トゥバタハリーフ ダイブサファリツアーレポート

2008年5月6日(火)

昨年に引き続きWEBマガジン「WEB-LUE」の取材でトゥバタハリーフを訪れることになった。今年は昨年とは少し違った視点でもトゥバタハリーフを見てみたいと考えていた。成田からマニラへ飛び、一泊した翌朝クルーズの拠点となるパラワン島のプエルトプリンセサへ向かった。

今回乗船するのはボルネオエクスプローラー。一目見ただけで気さくでスタッフが空港まで出迎えてくれた。主に生活することになる船内のリビングスペースは窓も大きく明るい雰囲気。各船室も充分に広く清潔で居心地は申し分なし。

船内での生活のオリエンテーションを受け、初日は穏やかなホンダ湾でチェックダイブを一本行い夜、ボルネオエクスプロラーはトゥバタハリーフを目指した。


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早朝船はトゥバタハリーフへ到着した。基本的なダイビングスタイルとしては全てドリフトダイブ。早朝の一本目からナイトダイブまでの一日5本のダイビングとなる。ボルネオエクスプローラーはまずサウスアトール周辺のポイントから潜ることになった。

去年同様トゥバタハリーフの海に飛び込むと極上のブルーが出迎えてくれた。しかし今シーズンは雨が降り続けることが多かったらしく、潮があまり流れないポイントでは多少の濁りが見られた。ただその濁りもあってか魚達は非常に活性が高く、ここが豊かな海であることを証明してくれた。相変わらずサンゴの群生の密度は素晴らしく、どこを切取っても絵になる海だ。また渦を巻くギンガメアジや巨大なイソマグロなどがフュージュラーを追い回す迫力のシーンも見ることが出来た。そして今年はマクロ生物も積極的に撮影していく。

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サウスアトールの人気ポイントブラックロックなどを中心に潜り込む。

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船は北上しノースアトールへ到着した。ここで強烈なカレントが入り大物との遭遇率が高いとされるその名もWASHING MACHINEへ向かう。がしかし、幸か不幸か僕らがエントリーしたら流れが弱まってしまい無念の結果に。まぁ自然のことなので仕方が無い。仕切りな直して人気ポイントマラヤンレックへ。この沈船は様々な魚達の住処になっていてここだけで充分遊べる程なのだが、マラヤンレックの魅力はこれだけではない。翌日の早朝はマラヤンレックのドロップオフを沖に出て二手に分かれてハンマーヘッドを探しに行った。僕らのグループは生憎不発だったものの、もう一方のチームは複数のハンマーと遭遇したらしい。ここでもトゥバタハリーフはポテンシャルの高さを発揮してくれた。その後のアモスロックでもマンタとの遭遇があったりと、何かとサプライズが多いダイビング最終日となった。

そして、トゥバタハでのハイライトはレンジャーステーションへの上陸。レンジャー達の生活空間を少し見学させてもらい、砂浜でスタッフと共に皆でゲームを楽しんだ。その後はサンドバンクに用意されたサンセットディナー。美しい夕陽を浴びながらの夕食とビールは最高に美味い。皆でトゥバタハ最後の夜を楽しんだ。 WEB-LUEの夏号で更に詳しく紹介します。


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