2009年6月16日現地情報
2009年10月2日(金)
2009年6月16日天候:曇 気温:30度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
トゥルスドゥ・コーナー( Thorusdhoo Corner)
ここ最近は南風が強く、不安定なお天気が続いています。
2〜3日前「いいお天気が続いてラッキーですね〜」なんてゲストの皆さんとお話ししていたら・・・怪しい黒い雲が張り出し、早々にどしゃどしゃの雨もやってきてしまいました。
でもモルディブの雨期は時には太陽も顔を出してくれるので、うじうじした日本の雨期のようではありませんよ。
さて今週火曜日(16日)、普段余り行かないパラダイスアイランドよりさらに北側、ドーニで1時間ほどのトゥルスドゥまで遠出してきました。
新しいダイビングポイントはゲストでならずともウキウキします。
ダイビングポイントはトゥルスドゥ・コーナー。
流れは思っていたよりも穏やかなインゴーイングで、初めてのポイントとしては最高のコンディションです。
島の外側(東側)のリーフから流れがかかるコーナーを経て、水路まで流れに乗ってダイビングするドリフトダイビングです。
流れが穏やかとは言え流れが直接あたるコーナー付近に近づくと・・・、まずはマダラタルミの大きな群れが流れに向かって泳いでいる中をマダラトビエイが3匹登場。
それだけでもすっかり満足して見とれていると、オーバーハングの陰にはマダラエイとでっかいクエがお昼寝中。 その横では2匹のタイマイが食べ物を見つけて興奮して食べています。
・・・と目を上に向けるとダイバーのすぐ上をマダラトビエイが6匹編隊を組んで中層を飛行して行きます。
私たちダイバーは流れに対してバタバタしているにもかかわらず、マダラトビエイ達のその動きはとても優雅で静かです。
ちょっと小さめですがホワイトチップリーフシャークも1匹ダイバーに近づいてきます。
流れがもうちょっと強いとメジロザメも出て来る・・・との事です。
コーナーの浅瀬のブロックではヒメフエダイも群れて、浅瀬のダイビングでも充分楽しめそうです。
水路を先に移動すると7m〜24mの水深で段々畑の様に小さなオーバーハングが続き、その陰からはクエやゴシキエビ・アカマツカサがダイバーを待ち構えてくれて、最後まで楽しませてくれるポイントです。
お客さんが余り多いとなかなかこんな視察ダイビングは出来ないのですが、このゲストが少ない時期ならではの特典ですよね。
さぁ、これからはこの新しいポイント/トゥルスドゥ・コーナーもデルフィスのレパートリーの一つとして、ダイバーの皆さんにご紹介できます!
津金でした。