2007年7月22日~27日
2007年7月21日(土)
7/22/07お客さんも入れ替わり新たに旅が始まる。でも、昨夜の飛行機は遅れに遅れて皆さんが船に到着したのは午前0:30。今日はスケジュールを1時間遅らせてスタート。
しっかり晴れて一安心。1本目では10匹以上のモブラの群れが通り過ぎ、その後も2匹くらいづつ行ったり来たり。岩場で見つけたcheeked Pipefishは拡大してみるときれいな柄が入ってる。
2本目では沈船でカエルアンコウ探しが空振りに終わり、根に帰ろうと思ったら紫のバブルコーラルシュリンプ発見。根に帰ればイソマグロ、カスミアジ、ロウニンアジがうろうろしてる。ハンティングに期待してしばらく眺めていたけど、何もなさそうだから船に戻ろうとターンして泳いでいると。ブンって音と振動。小魚がいっせいに逃げる音、振り向き、見回し発見。一気に根に向かって突っ込んで来たのは巨大なイソマグロ。人よりでかい。太さも迫力満点。僕とお客さんとの間に入って来てお客さんをグルッと一回り。
3本目でもカスミやロウニンの群れに遭遇。濁っていた水もアウトサイドに出るとすっと視界が開け、気持ちいい。水温も1度だけ下がった。27度。大きなスティングレイが海底で昼寝。近寄ってもびくともしない。
夕方には一時信じられない程、天気が急変して豪雨、強風。ほんの20分程で回復、ほっ。
7/23/07
天気上々。朝1本目はチャンネルを流れに乗って環礁外側に流す。期待していたサメたちはまだ寝ているのか、ホワイトチップのみ。でも、タテジマキンチャクダイの幼魚発見!青と白のきれいな渦巻き模様。キャンディみたい。
次は環礁渡り。アリ環礁へ向かいます。波も天気も穏やかで昨日の寝不足を取り戻すべくみんな昼寝。お昼を食べたらジンベイ探し。見つからなくて1本潜って又探す。
なかなか出なかったけど1匹発見。みんなダッシュで泳いで全員が目撃者。間違いなくジンベイ。でも濁りがきついし今日のジンベイはやや深めを泳いでて、見るのも撮るのもちょいきついかな。しかも愛想無しなジンベイで、すーーっと、泳いで行ってしまった。いなくなったとみんな船に戻って来たら又クルーが発見。もう1回レッツゴー。今度はみんなが入る前にいなくなっちゃった。しばらくしたらまた発見。疲れて休む人続出。4人だけでゴー。
またも、遭遇ジンベイさん。でもやっぱり愛想無し。すーっとやや深めを泳いで行く。ほとんどヒレ振ってないのにやっぱり早いね。みんなついてくのがやっと。6mほど潜らなければ顔は撮れなかった。
7/24/07
くもり。空じゅう雲。根の流れの上手で回遊魚待ち。カスミアジ、イソマグロどちらも小振りなサイズ、のんびり泳いでる。狩りは始まりそうもない。ヨスジの大群が根の下に。根の上でさらに待ちながらクダゴンベ、ハナダイギンポ観察。ギンポの顔は見飽きない。
次はハゼを探してみよう。ロックのウォールの間の砂の斜面を下る。おっと、いきなりドラキュラシュリンプゴビー。いきなり過ぎてお客さん止まらない。
上空通過でドラキュラさよなら。その後も何匹もドラキュラシュとオーロラは見つかるもののトールフィンがいない。いたかと思うとBlack Shrimp-goby。探してるうちに横を大きなまだらエイ通過、モブラが上空通過、とここで時間切れ。
空全部雨雲。雨ザーザー。風バタバタ。波ジャパジャパ。ついに来たか。朝からよく持った方だよね。でも、潜ってみると透明度もいい。雨風で冷やされた体には水はあったかい。ただし流れ強い。エントリー後すぐ潜行で根に取り付いてって、すぐには無理だね。根に取り付いてからも流れの向きはめまぐるしく変わる。クマザサハナムロの大群が流れに逆らってぐんぐん通り過ぎて行く。
魚は強いな。
7/25/02
少し雲が出てるけど晴れ。海も薙いでるし。回遊系のハンティングで入ったら、イソマグロもカスミアジも満腹なのかウロウロ泳ぎ回るだけ。待ち疲れ泳ぎ回るとホワイトチップとすれ違う。でも、どこ行っても見られるから、、、、。クダゴンベ見
つけてついでに穴の中でMaldives Triple-fin見つけてアップ。
2本目になっても腫れている。天気は好調。降りてすぐ大きなナポレオンがお出迎え。超接近、アップで一枚。お疲れの様子のゲストとのんびり流れを避けながら泳いでるとクダゴンベ発見。近くの穴でRed Pygmy Goby見つけたけど小さ過ぎ。今回は小さいものは人気無し。安全停止までコバンザメがついて来てた。
今日は3本目まで雨無し。晴れ。この旅ではついに登場グレイリーフシャーク、根に乗ってジッとして行ったり来たりのサメを観察。浮上途中で大きなバラクーダがお見送り
7/26/02
今日も天気。雨雲は見えない。メジロザメ狙いでちょっと深めの根にドボン。
流れもそこそこ、透明度も結構よい。根沿いに流し始めて結構すぐにアケボノハゼ発見。ウォーと興奮気味にみんな呼ぶけど、いまいちの反応。みんなハゼ好きじゃなかったのね。さらに流して行くとカメ、ホワイトチップとすれ違い先にどこかのダイバーたちが見えて来た。なんかカンカン鳴らしてる。メジロザメがウロウロしてるのが見えて来た。浮上開始ぐらいにメジロがクリーニングしてもらうのに大口あけてじっとするのが見える。
これで、アリ環礁とはさよなら。北マーレを目指します。
3時間程移動して北マーレ到着。こっちも天気は好調。次の狙いはマンタ。
流れが弱くて濁ってる。水温はどこ行っても28℃。ちょっとうねりもきつい。クリーニングステーションに向かいます。とキャーといいながら慌ててじたばた泳ぐ人が、、、コバンザメに追いかけられている。すり寄られるのが気持ち悪かったらし。根待ちするけどなかなか出ない。もうあきらめようかと思い始めたら出た。デカイの1枚。口とエラをがばっと開けてクリーナーラスに掃除してもらってるのがよく見える。
次で半数以上のお客さんが最後のダイブ。ポイントを変えるか、再度マンタにチャレンジか多数決。結果はもう一度チャレンジ。これが良かった。初め3~4匹のマンタが、それでも戻ってよかったと思ってたら、どんどん増える。最後は10匹の大きなマンタが狭いクリーニングステーションを乱舞。壮観圧巻。
7/27/02
今日も天気は上々。でも、これだけ晴れると暑いと愚痴りたくなる。しかも今日は大半のお客さんが帰国するので僕は3本目だけ潜る事に。潜ってないとなおさら暑い。
しかも1本目では何でか、そんなところで、北マーレで、ジンベイが出たそうです。
僕が潜った時は、大きなイソマグロ。後はハナダイギンポ見つけたり、バブルコ-ラルシュリンプ、MaldivesTriplefin、イヤースポットブレニーとミニミニ攻撃。濁ってたし。でも、外耳炎で耳が変だからかなとも思ったけど潜ってる間中イルカの声がしてて、見えないとは思いつつも水面を見上げたりして潜りました。上がって帰り道、たくさんのイルカたちのお見送り。空耳じゃなかった。
石渡 隆之
Island Safari1