モルディブ どこでも大物の予感

2009年9月5日(土)

      

 昨日はサファリ最終日、9日間と10日間コースのお客様3名とのんびりダイビングでした。

 1本目、2本目とも、その場所ではベストと思われる程度に流れ、魚もごちゃっとかたまってくれていました。

 
 3本目は FURANA NORTH と呼んでいる、フルムーンリゾートの外洋がわに面したポイントでした。

 空港島から約20分、おだやかなポイントです。 


 入ってみると透明度はあまり良くないものの、何か出るんじゃないかと思わせる、ステキなインカレント。 実は予想はアウトカレント。

 インカレントとは、外洋から環礁のなかに向かって潮が流れること。


 流れに乗っていくと、まずは大きめのナポレオン発見。

 しかし、ダイビング6日目ともなると、みんなナポレオンには食いつかなくなる。 可哀想なナポレオン。 もう逃げなくていいよ。

 さらに進むと、目の前に二枚のマダラトビエイ。 かっこいいー。

 その後ネムリブカが何匹か現われ、それ以降大きい魚は現われなくなってしまいました。


 そろそろ流されて上がろうかな、と思ったら、頭上付近でダイビングドーニがブンブンとエンジンをふかし始めました。

 水面から何か見えたのでしょう、私に合図を送ってくれているようです。

 何だろうとキョロキョロ周りを見渡すものの何も見えてきません。 

 頭上を見上げながらキョロキョロしすぎて、首がつりかけたときでした、

 
 「キュイーン、キュイーン」

 
 イルカの声だー!

 どこだー?

 
 見つけたー!

 みんな、こっちこっちー。

 すごい量のマンタです。

 あれ、マンタ? マンタポイントはもうちょっと北ですよ。


 一つのグループが10枚以上のマンタから成り、そのクループがいくつかあります。

 興奮しすぎてエアが無くなってきました。

 興奮覚めやらず、急いでドーニに上がりスノーケルで飛び込みます。


 何十枚いたのかわかりません。 一面マンタでした。

 
 来週は何が起きるのでしょう。

 それを見逃さないよう、首がつるほどキョロキョロし続けます。



 

 

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