2010年2月14日~2010年2月19日 アイランドサファリロイヤル
2010年2月22日(月)
先週の土曜の雷雨と言い、一昨日のしとしと降る雨と言い
何か天候が不安定になって来てます
今週はマンタが大接近で良かったですが
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ハンマー、ジンベエともにダメでした
2/14/10 第1日目
位置北マーレ POINTMaagiri Rock 天候
昨日の午後遅く、マーレからの帰り道。空がドンドン黒くなる。
フェリー乗り場に着いて直後から土砂降りの雷雨。雷見るのも久しぶりだなと
のんきに思いながら今日の天気を気にしていたんだけど、意外に青空
透明度も高く、白い砂の斜面がきれい。斜面を降りて行くと沖側から
大きなイソマグロがゆったりと泳いで来る。同じ所を何度も行っては戻り、
戻っては消えて行く。シモフリタナバタウオが小さなクリーナーラスに
掃除してもらっている。気持ち良くて隠れるのを忘れたみたい。
穴に中にウツボに乗っかるゴーストボクサーシュリンプがいた
位置 北マーレ POINTBoduhithi Thila 天候
北マーレをチョット北上しながら横切り、西側に移動。マンタを見に行く。
今日は意外と透明度が高い。潜行する下を大きなマンタが1枚、また1枚と
通り過ぎる。岩陰のロブスターやハナヒゲウツボを見ているとすぐ側の
ムリーニングロックを目指してマンタがまっすぐにやって来る
近過ぎてチョット心配だったけどマンタはじっくりクリーニング。しばらくすると
今度は背中が白いマンタが登場。警戒しているのか斜面を大きく行ったり
来たり、上がったり下がったりしながら去って行った。少し深度を上げて
待っていると今度は2枚のマンタが一緒に登場。でも、そろそろもっと
上がらなきゃ。クリーニングでクルクル廻るマンタを残し棚上のロックに行くと
2枚のマンタがクリーニング中。更に1枚やって来て3枚並んでクリーニング。
今日は大漁
位置 ラスドゥー環礁 POINT Madivaru Corner 天候
環礁を一またぎ。アリ環礁の北にあるラスドゥーと言う小さな環礁に
辿り着く。少し透明度の落ちた海。飛び込んだ浅い棚上にはブラック
ピラミッドバタフライやムスジコショウダイが群れている。外洋に面した
壁沿いにドリフトして行くと小さなホワイトチップが2匹並んで泳いで来る。
チョット深めを大きなマダラトビエイが泳いで行く。グレーリーフシャークも
深め、遠目を泳いで行く。少し上の沖側を大きなイソマグロが6本編隊組んで
泳いで行く。インカレントに乗って流れて行くとギンガメアジの群がいた
2/15/10 第2日目
位置 ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候
壁無し、底無し、ブルーウォーターでハンマーヘッドを捜す。
昨日に引き続きチョット濁り気味。探して、泳いで、流されて来たい虚しく、
今日は何も出ませんでした
位置 アリ環礁 POINTFish Head 天候
根の落ち際をイソマグロが何匹も通り過ぎて行く。少し遠くに
見えるクマザサの群を眺めていると突然魚群が走り出す。
黒く大きいロウニンアジ達が四方八方から襲いかかって行く。
ハンティング時の柄が浮き出たイソマグロが突然目の前まで来て
ターンして行く。一瞬の狂乱が終わり、根沿いに進んで行くと売り出し
中の若いナポレオンが登場
自分のエサ探しに夢中だった。根から少し離れた所にグレーリーフシャークが
見えた。でも、動きが何か変だ。立ち泳ぎの姿勢で体をうねらせながら
泳いでいる。泳いでいるとは言えない感じの下手な動き。
死にそうなのかな
タイマイが突然飛び出して来た。結構びっくりした。根を一周した所でさっきは
いなかったツバメウオの群が登場。同じ所も通ってみるもんだ。
位置 アリ環礁 POINTReethi Thila 天候
イエローバックフュージュラーの群に囲まれながら壁沿いに
流れに乗って進む
ホワイトチップやグレーリーフシャークが通り過ぎて行く。大きな
ケーブ状のオーバーハングに辿り着くと中に入った人半分、外にいる人
半分。これじゃ外にいる人だけ流れに飛ばされてしまう。っていうか
すでに流されて行っている。慌てて中に入った半分も連れて外に出る。
流れに乗ってドンドン進む。流れが弱くなるまで進んで、テーブル珊瑚を
眺めにトップリーフへ上がる。
2/16/10 第3日目
位置 アリ環礁 POINTRangali Madivaru 天候
ここはアリ環礁の南西部、有名なマンタポイント
有名過ぎてマンタよりも人の方がずっと多いのが悩みの種
ポイントに到着するともうすでに2隻のドーニが浮かんでいる。みんなの
マナーがいい事を願ってダイビングスタート。いつものように大きく群れている
ヨスジフエダイを通り過ぎるとクリーニング中の3枚のマンタとそれを見ている
チームが一つ。こちらも根に取り付いてじっくりとマンタ観察と思ったらすぐ
後から外人チームが登場。バラバラと浮き上がりビデオを構えている。
先にいたチームのガイドはお前の客かって顔で見ているしいい迷惑だ
周り中からキンキン、カンカン、チリチリと音が鳴り、不埒なダイバーに降りろの
サイン。なんとか降りた頃には3枚いたマンタは1枚に減っていた。
でも残ったマンタはサービスよく頭のすぐ上にドンドン降りて来る。近過ぎです。
これ以上低くなれません。足上げたり、泳ぎ回ったり、ガチャつくのは
クリーニングポイントでは御法度ですよ
ジンベエサーチその1
どうもいい情報は無い。ボートはランガリからマーミギリまでの外洋をゆっくり日に
焼かれながら進んで行く。2時間半、影は無い。マーミギリでイルカの群に会えた。
位置 アリ環礁 POINTMaamigili Out 天候
少し濁った水の中、壁沿いに進んで行く。沖側に陣取る的場君のタンクの
音がする。モブラが14枚並んで泳いで行くのが見えた。暫く進むとさっきの
モブラの群の一部なのか10枚の群が登場。ジンベエは出ない。
最後に1枚慰めるようにモブラ再登場
ジンベエサーチその2
マーミギリからサンアイランドへ、更に足を伸ばしてディッドゥーへ
サーチ3時間。日焼けだけが残る
位置 アリ環礁 POINTDhidhdhoo Out 天候
少しは透明度のいいマーミギリの東よりのエリアでダイビング。
エントリーしたすぐ下にムレハタタテダイがきれいに群れている。
流れに負けてバラケないようになのかな、リーフぴったりに片寄せ合って
固まっている。ナポレオンが壁沿いを流れに逆らいやって来る。
大きなバラクーダが沖側をスーッと泳ぎ去る。リーフの上を泳いでいると
穴の隙間にオニダルマオコゼが見えた。でも、穴から追い出す事はできない
よね。クモウツボも見つかった
2/17/10 第4日目
位置 アリ環礁 POINTBodufinolhuThila 天候
ニゴニゴ。何でこんなに濁っているんだ。斜面沿いに降りて行くと
濁りの向こうから突然大きなイソマグロが2本登場。突然見えるから
近いし驚く
ようだってのは濁っていてシルエットになっているからだ。期待の
マダラトビエイは1枚ひらりと僕には見えた
かったようだ。上がり際、大きなマダラエイが岩陰に隠れていた
ジンベエサーチその3
はぁー、ジンベエ無し。
位置 アリ環礁 POINTHoliday out 天候
ここも、結構濁っている。でも、濁っている方がジンベエ出そうな
気がする。暫く進むと、モブラが1枚登場。でも、気が立っているのか
こちらに気が付くとアクロバット飛行のようにヒラヒラとコースを変えながら
逃げて行く。イルカの声が聞こえて来た。
どっちかって言えば、イルカのが見たい。声が遠ざかる。ガッカリ
また声が大きくなって来た。ワクワク。夢だけ見させてもらいました。
ジンベエサーチその4
ヤッパリ何も出ない。周りにはドンドン船が増えてまるでハーバーに
いるときみたいに船が集まっている。みんな出会えてないんだな。
1発当てていたらここまで粘ってる船がこんなにいる訳が無いもん。
ここでもハズレ
位置 アリ環礁 POINT Ari Beach Out 天候
南部は船いっぱい。ジンベエ無し。少し東に動いてみた。こっちでも
ジンベエは見つからない。青く透明度のいい水中は気持ち良く、
流れが速くて飛んだ事無いけど空を飛んでいるみたいにピューッと
気持ち良くドリフト。下の方から群がやって来た。ゴンズイのように
固まっている。どうやらコバンザメのようだ。繁殖行動かな?
玉になるのは初めて見た。ヨーロッパのゲストは楽しそうにバディー毎に
飛んで行く。リーフに寄ってスピード落としみんなに追い抜かれてから
沖側の速い流れに乗って追い抜き返す。飛んで、飛んで飛びまくって
いたら信じられないくらい遠くまで移動していた。
今週はジンベエ無し
位置 アリ環礁 POINT Dhigurah Arches 天候
自立心旺盛なベテランヨーロピアンチームはバディー毎にドンドン
進む。うーん、何してたらいいんだろう。小さなエビやヒラムシを近くにいる
人に見せるだけ。すっごい発見なら呼び戻すけど、これぐらいじゃな。
ツノサンゴガニがいた
最後の棚上で巨大なマダラエイが何かを食べていた。
2/18/10 第5日目
位置 アリ環礁 POINT Kudarh Thila 天候
雨だ。日の出前は結構降っていたけど、ドーニで出発する頃には
パラパラと小降になる
環礁移動は問題ないだろう。最後の望みをかけてディグララグーン内をドーニが
走る間も屋根で海面を見ていたけどヤッパリジンベエは見つからない
やや流れが速い。ヨスジの群も強いのが嫌だったのか、深場に一群れ、
こちらに一群れとばらけた感じでいつのもぎっちりヨスジって感じじゃないね。
体力の無い女性にはキツそうだから根の影側の流れの当らなそうな所を
選んでゆっくり移動して行く。クダゴンベも落ち着き無く泳いでいる。
30分、体がデカイし、体力も使う、エアーも使い浮上開始
位置 南マーレ環礁 POINTGuraidhoo Corner 天候
環礁移動に時間が掛かりちょっと遅れて南マーレに到着。ぎゃー、
見るからに速い流れ。コーナーでフックをかけて見ていると今日はアジが
近い。カスミアジの群が手前まで上がって来る。グレーリーフシャークは遠くに
微かに見える程度。ホワイトチップも4匹くらい。もっといい物出て来ないかな。
大きなマダラトビエイが3枚頭上を横切って行った。
位置 南マーレ環礁 POINTHeart Giri 天候
小雨もやみかけ、最後はノンビリ静かなダイビング。ノンビリダイビングに
なるととたんに自分たちだけの世界で泳ぎ始めるヨーロピアン。
それじゃ僕もって訳には行かないけどみんなが散り散りじゃ、ヤッパリ
やりにくい。タコ見っけ、まぁ側にいる人だけでいいか
ツバメウオの群がついて来てくれて嬉しかったな
2/19/10 第6日目
位置 南マーレ環礁 POINTMedu Falhu 天候
流れに押し上げられないように沖を降りて斜面の下に辿り着く。
深場の流れはチャネルの入り口に向かって流れている。飛ばされない
ように、流され過ぎないようにじっくりコーナー近くに行く。ホワイトチップと
グレーリーフが見える
吸い込まれて行くと段々流れが弱くなってきた。コラーレバタフライの群が
流れを避けるように壁際に固まっている。大きなロウニンアジが列になって
やって来た。浅めのリーフのエッジに止まっているとドンドンまっすぐこちらに
向かってやって来る。でかい顔
位置 南マーレ環礁 POINTKuda Giri 天候
エントリーして壁沿いに降りて行くと沈没船が見えて来る。何週か前に
見つけてもらったイソコンペイトウガニは健在ですよ。いつも仲のいいイントラさんと
奥さん、降りて来ないで中層でもめている。明らかに喧嘩だ。
何が有ったのか知らないけど奥さんはひどく機嫌が悪いみたいだ
やっと降りて来たけど別にカニなんか見る雰囲気じゃないみたい。
周りはみんなノンビリ沈船で遊んだり楽しそうなのに、残念。