2009年1月 

2009年1月22日(木)

2009年1月31日 午後 天気:晴 ダイブサイト:ディグラ アーティス 
気温:29度 水温:28度 透明度:15m-20m 流れ:強
今日は、人気のあるポイント、アーチスに行ってきました。 このポイントは、スイムスルーのできるアーチ状の穴が数箇所あり、地形の面白いポイントです。

ここ最近、乾季のモルディブはよく流れると言いますが、かなり強い流れです。 すべてのダイビングがドリフトダイビングなので、流れていても、流れに身を任せて ダイビングするだけなので大丈夫です。反対にフィンキックしなくてもよいので楽ではあります。

その流れの中、エントリーし、はじめのアーチスを潜り抜けたところにこの辺りでは 珍しい巨大なバラクーダ。私と同じぐらいのサイズの1m50近くある丸々太ったバ ラクーダがじーっと動きもしないで中層を漂っていました。1年半ぶりぐらいにこん なに大きなバラクーダを見たのでかなり感動しました。



今日のダイビングは大物が出る出る、出る出る、透明度が15-20m、そして強い流れ だったため、ガイドしか見ていなかったものも多かったのですが、イーグルレイが3匹強い流れに 向かって泳いでたり、ホワイトチップシャークが水底をぐるぐる泳いでたり、ホークスビルタートル、 水底で昼寝しているマダラエイ数匹。

そして、一瞬周りが青くなったと思ったら、カスミアジが200-300匹ほど群をなして 一瞬通り過ぎるという光景をみました。
これだけ流れると、ティラダイブはちょっと難しいため、最近はリーフを流すドリフトダイビングが多いです。 しかし、チャネルの中のティラはよく流れますが、ビラメンドゥー近くのインサイドにあるティラはあまり流れ ないため、1時間かけて遠出してみなさんのレベルにあったポイントにそして、コンディションのいい場所 を選んでダイビングをしています。

ジンベイは最近お休み中のようです。残念なことに何度かジンベイサーチをしたので すが2週間近く遭遇していません。。。。うわさによるとアリアトールの北のほうで出ているそうです。

キノムラ リサ


2009年1月12日 午前 天気:曇 ダイブサイト:ミギリアウトサイド 
気温:29度 水温:28度 透明度:15m 流れ:弱い
昨日はジンベイサーチのトリップに行ってきました。 結果からお話しすると、ダイビング中は見れませんでしたが。。。4匹とスノーケリング! ポイントはマミギリ島からサンアイランドにかけてのアウトサイドリーフ。 1匹のジンベイとは、20分以上一緒に泳ぐことができました。

ここ最近またまたジンベイがよく出ています。なぜかと言うと、昨日が満月だったのです。 なぜ満月が関係するかというと、満月のときには珊瑚が産卵します。すると、透明度 が悪くはなるのですが、プランクトンが多く発生するためにそれを狙ってジンベイが 浅瀬に寄ってきて、捕食するジンベイに出会う確立が高くなります。 ただし、満月の時期はよく流れます。

この島に来て3年ほどたちますが、だんだんジンベイが出やすい時期が分かるように なってきました。このサウスアリアトールは年中通してジンベイが出やすいという シーズンのない唯一の場所なのですが、それでも、嵐があった次の日や、満月の後な ど、1年間のうちで比較的4,5月は確率が高いです。だけど、ジンベイは気まぐれ、 いっぱい出る時期もあれば、なかなかでない時期もあり、これは、ダイバーの運しだい。 今日14日のジンベイサーチの報告を他のインストラクターに聞いたら、午前中は合計 12匹!しかも、4匹がダイバーの周りを一緒になって泳ぐという貴重な体験をしたようです。 今回ボート上にいた12人のゲストみんな満足顔でした。

このダイビングサイト、ジンベイ狙いのポイントで、単調なリーフが続くだけのポイ ントなのですが、大物遭遇率はかなり高いです!ジンベイのほかにも、群で泳いでい すモービュラー(ヒメイトマキエイ)を見かけたりします。

去年に比べると、今年は本当によく出ています。日本では雨季が出やすいといわれて いますが、乾季の今の時期でもよく見ることができます。

キノムラ リサ


2009年1月5日 午前 天気:晴天 ダイブサイト:マンタポイント(マディバル) 
気温:30度 水温:29度 透明度:20m 流れ:弱い
今日は1年ぶりのマンタポイントに行ってきました。 DIVAアイランドからファイバーグラスボートで約1時間 コンラッドホテルの近くにあるマンタポイントです。

このポイント流れがアウトに流れるときにしかマンタがクリーニングに来ないので、 前日コンラッドのダイブセンターに流れの確認と、マンタがいるかどうかを確認して から出かけました。

そう、今回のマンタポイントは入った瞬間から、マンタ!マンタ!マンタ!3匹と遭遇。 クリーニングされているマンタではなく、フライイングマンタです。 エントリーの場所はオーバーハングが続いており、さらに泳いでいくと、ヨスジフエダイの群にぶつかります。 そして、もっと行くと、インディアンバナーフィッシュがいっぱい群れている場所が 一つ目のクリーニングステイション。 ここで、しばらくマンタを待っていると、10分後に1匹現れました。 しかし、このマンタ私たちの横を通過し、どこかに行ってしまい、 そして10分たってもなかなかマンタが現れないので、左肩にどんどん流して行きました。 そして、2つ目のクリーニングステーションにたどり着くと、マンタが1匹クリーニング中でした。 このマンタは長い間私たちの頭上をゆっくりとクリーニングされながら泳いでくれました。

ここのマンタポイントは10Mぐらいのところにクリーニングステーションがあるので、 1時間たっぷりとマンタと一緒に泳ぐことができます。 去年までは普通のドーニーでこのポイントに出かけていたので、1時間半以上の長旅でしたが、 今年からファイバーグラスボートを導入させたので、このポイントまで1時間ほどで行くことができます。 このポイント12月後半から3月後半までの期間限定のマンタポイントです。 ぜひぜひ日にちを合わせてお越しください。

キノムラ リサ



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