2009年7月26日~31日モルディブサファリ

2009年8月3日(月)

7/26/09 第1日目
位置北マーレ環礁 POINTMaagiri Rock 天候 水温29℃


空は晴れ、風は穏やか、海面はフラット。天候が安定して来た感じでノンビリと船出。
みんなの様子を見ながらゆっくりと降りて行く。いつもの岩場のクダゴンベ。今
週は小さい物にもみんな食いつきがいいみたいだ😃
ドラキュラシュリンプゴビーにもがっちり食いつくゲスト達。
後を大きなナポレオンが通っているのでベル鳴らして合図。ゴビーに集中したゲストはピクリとも動かない。
みんなでじっとスパゲッティーイールを見ていると後でカスミアジの群が登場。
いつものヨスジフエダイもゆっくり眺めてからメインロックの上の斜面へ移動。
ガレ場でマックコスカーズラスを探す。今日はあちらこちらで盛んにディスプレイを繰り返すマッコス。
もっと寄れるといいんだけどこっちから寄ると遠ざかる。じっと止まっているとちょっとは近づいてくれる時もあった。

位置北マーレ環礁 POINTLankan Reef 天候 水温30℃

 ここん所、調子の悪いマンタポイント😢透明度良くて青い水。
クリーニングロック周りで暫く待ってみたけどササムロの群がスーッと通り過ぎたり、
大きなアマクチビがノンビリ漂うばかり。待つのは止めて早々に斜面沿いを移動。
この後1枚マンタが通過したのを的場チームは見られたらしい。
リーフに沿ってドンドン進み大きなナポレオンに出会ったり、岩の隙間にオニダルマオコゼを発見したり。
棚上で大きく群れるコラーレバタフライは綺麗だった。
ちょっと足を伸ばしてモブラの群がちょっと前に出た辺りまで進んでみた。
1m越えの大きなロウニンアジが目の前までやって来てぎらり光りながら去って行く。

位置南マーレ環礁 POINTKuda Giri 天候 水温29℃
 
 切り立った壁沿いに降りつつ進んで行くと壁に頭を突っ込んだままもがくタイマイがいた。
タイマイの食事は何でこんなに不用心な恰好でコミカルなんだろう。首は穴の中、
体は外でユラユラ揺れる。穴の中のフルムーンゴビーは暗いしハナダイの邪魔が有って見せるのに一苦労。
なんとか1人だけ見た所で穴の更に奥に消えてしまった。
根沿いに獲物を探すイソマグロやカスミアジの群とすれ違いながら段々深度を上げて行くと
ハナダイ達がヒラヒラ舞う岩の張り出しにイヤースポットブレニーがコケをついばんでいる。

7/27/09 第2日目
位置南マーレ環礁 POINTGuraidhoo Corner 天候 水温29℃


 少し沖側にエントリーすると周り中朝日をキラキラ反射するクマザサハナムロに囲まれる。
ロウニンアジとイソマグロが不意に加速して群を切り裂く。
少し進むと大きなグレートバラクーダがアカモンガラの中でノンビリと漂っている。
グレーリフシャークとホワイトチップが深場のリーフ沿いを離れたり近づいたり。
最後に上から大きなマダラトビエイがノンビリ進んで来てすぐ真上を通過して行く。

  ジンベエサーチその1🍀

 昼食が終ればジンベエサーチが始まる。アリ環礁の外側をリーフに沿って船は更に南へ進む。
前方の2隻のボートに動き有り。3点着けて急行するボートの後部デッキで待つ。
すでに泳いでいるスノーケラー達の先頭目指して泳いで行くと、青い水の中、
浅瀬を進むジンベエザメが見えて来た。少し早いペースで南を目指して行くジンベエは
段々下へ降りて行くけど深場に姿を隠さずに進んで行く。見えているうちは諦めにくいもの。
長い休憩の後のハードな運動。ディンギーに拾ってもらってはジンベエの前で海に落ちる。
追いかける内に段々深みに消えて行く。

 そのまま最南端エリアに突入。また、前方にスノーケラーを入れているドーニを発見。
こっちが入る頃にはすでに深場に降りていてあっという間に見失う。
 ドーニの到着が遅れている。早く2本目入らないと3本目ができなくなる。
遠くに見えて来たドーニに向かってボートを反転させると浅い方に向かって行くシルエットを発見。
他に船は無し。3点着けて2階のブリッジ前から飛び込んでダッシュでジンベエを目指す。
なんとか追いついてみんなの到着をジンベエと並んで待つ。ずっと浅場をキープして泳ぐジンベエ。
みんなに囲まれても、他の船から更に人が来ても水面スレスレを泳ぎ回るジンベエザメ。
もうグチャグチャに人が入り乱れてフィンキックの泡にまみれて視界を塞がれたり、
泡の中から飛び出すフィンに蹴られたり。ジンベエが同じ所をグルグル回るから何度も
正面顔を見られた。普通は正面はジンベエに嫌がられるから回り込めないが向うから
向かって来られたら、避けようとしても向かって来られたら仕方ないよね💨



位置アリ環礁南部 POINTMaamigiri out 天候 水温29℃

 ドーニも着いたし早速ダイビングの準備。ドーニに乗り込むとトップリーフの奥の方で
ドーニからエントリーしている人々が見える。急いで準備して向かうとヤッパリジンベエがいる。
普通はダイバーが飛び込んで行くと逃げてしまうからみんな一斉に飛び込まないと。
急いで支度を終えて海面を見るとこっちに向かって来る大きな影が見える。
脅かさないように気持ちは静かにポチャンって入ったつもり。
さっきのスノーケリングたっぷり泳いでくれたジンベエが目の前にやって来る。
この異常に人懐っこいジンベエはどうもダイバーの吐く泡をエサと見間違えるらしくあっちの泡へ
こっちの泡へ行ったり来たり。はじめはジンベエを見失わないように泳いでいたけど
次第に泳ぐ必要も無い事が分かって来る。まるで水槽の中でジンベエと遊んでいるようなもんだ。
通りがかりのジンベエがもう1匹通過して行く。マーミギリジンベエパークって感じ。
潜り始から45分間ずっとジンベエと一緒のあり得へんダイビングでした😃

位置アリ環礁南部 POINTDhigurah Arches 天候 水温29℃

 夕焼けに変わる少し前にポイントに向かうドーニ。
小振りなマンタが1枚2枚すれ違う。後半は浅瀬に上がってマンタ探すぞと宣言してエントリー。
ところが始めに見つけないといけないトールフィンが見つからない。
オーロラ、ドラキュラとなんとか見つかるけど調子悪い。焦る💦焦る💦リーピーターゲストが先に
1匹トールフィンを発見する。取りあえずいいか。なんとかトールフィンを1カップル発見。
浅瀬に上がって今度はマンタ探し。予定以上にトールフィン探しで進んでしまっているから
ノンビリ見上げながら棚上を戻ってみる。そろそろさっきマンタのいた場所かなと思って時間まで付近をウロウロ。
捕食マンタは移動するから無理かな。浮上ってドーニ待っていると水面を泳いで行くマンタを発見。
慌てて潜り直して追跡。取りあえず見られて良かったね。
ボートに帰る前に日が沈むまでマンタスノーケリング。小振りなマンタが4枚見られた。


7/28/09 第3日目
位置アリ環礁南部 POINTKudarah Thila 天候 水温29℃
 
 黄色く根を隠すヨスジフエダイの群を横目に見ながら流れの上手を目指す。
大きなオーバーハングの下に大きなグレートバラクーダの影を見つけたけど、
向うもこっちを見つけるのも早かったのか、アッと言う間に消えて行ってしまった。
まぁ仕方ないと進んで行くと、イルカの声が聞こえて来る。
潜り始から聞こえていたけど今度のは、はっきりとイルカの声だ。
クマザサ見てもハナダイ見せてても気になるのは声の大きさと上ばかり。
声が大きくなるたびに見えるかもしれないと周りをキョロキョロ。結局、夢だけ見させてもらいました。😵

位置アリ環礁南東部 POINTVilamendhooThila 天候 水温29℃

 少し北上。流れは緩いアウトカレント。クマザサハナムロの固まりが無い。
ヤギの隙間に可愛い子供のノコギリハギが隠れている。
大きな岩にの穴にクロスジギンポがヒョコヒョコ顔を出したり引っ込めたり。
中くらいのナポレオンが岩の隙間に逃げ込んだ何かを引きずり出そうと口を当てて粘っている。
その周りにカスミアジがおこぼれに預かろうとナポレオンにぴったりくっ付いて岩の周りをぐるぐる回る。

位置アリ環礁中西部 POINTReethi Thila 天候 水温29℃

 今日は西からの緩い流れ。切り立った壁沿いに降りて行くとクマザサハナムロが
ビュービューと泳ぎ回っている。不意に大きめのイソマグロが間近を通過して行く。
もう1匹、又1匹と群を突き破り現れては消えるイソマグロ。
根沿いにドリフトして行くとグレーリーフシャークが濁りの向こうから登場。
ドリフトして行くと真正面から目の前にもう1匹グレーリーフシャーク登場。近過ぎちゃってびっくり😰
ケーブを覗いてみると奥の亀裂の中に大きなマダラハタがじっと隠れていた。
外からタイマイが降りて来て岩陰でじっと身を潜める。トップリーフの珊瑚眺めながらドリフトして行くと
ノコギリダイがテーブル珊瑚の上で大きな群を作っていた。


7/29/09 第4日目

位置アリ環礁中東部 POINTFish Head 天候 水温29℃


 根に辿り着いてクマザサハナムロとイエローバックの群を見ながらどっち方向に行こうかと
考えているとナポレオンに足止めされた。勝手にやって来たナポレオンは
ゲストの周りをウロウロ、ウロウロ。大きなイソマグロも根回りを泳ぎ回り、ロウニンアジが
クマザサの群の中を泳ぎ回る。根の周りに散っていたフュージュラーは段々密度濃く集まって来て、カスミアジが集団でアタック。


位置アリ環礁北部 POINTKalhu Thila 天候 水温29℃

 飛び込んだ瞬間から周りはクマザサの嵐だった。下には渦巻くギンガメの群も見える。
イソマグロが集団で根のすぐ近くを泳ぎ回る。間近でいきなり猛スピードで捕食に走るイソマグロ。
必死で逃げるフュージュラーとアカモンガラ。振動に触発されたように過ぎ近くまで寄って来る
何匹ものグレーリーフシャーク。早くて分かりにくいけどカツオも遠くでハンティングをしているようだ。
何度も目の前を泳ぎ回る大きなイソマグロの群。熱狂のハンティングワールド。
根の上にはマダラトビエイが人を怖がる事も無く目の前を行ったり来たり。
お腹の大きなグレーリーフが1匹、トップリーフの落ち際をウロウロ泳ぎ回る。



位置アリ環礁中東部 POINTMadivaru Corner 天候 水温29℃

 砂地を越えて行くとドラキュラゴビーが見える。根の上のハナダイは相変わらず大量で
赤い紙吹雪のように舞っている。流れが緩めで大きい獲物は余り見当たらない。
外壁へ行ってアケボノハゼを見る。後は浅いリーフを目指してゆっくり上がって行く。
ムスジコショウダイが群れている。ブラックピラミッドも大きな群を作っている。
沖側のやや浅めの所からは小型のツムブリが小魚を探しに根の側にやって来る。

7/30/09 第5日目
位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候 水温29℃


 タイミングよくみんなが集合。日の出直後にエントリー。ここまでは良かったんだけど水中で
出会うものは何も無い。ハンマーの影はちょろりとも出ず。早朝ジョギング的ダイビング😢

位置北マーレ環礁 POINTOkobe Thila 天候 水温29℃ 
 
 ヨスジフエダイの群を見ながら深めの斜面をリーフ沿いに進む。
正面からイソマグロが3本登場。根の前に出るとムレハタタテダイがヒラヒラ群れ集う。
2つ根の間にはロウニンアジが6枚程かたまって遊んでいる。
大きなナポレオンがゆっくり根沿いに泳いで行く。ハナダイもいっぱい固まっている。
旅もここまで進むと目新しい獲物、違った獲物はなかなか見つからない。
キンチャクガニを探して見たけどサンゴガニが2個見つかった。まぁ、ノンビリ漂いながら群れる魚を眺めてみた。

位置北マーレ環礁 POINTLankan Reef 天候 水温29℃

 マウルーフの外人チームは特にマンタに恵まれてない。で、ランカンに来てみた。
初日は結構待たずに流してみたので今回はじっと待ってみよう。クリーニングロックに着いて待機。
ちょっと沖側に黒くて白い点々白いシッポのマングローブウィップレイが海底でジッとしている。
ちょっと浅めに移動してクリーニングロックの横で待つ。
近くでタイマイがご飯に夢中でダイバーの暇つぶしに協力してくれた。突然、マンタ登場。
取りあえず着底。うまい具合にマンタは真上を通過して行く。そのまま去って行った。さよなら



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