2008年10月~11月 

2008年11月22日(土)

2008年11月27日 午前 ランカン・ベル( Lankan Beru )    
天候:晴・曇・雨 気温:30度 水温:28度 透明度:30m 潮流:北→南 弱い

最近は季節の変わり目に突入したためかとても不安定なお天気です。 悪いとも・・・いいとも・・・何とも言えないんです。 青空がやっと広がり始めた!なんて喜んでいると空が急に暗くなり雨が降り始めてしまうのです。
でも南西の風がやたらと強いのが気になります。

さぁ~11月も終わりに近づき、マンタの季節も終わりに近づいてきました。
私にとっては今が最高のマンタの季節です。 そう、パラダイスアイランド周辺では1年の中でもこの時期だけ、青い海の中でマンタを見ることができるのです。



通常マンタ達は大好物のプランクトンを追って雨期のこの季節にパラダイス周辺にやって来るのですが、この時期はプランクトンが多くなるため栄養豊富な水中は透明度が悪くなる訳です。 もちろんマンタはいつ見ても優雅で素敵なのですが、青い海の中で優雅に舞う姿は格別なのです。 私たち自身も青い海の中にいるだけで気持ちよ~くなり、その目の前にマンタが現れたりすると吸い込まれんばかりです。

そして今日27日午前にランカン・ベルに行ってきました。
最近は午前も午後もくてポイント選びに困るほどに流れが強いのですが、ランカン・ベルは幸いな事に流れの陰に当たるので、のんびりとダイビングを楽しむことができるのです。

今回はモルディブ人スタッフ/ラシードからのコメントです。
流れはほ~んのちょっとだけ北から南に向かってかかっていたので、右側にリーフを見ながらの~んびり進んで行きます。朝は水中にまでも太陽が射し込んでいたので、青い海に浮遊する感覚だけでも最高です。
常連のタイマイやナポレオン・イソマグロ・クマザサハナムロの群れに迎えられ・・・もうすぐクリーニングステーションに到達です。 ふふふ・・・・透明度が良い海では遠くからでもマンタの姿が見えます見えます。 2匹のマンタがゆっくりとクリーニングステーションのホバーリングしています。

私たちダイバーはブロックに到達すると、サンゴの一部と化してじっとマンタを待ってみます。そう、時にマンタ達は私たちの頭の上20cm位のところまでも接近してきたりもします。そんな時には私たちの方が緊張してしまいます。でもその瞬間はほ~んとうに最高なんですよね。 ほ~っとため息が出るようなダイビングですよね~。 こ

れからの季節いつまでマンタに会えるかはわかりませんが、いつでもマンタとのダイビングは心に残ります。
特に青い海の中でのマンタは皆さんに是非とも感じていただきたいです。

津金でした


2008年11月20日 午前 H.P.リーフ( H.P.Reef )   
天候:晴・曇・雨 気温:30度 水温:28度 透明度:25m 潮流:東→西 普通

お久しぶりです! 2週間お休みをもらって日本に帰っていました。
ちょっと久しぶりのモルディブは沢山のトンボが飛び交い、季節の変わり目を感じさせられます。
実はモルディブは雨期から乾期・乾期から雨期への変わり目にトンボが沢山現れるのです。季節感が少ないモルディブでも唯一季節を感じる風物です。

お天気はいい感じのモルディブ日和が続いている・・・と思っていたら、木曜日夕方から雨がじとじと降り始めちゃいました。風が少ないので海のコンデションは良いのですが・・・やっぱり気分はちょっと・・・ガッカリです。

さて海の中は・・・そうです、透明度が徐々に良くなってきているみたいです。
少しづつ乾期に変わりつつあるのかもしれませんね。 20日の朝はそんな乾期を感じさせるダイビングができました。

今回はウェッセルからのコメントです。 結構流れは強そうですが、今回はグループを小さくまとめて Let’s Dive ! です。
潮に流されながらも、水底にそびえるHPリーフは青い海の中でとてもダイナミックです。 特に透明度が良いとダイナミックな地形が際立ち、ダイバーならではの浮遊感覚が最高です。 流れの上にあたるリーフでは、ギンガメアジの群れが流れの中でも悠々と泳ぎ回っています。 ダイバー達は流れに立ち向かい岩にしがみついていると言うのに・・・。 

今日はソフトコーラルのポリプが開いているので、赤や黄色のカラフルな色が一層目に鮮やかです。 ソフトコーラルの絨毯の上をキンギョハナダイたちが華やかに泳ぎまわり、その上をかすめるようにダイバーが流れに乗りながらドリフトしていきます。 マダラトビエイやウミガメには会えなかったけれど・・・流れが速くてちょっと短いダイビングだったけれど・・・“これがモルディブのダイビングの醍醐味”と言えそうな気持ちのよいダイビングだったみたいですよ。 ちらっと青空は覗いたりもしますが、じとじと雨は続いています。

もうすぐ新月になるので、もしかしたらお天気が良くなるかな~とちょっと期待したくなる今日この頃です。

津金でした


2008年11月12日 午前 ランカンベル   
天候:曇 気温:30度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東→西 弱い

今朝はランカンベル。マンタポイントです。そろそろランカンのマンタシーズンは終わりに近づいているのでマンタ率は下がってきています。一枚も見れないこともあります。
でもまだ何枚か見れることもあるのでもうしばらくランカンベルでのまんたを期待しています。
ということで今朝も行ってきました。

今朝は天気が悪くかなり波があるので水面は荒れています。水中は透明度はまだ悪く流れはほとんどありません。ゆっくりとリーフ沿いに移動して、15分後くらいにクリーニングステーションに到着しました。いました、いました。ちょっと小柄ですが4匹舞っています。クリーニングステーションの岩の脇にみんなへばりついてマンタウォッチング。他のダイビングスクールのボートはちょうど帰ったばかりなのでクリーニングステーションでのダイバーの数は少なめです。マンタもリラックスしてステーションの上を何度もぐるぐる舞っています。私たちはただ岩陰に隠れてマンタが頭上に来るのを待つのみ。
フォトダイバーも満足なポジションで撮影です。触れそうなくらい近寄ってくることもあります。大きく口を開けて泳いでいます。口の中までよく見えます。口の中に入れるんじゃないかと思いました。私にとっては久しぶりのマンタダイビング。悠々と旋回遊泳しているマンタにうっとりしてしまいました。 

まだしばらく見れるといいなー。

和子


2008年10月30日 午後  フラナ・ティラ( Furana Thila )   
天候:晴 気温:32度 水温:29度 透明度:20m 潮流:西→東 やや強い

28日からお天気がずんずん良くなり、今は暑すぎるほどに良いお天気です。

さて私は29日にパラダイスアイランドに戻ってきました。 1ヶ月ちょっと留守にしただけなのですが、パラダイスの何でもが新鮮に感じたりします。 時々リゾートを変わるのは気分が変わってとってもいいですよ。 でもよくよく考えれば・・・贅沢ですよね。 今回は6月からデルフィスで働き始めたマルコからのレポートをご紹介します。

このマルコ君、根っからのイタリア人で良くしゃべるし・・・感情をストレートに陽気に表現するし・・・そしてとっても優しいナイスガイなんです。 感情もストレートな割にはとっても繊細で、素敵なダイビングをした後などは「一緒に潜ってくれてありがとう!」なんて言ってハグして来たりするのです。 そんなマルコが今日30日の午後フラナ・ティラでダイビングをしました。

流れは結構強めのインゴーイングですが、ダイビングの前半はの~んびりダイビングから始まります。
潜り始めてすぐに大・中・小のナポレオンファミリーが現れ、大きな目玉をキョロキョロさせてダイバーのすぐ横を通り過ぎて行きます内緒ですがマルコは思わずお客さんの事も忘れてウットリしてしまっていたみたいですよ。

ティラに向かう水路に近くなると流れもだんだんと強くなりますが、それに比例して魚も多くなってきます。マダラトビエイ・イソマグロ・ホワイトチップリーフシャーク・ムレハタタテダイの群れ・・・今日の水中は本当に水族館です。 後半は流れに乗りながらティラを流され、気分はスーパーマンです。

目の前の大きなスクリーンの景色が次々と変わっていく・・・この感覚はドリフトダイビングならではですよね。
そして水面。 
フラナ・ティラのすぐ横にある通称ククル・アイランドの東側リーフで沢山のマンタ発見!!  もう~船の上のダイバー達は大大興奮です。 スノーケリングの用意をして全員エントリー! 

20匹ほどのマンタたちは捕食に夢中で、水面ではダイバーにも気にならないようです。 水中では流れの中で魚達の仲間入りをし、水面ではマンタと戯れる・・・何だかすごい贅沢です! 

その場にいなかった私は・・・ちょっと残念。 でも皆さんからのお話しを聞いているだけで、その時の興奮がぞくぞく伝わってきます。

津金でした


2008年10月20日 午前     ランカン・ベル( Lankan Beru )   
天候:曇 気温:30度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 弱い

10月中頃まではとても良いお天気が続いていたのですが、その後はいかにもモルディブらしい雨期が始まってしまいました。
モルディブにしてみれば恵みの雨ですから文句は言えませんね。

さて心配していたマンタたちは天候が崩れるとともに、パラダイスアイランドすぐ裏のランカン・ベルに帰ってきました!
最近はダイバーの皆さんのリクエストもあり、午前中10:30にもボートダイビングに出ています。この時間帯、マンタには都合が良いみたいです。
でもコンディションは毎日変化して行くので・・・絶対ではないですけれどネ。 マンタたちはいつものように13mのクリーニングステーションでその優雅な姿を見せてくれます。
私の好きなマンタ観賞ポジションは、まず18~20mの深度でマンタを見上げる位置で楽しみます。
時にはダイバーが吐き出す泡が好きなマンタはダイバーの真上にやって来てジャグジー気分(?)を楽しんでいるようです。

次のポジションはクリーニングステーションの大きなブロックをぐるっと回り、14mの浅瀬に位置するとマンタ達と同じ目線で楽しめるのです。特に口を大きくあけてプランクトンを捕食している時などは、思わす吸い込まれそうな感じです。 ちょっとポジションを変えだけでいろいろな角度でマンタを観察できるので、発見も大きかったりします。
写真を撮るダイバーたちにもお勧めです。

今日20日もクリーニングステーションで6匹のマンタ達が優雅に泳ぎ回りダイバーを楽しませてくれました。 マンタの季節はまだまだ続いていますよ~!

TOSHIKO



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