2009年12月20日~12月24日モルジブサファリロイヤル
2009年12月28日(月)
昨夜はエアラインの遅れが有り多くのお客さんが朝の4時に到着、今日は遅めのスタートしかも別の飛行機のディレイで残り2人は今夜到着予定。
シーズン始めからけつまずいた感じでスタート
一度船に戻り一休みしていると、ボートの船尾周辺でイルカが何頭か泳いでいる。
お腹を上にして背泳ぎしながらライトに寄って来た小魚を食べているようだ。
珍しいシーンに眠さも忘れる。このイルカ達は朝の3時過ぎまで船尾で捕食していたよ。
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12/20/09 第1日目
位置 北マーレ環礁 POINT Maagiri Rock 天候
やや風があって雲もあるけど、そこそこいい天気。風のせいで水面はジャパジャパうねっている。
水中は穏やかで、透明度も上がっている。砂地をゆっくり下って行くと白いチンアナゴが辺り一面
ニョキニョキ伸びてパクパクエサを食べている
メインのロックではいきなり大きなヨスジフエダイの群が眼に飛び込んで来る。
岩場を廻っていくと大きなマダラエイが休んでいた。浅めの岩場に辿り着くきスズメダイを
眺めていたら周りの砂の上に4匹もミヤケテグリがいた。そのすぐ横でチークドパイプフィッシュが
ニュルッと動き出す。動かなきゃ見逃していたかもしれないのに。
位置 北マーレ環礁 POINT 0kobe Thila 天候
ちょっと北上。ドーニで出発って頃には土砂降りの雨が来た。ここ何日か風はあっても
雨が降らなかったのが不思議だったけど、なにも旅の始の日にこんなに降らなくてもいいのに。
荒れた海面を突っ切りポイントに到着。ハナダイのオレンジに覆われた根に辿り着く。
ムレハタタテダイの群と遊び、根の西端に向かって行く。ロウニンアジやイソマグロがゆったりと
泳ぎ回っている
ヨスジフエダイの群もゆったり緊張感無く広がっている。遠くの浅い所にクマザサの群が
見えるけどちょっと根から離れ過ぎているし流れもちょっと有るから諦めて
根の周りをゆっくり周回して遊んでみた
位置 南マーレ環礁 POINT Bandos Maagaa 天候
外洋は波が大きく、近くの根は流れが速い。穏やかめの流れと長いリーフラインを持つ
バンドスマーガーに潜る。小振りなテーブル珊瑚や枝珊瑚の茂るリーフ沿いにノンビリと
ドリフトして行く
暫く行くとまた穴が有る。今度はマダラエイが隠れていた。
人になれていないからかヨスジフエダイの群は人の動き右往左往して斜面沿いに逃げ惑う。
珊瑚を楽しみながら浅場に移動して行くとテングカワハギが1匹見つかった
12/21/09 第2日目
位置 北マーレ環礁 POINT Kinky Reef 天候
やっと全員揃って今日は一気にアリ環礁を目指す。先ずはバドゥーチャネル沿いの
壁沿いドリフトダイビング。透明度がよく深さと広さを存分に楽しみながら空を飛ぶように
ドリフトして行く。後からマダラトビエイがスーッと近づいて来る。
ナポレオンが進行方向の壁沿いに何度も見えては更に離れて行く。止まった所を見計らって
壁から離れて大きくナポレオンの先に回り込む。ゲストの方に追い込んでみたけど、
近づくことは近づいたけど一気に加速するナポレオンはあっという間に深場に消えて行く
上にコラーレバタフライの群が見えて浅いトップリーフに上がって行くと
ヒメジの群やブラックピラミッドも群ホウセキキントキも群れていてここだけ妙に魚影が濃かった
位置 アリ環礁 POINT VilamendhooThila 天候
長い長い環礁移動。途中にお昼を食べて潜り始めたらもう2時前。
取りあえずヤギの中に大きなクダゴンベを見る。何となく下の砂地を見下ろしていたら
大きなトールフィンゴビーを発見
オーバーハングにマダラタルミのクリーニングを見てそのまま潮の当っている根の角を
目指して行くと5枚程のマダラトビエイが群れて逃げて行った
外洋側に回り込んで行くと大きなブラックフィンバラクーダがちょこっと群れていた。
ジンベエサーチその1
時間も遅いけど、やれるだけやってみよう。3本目の前に30分程サーチしてみる。
雨は止んでるけど、空は真っ黒。波が無いのは救いかな。でも、ジンベエ無しでタイムアップ
位置 アリ環礁 POINT Maamigiri Out 天候
未だに空港を作る工事が続いているマーミギリ島。その外洋側の斜面沿いを泳いで
泳いでジンベエを探して進んで行く。雲に遮られ日差しも無く水中も薄暗い。
ダイビングの終わり頃には嵐のような土砂降りとうねる海面を下から見上げていた
12/22/09 第3日目
位置 アリ環礁 POINT Maamigiri Corner 天候
エントリー前に大きな物をドーニクルーが発見。ジンベエかと血圧上がるけどよく見れば
大きなマンタ
出足の遅れた僕のチームのゲストを待つうちに影はすっかり見えなくなっていた。
でも、まれに見る大きなマンタだった
急斜面を大きなマダラエイが6枚ドドドドッと一気に下って行く。レオパードシャークが斜面で
1匹転がっている
ジンベエは出なかったけど最後にもう1匹レオパードシャークがいてなんか運はいいみたい
ジンベエサーチその2
朝食がやっと終っていよいよサーチ始めるよって時に先行していたドーニがジンベエ発見
間に合うかジリジリしながらボートは進む。突然なので着替えに行くゲストもいる。
船も人も間に合うかなって思ってたら的場さんが舳先から
あそこあそこと指差しながらやって来た。
飛び込んでみると流れも有るし距離もある。食べたばかりで気持ち悪い。
しかも見つからないと来たもんだ。いつの間にか船の方がジンベエに近かったようで
みんなは無事ジンベエと泳げていて取りあえず良かった
僕も合流したけどアウトカレントのチャネル無いを流れに逆らうジンベエを追いかけるのは
結構大変だった。一度上がって大して待つことも無くほぼ同じ場所でジンベエ発見。
今度はさっきよりも警戒しているのかみんながやって来る頃には深い方へ降り始めていた。
位置 アリ環礁 POINT Dhidhdhoo out 天候
ちょっと場所を変えて壁沿いダイビング。見下ろしていると深い下の砂地にまたもや
レオパードシャーク発見
再び壁沿いに進み始めると驚いたブラックチップシャークがすごい勢いで浅瀬の奥に消えて行く。
ここらではあまり見ないグリーンシータートルが水面に上がって息を整えて深場に潜って
行くのが見えた。巨大なグレートバラクーダがゆったりと通過して行く。
最後にマダラトビエイが1枚ゆったりと泳いで行った。
位置 アリ環礁 POINT Reethi Thila 天候
天気が良くなることを期待しながら北上。でも、期待虚しく曇ったまま
降ったり止んだりを繰り返している。リーフ沿いに泳いで砂地を選んで降りて行く。
ちょっと小振りなトールフィンが先ず1匹見つかる。周りに同じようなサイズの
トールフィンが何匹か見つかるけどゲストは小さ過ぎて無理って言って撮影拒否。
大きめのオーロラシュリンプゴビーは見やすかったみたい。
少し上がって壁沿いに進んで行くとイエローバックフュージュラーの群がいて、周りを大きめの
イソマグロが泳ぎ回っている。ケーブの中を見ていると後の方からメータークラスの
大きなロウニンアジが1匹すぐ近くをフラフラ泳ぎ回る。
出て行くロウニンアジ目で追っていると今度はブラックフィンバラクーダの群が登場して来た
12/23/09 第4日目
位置 アリ環礁 POINT Fish Head 天候
冬場になって透明度もアップしている。広い視界にイエローバックフュージュラーが
いっぱいに広がって見える。その中を縫うようにロウニンアジが泳ぎまくる。
下の方をマダラトビエイがゆったりと泳いで行く。
根を廻り始めてすぐに小振りなナポレオンが寄って来る。この子は以前はあまり近くに寄って
来なかったのにな。大きいナポレオンも根の上の方でホバーリングしているのを発見
11月に最後に見たときと同じでただ浮いているだけで寄って来ない。
近づいても逃げないけど前のような人なつこさが無いのはなぜなんだろう
位置 アリ環礁 POINT Kalhu Thila 天候
少しは晴れて来た。まだ雲が多いけど、切れ間って感じもするけど晴れ間もあったって
ことです。フュージュラーを狙っているのか何度もイソマグロが5〜6本固まったりしながら
根沿いを行ったり来たり。下の方には小振りなギンガメアジの群が見える。
今日は特にホウセキキントキの群が圧巻でした
いつもよりも数も密度も良かったけど何故かみんな真っ赤に染まっていた。
ツバメウオも群れて登場してくれて感謝
最後のゲストがはしごを上って足が上に消えたその向こうに大きな物がやって来るのが
見えた。なんとハンドウイルカが3頭やって来て周りをくるりと回って去って行った。
思わず叫んだけど水の中には僕一人。取りあえずらっきー
位置 ラスドゥー環礁 POINT Madivaru Corner 天候
1日遅れてスタートしたけどなんとか順調にここまで辿り着けた。
飛び込んだ外洋側はなかなかいい速度で流れている。根沿いに進んで行くと
グレーリーフシャークが外向きに飛び出した岩場でぐるりぐるり大きく廻りながら
ホバーリングしている。大型のイソマグロもゆっくりとすれ違って行く。
大きなマダラハタが岩の穴の中に素早く身を隠す。マダラトビエイもノンビリと通過して行く。
12/24/09 第5日目
位置 ラスドゥー環礁 POINT Rasdhoo Madivaru 天候
ここは結構濁り気味。
暗い水中を見下ろしながら探したけどサワラと子供のツムブリに会えただけでした。
位置 北マーレ環礁 POINT Boduhithi Thila 天候
大きなウネリと向かい風を乗り越えて来たマーレに帰って来た。マンタ狙いのダイビング。
斜面沿いに降りて行くと探す間もなくマンタが1枚登場。海底にはマダラエイが2匹。
他のチームからマンタいるよの合図。でも海底にトールフィンゴビー。ハゼはほって行こう。
クリーニングに入っているマンタゆったりとコーラルブロックの周りを泳いでいる。
時に4枚集まったりもしていた。うまくリーフに寄り添ったゲスト達。マンタもこちらに大接近
位置 北マーレ環礁 POINT Nakacha Giri 天候
最後はノンビリ珊瑚の多く生えた浅瀬を持つ根でノンビリダイビング。
珊瑚の斜面に沿って進んで行くとクマノミ達がたくさん住んでいる。
特に浅めのコロニーでは色の発色のいいクマノミが多く深場で見るよりズットキレイ
途中から一人一番上を進みパウダー探し。意外に簡単にパウダーブルーの群を発見。
最初は泳がれて逃げちゃうかと思ったけど、じっくりみんなが構えてくれた御陰で
じっくり撮影できました