2009年9月27日~10月3日モルディブサファリログ

2009年10月5日(月)

今週はジンベエ探しが苦しい旅でした。
ラスドゥーには行けなくてハンマーチャレンジ無し😭

週の終盤から天気は崩れて来てます。
自然相手だから仕方ないですが。。。💦







9/27/09 第1日目
位置北マーレ環礁 POINTMaagiri Rock 天候 水温28℃


青い空、でも少し風が強くなって来て天気は下り坂に向かいそう。いつもの白いソフトコーラルに住むクダゴンベを見に行くとサイズの小さいクダゴンベが2匹。いつの間に入れ替わったんだろう。側の穴を覗いてフルムーンゴビー発見と思ったらただのベンケイハゼだった。大きめのナポレオンがやって来るのをじっと止まって見ていると何故かナポが砂地に腹這いになる。痒くて砂でこするのかなと様子を見ていると何もしない。全く何もしない。堂々と休憩かな。

位置北マーレ環礁 POINTLankan Reef 天候 水温28℃

 今年は調子の悪いランカンリーフ。マンタポイントなのに名物のマンタが集まらない😭今日はクリーニングロックを移動しながらチェックして行く。どこもマンタはいない。浅い棚上に寄っての戻り道。タイマイが人も気にせず食事中。少し進むと大きく翼を広げたようなシルエットが見えて来た。やっと出たと思っているとシルエットは2つに分離。接近するのを待っているとマダラトビエイが2枚並んで泳いで来る。並走して泳いで行くと結構長い事眺めていられた。

位置南マーレ環礁 POINTKuda Giri 天候 水温28℃

 エントリーするといきなりクマザサを追いかけ回す大きなカスミアジの集団に出会う。沈船の周りにはキビナゴを追っているのか40cmくらいのかわいいイソマグロの群れが泳ぎ回っている。根沿いに北上すると大きなイソマグロがピューッとやって来てスーッと去って行く。いつもと違って根の北側は寂しい感じ。壁をグッと上がって浅い所をさっきイソマグロが来ていた辺りまで戻ってみる。周りはたくさんのハナダイがヒラヒラ舞っていて綺麗だし、クマノミ達もたくさんいる。そっちに気を取られていると又ピューとイソマグロ。スーッとロウニンアジがやって来ては消えて行く。

9/28/09 第2日目
位置南マーレ環礁 POINTKandhooma Thila 天候 水温28℃


 クマザサハナムロの群の中を抜けながら潜降して行く。大きなイソマグロが何度も周りを通って行く。大きなロウニンアジもウロウロと泳ぎ回っている。ギンガメの群が濁りの向こうに見え隠れしている。根の流れの上手で粘っていたらどこかのダイバーチームがやって来て前方を泳ぎ回る。これじゃ待っても無駄か。流し始めてみると大きなイソマグロが目の前を通過して行く。根の上に向かって泳いで行くとマダラトビエイが6枚群れている。根に隠れて接近したつもりがばれてしまった。2枚ずつ根から離れて消えて行くマダラトビエイ。最後の2枚が根を離れた所で追跡開始。流れに乗りつつ逃げて行くエイに静かについて行く。暫く進むと6枚がまた合流して群れている所に到着。エイにもチームワークが有るんだな。

位置アリ環礁東部 POINTHuravalhi Falhu 天候 水温28℃

 水面からリーフの周りを見渡す。マンタが何枚も泳ぎ回っている。此処はマンタのえさ場。暫く待ってみたけどジンベエは来ない。根沿いに泳いで行くと何度もマンタは通過して行く。1枚、2枚と泳ぎ回るマンタ。同じ場所を行ったり来たりするマンタがなかなか見つからない。根沿いの浅場に大きなムレハタタテダイの群がいてキレイだった。その内来るかと期待していたジンベエは登場しなかった💦

  ジンベエサーチその1🍀
 アリ環礁東側の外洋を南に向かいながらジンベエサーチ。チャネルの出口にモブラが泳いでいる。視線の遥か先ではカジキが飛び上がって大きなしぶきを上げている。ジンベエは見えない。

位置アリ環礁南部 POINTDhigurah Out 天候 水温28℃

 ジンベエの影も形も無いまま南部のサーチエリアに到着。みんなが器材の準備している間もドーニの屋根の上で海面を見つめる。またグラサン灼けが濃くなるな。水面にはジンベエの影は上がって来ない。モブラが6枚編隊組んでみんなの前を横切って行く。ジンベエは出て来ない。

9/29/09 第3日目
位置アリ環礁南部 POINTAribeach Out 天候 水温28℃


 朝早い時間なのに水中はかなり明るい。潮はまだ上がってないのに濁ってない。これはまずい💦ジンベエの出そうな水の色じゃないな。逆にノンビリブルーな水が気持ちいい。ブラックピラミッドやムスジコショウダイの群もキレイに見える。

  ジンベエサーチその2🍀

 アリビーチ周りを、ゆっくり船を動かして探してみる。周りにもほとんど船はない。手にした情報は遥か遠くの環礁の北東部ガンゲヒにジンベエ。今は真反対の南東部。直線でも70キロ離れている。諦めずに少しづつ北上しながらサーチを続けるけどジンベエの影は無い。😭

位置アリ環礁南東部 POINTVilamendhooThila 天候 水温28℃

 濁った水がゆっくり流れ出ているチャネルの外側の隠れ根。根沿いのヤギに大きなクダゴンベが2カップル見つかる。根の上側を泳いで行くマダラトビエイが一枚。マダラタルミとバラフエダイとギンガメアジがちょっと一緒に群れている。根の上にはカスミアジとロウニンアジがクマザサハナムロを追いつめてチャンスを狙っている。
 ダイビングの後に少し北上して昨日のマンタ溜まりを見に行ってみるけどマンタの姿は見えるけどジンベエの影には出会えない。

位置アリ環礁中西部 POINTReethi Thila 天候 水温28℃

 砂地へ向かって降りて行く。取りあえずドラキュラシュリンプゴビーを見つける。時間稼ぎにオーロラシュリンプゴビーも見せておく。頭上はイソマグロ、深い方にはグレーリーフシャーク。透明度がいいから何でも良く見える。やっとトールフィンのカップルを発見。ちょっと苦労したな。ふと見上げるとツバメウオが大きな群を作っている。人が近づいても逃げもせず、逆に近寄って来る人懐っこいツバメウオ。こんなに遊んでくれるのも珍しい。

9/30/09 第4日目
位置アリ環礁中東部 POINT Dega Thila 天候 水温28℃


 環礁西よりのポイントは現在透明度が上がっています。晴れた朝日が射込んできて深場の根も明るくて気持ちいい。
でも、ずっといたカエルアンコウがここんところ見当たりません。根回りにいるヨスジフエダイの群もツバメウオも放っといて頑張ってライト振り回しながら探してみても全然駄目。今日も涙の撤退。クダゴンベ見たりアカシマシラヒゲエビ見たりしつつ浅いトップリーフを目指す。5m程の深度のトップリーフにはハナダイやスズメダイ、クマノミ達が光りをたっぷり浴びながら輝いています。

ジンベエサーチその3🍀 

 遠い道のりを2日に分けて斜めに渡りきりやっとガンゲヒに到着。早速ジンベエサーチ開始。周りには数隻の船の姿が有る。さっきまでいたよって事なんでリーフに沿ってサーチを続ける。イルカの群が前を通る。マンタが何度もジャンプする姿が見られただけでジンベエの姿は見つからなかった。

位置アリ環礁北部 POINTGahaa Falhu 天候  水温28℃

 もう引き潮の時間だけど、まだ潮位は高め。ここで潜って2匹出たよって話に乗って横広がりのサーチダイビング。水中はジンベエ出そうな濁り具合。最後まで頑張ってみたけど運はどん底かな。

位置ラスドゥー環礁 POINTGahaa Falhu 天候 水温28℃

 引き続きサーチはしていたけど潮はドンドンひいて行く。リーフ沿いに固有の魚見ながら遊んでみる。サドルバックバタフライ、マダガスカルバタフライ、イエローヘッドバタフライなどのチョウチョウウオ。リーフ側見ていても後が気になって何度も振り向く。可愛いアカメハゼの集団にちょっと癒される。

10/1/09 第5日目
位置ラスドゥー環礁 POINTGangehi Kandhoo 天候 水温28℃


 昨日の3本目に予定していたけどカレントがインになる朝に見送っていたチャネルのドリフトダイブ。緩いインカレントはキレイな青い水を送ってくれる。いきなりタイマイがご挨拶。コーナーの岩下に大きなスティングレーが隠れている。流れに乗り進んで行くとグレーリーフシャークが流れに逆らいながらユラユラと泳いでいる。大きなクレパスの間に岩に化けたつもりの巨大なマダラハタがじっと固まっていた。

 ジンベエサーチ4🍀

 ボートに戻って朝食が始まる。此処まで来たんだから絶対に1匹は見つけないと。タイミングも此処何日か出ていたのは朝だって話しだし、潮は段々上がっている今、最後のチャレンジ。なかなか出ないけどマンタはそこら中に泳ぎ回っている。ジンベエ型のシルエットを見つけてなんか変だけど飛び込んでみると何も無い。泳ぎ回ってみると視界0になるほど密度の濃いプランクトンの層にぶつかる。肌の上を滑るプランクトンがツブツブ感じられる。空振りだったけどなんだか今度こそ出そう。それでもサーチは難航。流石に時間が無いぞ、もう直き満潮、焦りも出る。唐突にリーフから船の左前、リーフと反対側に大口開けて立ち上がっているジンベエの顔が浮かんできた。ジャンプ。デカイ。10mは越えている。止めたボートの下を左側に出て来るジンベエ。ゲストが来る前に今度はボートの下をくぐって反対側に泳いで行く。慌ててみんなで泳ぎ戻る。なんとか追いつき、やっとジンベエゲット

位置北マーレ環礁 POINTKalhu Thila 天候 水温28℃

 久しぶりに透明度のいいカルティラ。クマザサの群の周りを大きなイソマグロが泳ぎ回る。深い方からグレーリーフシャークが何匹も根の側までやって来ては去って行く。根の下側はたくさんのホウセキキントキの群が覆い尽くしている。根を廻って行くとギンガメアジがちょっと群れている。その下にはオオメカマスが群れている。ちょっと寄って行こうと進み始めたら大きなグレーリーフがすぐ側まで寄って来る。

位置北マーレ環礁 POINTFish Head 天候 水温28℃
 
 環礁の東に船を飛ばすと天気はグッと悪くなり黒い雲が空を覆っている。水中はお魚いっぱい。クマザサとイエローバックフュージュラーの大きな群と周りを泳ぎ回るロウニンアジとイソマグロ達。根の上に上がって来た大きなマダラエイがみんなの前を通り過ぎて行く。満を持してナポレオン登場。此処は僕が主役とばかりにみんなの前に順番に大接近して行く。下には大きなグレーリーフが泳ぎ回っている。棚上には大きなタイマイがクリーニングしてもらっていたり海綿に食いついたり。大にぎわいのフィッシュヘッド。


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