ
ントリー。潮の流れがあり、ムレハタタテダイの群れを眺めながら、進
んでいく。イレズミフエダイの小さな群れがリーフの上を泳いでいる。
なぜかガイドが浅瀬で小物を見ている。外洋に向かうと、ギンガメアジ
の小さな群れを発見。一緒に外洋に向かっていた大久保さんがタンクバ
ンガーをガンガン鳴らす。「そんなに勢い良く鳴らすことないですよ」
、とサインを送る。もう一度外洋に目をやると、ロウニンアジを連れた
ジンベイザメが潮の流れに乗って進んでいた。「そういうことだったん
だ~」と後悔し、すぐにジンベイザメを追い掛けた。併泳しながら、い
くつかのカットを撮影。もうこれで終わりかもしれないと、結構撮影し
た。その後、もう消えるかなと思ったジンベイザメがターンして戻って
きた。みんなの前に向かっていく。「ホッと一安心」。みんなをかすめ
て、また泳ぎ去る。もうさすがに終わりかな、と思っていると、また戻
ってきた。結局、約40分。ダイビングが終了する60分過ぎまで、ジ
ンベイザメは私達の間を泳ぎ続けてくれた。
その後、ボートに戻り、美味しいデザートを食べながら、イルカウォッ
チング。「もうダイビングを止めて、ビールを飲みたい!」との声も。
4本目は少し移動して、T-Wreak(ティレック)。ジンベイザメ
と同じポイントにエントリーする選択もあったが、ダイブタイムの67
分までジンベイザメとランデブーを行い、もうみんなはジンベイザメは
十分みたいだったので、ポイント変更。ドップオフ沿いに潜行。ロウニ
ンアジやカスミアジ、もう何度も書いた生物のラインナップは変わらず
。ガイドはえらく深く潜っているが、僕たちは浅瀬をながす。夕日前に
エキジット。本船に戻り、サンセットを楽しんで、島田さんが持ち込ん
でいたワインでみんなで乾杯。そして、ポーク、お魚料理、サラダ、サ
ワーサップなどの夕食を平らげ、春ちゃんが持ってきていた芋焼酎も美
味しく頂く。関さんと平田さんが撮影したジンベイザメをみながら、楽
しかった1日が終わった。
5月5日
少し遅い起床。そして1本のポイントは大物狙いでDelsan W
reak(デルサンレック)。なんと水深50mまでのケーブまで行く
という…。狙いはマンタ、ハンマーヘッド、ネタリザメなど。水深を下
げて行くが、潮の流れがないせいか、何も見れず。その代り、棚の上か
ら、これでもか~というくらいのギンガメアジの大集団が滝のように落
ちてきたそれは、約10秒は続いた大きな群れ。
その後に浅瀬で別のギンガメアジの群れ。ぼくはその壁の中で撮影をす
ることができた。でもこのギンガメアジもそれほど、落ち着きのあるも
のではなく、少しずつ私達から遠ざかっていく。その後、トップリーフ
に上がり、カメやロウニンアジ、バラクーダなどを楽しむ。深場では、
残念ながらスペシャルな出会いはなかったが、ギンガメアジの大きな群
れに出会えた。素晴らしいダイビングだった。 朝食はガーリックご飯
、エビ入り卵焼き、ハム、パン、などなど。
少し時間を空けて、2本目。ポイントはSouth Islet(サウス
アイスレット)少し移動したポイントでドロップオフのポイント。深場
のポイントはとにかく腔腸類が美しい。あまり深場でのダイビングを好
まない僕が思わず、深度を下げたポイント。グループの移動が早いので
それほど、じっくりは撮影できなかったが、どこを見てもボサボサ生え
るウチワ、ヤギ、ソフトコーラルでフィルムが何本あっても足りなさそ
う。その後、浅瀬にあがり、カメなどを見て、進む。トップリーフには
、短い枝サンゴが一面に広がり、みんなは、これが世界遺産か~と関心
していた。ランチはエビ入りパエリア、サラダ、ミートスパゲッティ、
パン、スイカ。
3本目はBlack (Twin) Rock
4本目はBlack Rock
サンゴ礁の美しいポイントでパステルラスやアレンズラスなどマクロの
あまりお見かけしない生物なども見つけるようになる。移動時間にイル
カも出る。夕食はレンジャーステーションでBBQをやる予定が、急な
雨・・・・残念。
5月6日
早朝6時にベルの音で起床すると、「イルカがいている」とボートに
乗ってイルカとスノーケルを試みる。見られたの一瞬だが、バンドゥイ
ルカの姿ははっきりと捉えた。
その後、1本目のダイビング。ポイントはMalayan Wreak
(マラヤン レック)。みんなバラクーダを見たくてエントリー。幸運
な出会いがあった。ダイビングの中盤。バンドウイルカが沖に現れた。
みんなで見ることができた。みんなジンベイザメのイメージがあったの
で、何度もまた帰ってきてくれると待っていたが、戻ってきてくれたの
は一度だけ。それでも水中でイルカに会えた幸せをみんなで共有する。
その後、ギンガメアジの群れを見る。残念ながらお目当てのバラクーダ
の壁は出現せず。朝食はご飯、ツナ、チキン、目玉焼き、フルーツなど
。ジンベイザメやイルカの出現の後、ボートの上はやはり賑やかだ。
2本目の最終ダイブはJessie Beazley reef(ジェ
シー ビーズリー リーフ)での1ダイブ。透明度は抜群で50m程?
今回一番良い視界。青い海に漂い気持ちの良いダイビング。浅瀬のサン
ゴ礁が美しく、納得のいくポイント。アケボノハゼなども少し深い深度
?25mで見つけた。のんびりとしたラストダイブ。最後は青いブルー
ウォーターでみんなで記念撮影。
本船に戻り、器材はスタッフが洗ってくれる。シャワーを浴びたみんな
はランチに合わせてビールを飲み始めている。ランチはお魚、イカ料理
。サラダ、ご飯、ジャガイモ。
船は港に向けて進んでいる。みんは昼寝をしたり、ログ付けをしたり、
それぞれの時間を楽しんでいる。夕食前のおやつは揚げたピーナッツ。
これでみんなビールを飲み始める。時間差でみんなはシャワーを浴び、
夕食。メニューはスモークビーフ、ハンバーガー、巨大ソーセージ、サ
ラダ、ポテト、ご飯、パイナップル。
移動時間は約12時間。深夜12時頃に港に着く予定。のんびりと最後
の夜の航海を楽しむ.空にはたくさんの星が見える。クルーズの終わり夜
としては最高の夜だった。(終)