コモドクルーズ レポート2
2010年6月16日(水)
5月24日6:00 起床 クルーがドアをノックします。
軽食が用意されています。
6:30 ブリーフィング
1本目 CRYSTAL ROCK (クリスタルロック) コモド島北部
透明度 15~20m 水温 29℃ 流れ速い
小さな根周り、流れの当たるエリアは魚影が濃い
見られた魚
アカネハナゴイ、 キンギョハナダイ、 クマザサハナムロ、 ロウニンアジ多、
カスミアジ多、 セジロクマノミ、 タイマイ、 ナポレオンフィッシュ
8:00 朝食
11:00 2本目 LIGHT HOUSE (ライトハウス) コモド島北部
透明度 15~20m 水温 30℃
灯台下の切り立った壁が大きく外洋に突き出す。
見られた魚
壁沿い アケボノハゼ、 アオマスク、 ムレハタタテダイ、 ナポレオン多、
コーナー付近 マダラタルミ群、 リボンスイートリップ、 ロウニンアジ、 ネムリブカ、
浅場 ナンヨウハギ、 ツバメウオ群
12:30 昼食
15:00 3本目 CASTLE ROCK (キャッスルロック) コモド島北部
透明度 10~15m 水温 29℃ 流れ強い
サンゴの斜面が続き、-20mからドロップオフが始まる。
見られた魚
ロウニンアジ大・多、 ネムリブカ大・多、 イソマグロ群、 ギンガメアジ群、 ツムブリ群、 ムレハタタテダイ、 クマザサハナムロ多、 クサヤモロ、 テングハギモドキ、 タイマイ、 スパインチークアネモネフィッシュ、 オヤビッチャ、 ウメイロモドキ
17:30 GILI LAWA島 サンセットに合わせて上陸
18:30 4本目 ナイト GILI LAWA LAUT BAY (ギリラワ・ラウト・ベイ)
水温 29℃
本船後部デッキエントリー、ディンギーエクジット
見られた生き物
エビ・カニ多、 ウミウシ多、 マダコの仲間
20:30 夕食
発電機トラブルのため、ラブハンバジョに一時寄港
(現在、問題ありません。 ご迷惑、ご心労をおかけした皆様、大変申し訳ございませんでした。)
5月25日
5:00 再びラブハンバジョ出港
7:00 モーニングコール 軽食
8:15 1本目 TAKAR MAKASSAR (タカール・マカサー) コモド島北東部
透明度 15m 水温 29℃
ガレの広がるフラットな海底に、コーラルブロック。 マンタ狙いのポイント
ステキなコーラルブロック
見られた魚
クジャクベラ、 フラッシャー・ラスの仲間、 リボンスイートリップの幼魚、 ロクセンヤッコ、 マンタには会えず
9:30 朝食
11:45 2本目 BATU BOLONG (バトゥバロン) コモド島北東部
飛び出てます。
透明度 10m 水温 28~29℃ 流れ強い
海底から聳え立つ4,5本のピナクルの周りに魚が群れる。
見られた魚
深場 ギンガメアジ、 イソマグロ、 ナポレオン多、 ネムリブカ大・多、 セトリュウグウウミウシ多、 ピンクスクワットロブスター浅場 ロウニンアジ大・群、 キンギョハナダイ多
※いつも流れるエリアなので、カレントフックかグローブがあると便利です。
13:00 昼食
15:30 3本目 MANTA VALLEY (マンタ・バレイ) コモド島北東部
透明度 10~15m 水温 29℃ 流れ速い
ガレのなだらかなスロープ 西側はだらだら深くなる
見られた魚
ゴールドスペックス・ジョーフィッシュ、 チェストナット・ジョーフィッシュ、 ブルーバード・リボンゴビー マンタには会えず
※ガヤが多いので、マンタが登場した際の着低時は注意が必要。
※カレントフック・グローブがあると楽にマンタを観察できます。
17:00 スナック ボートはピンクビーチ前へ移動 → 上陸
ピンクビーチに到着したのが日没前で、かなり暗くなっていたものの、上陸してみると砂浜はピンクでした。
寄せた波が引いた瞬間が一番ピンクに見えるタイミングです。
※クルーに許可を得て、ピンクの砂を少しだけ持ち帰ることができました。 真水で洗って、よく乾かさないと、激しく生臭くなります。
※砂以外のサンゴ等の持ち出しは禁止されています。
19:00 4本目 ナイト PINK BEACH (ピンクビーチ)
水温 27℃
30cmのミカドウミウシ。
見られた生き物
エビ・カニ多、 ミカドウミウシ、 ヘンゲボヤ多
20:30 夕食 RINCA(リンチャ)島へ移動
5月26日
6:00 ビーチ、マングローブ域に野生のコモドドラゴン発見! ディンギーに乗り込み、接近。
こわ。
7:30 1本目 BOULDER (ボウルダー) RINCA島南部水路内
透明度 10m 水温 27~28℃ 流れ有り
RINCA島とKODA島の間の水路にある隠れ根、このエリアは少なからず常に流れが入る。
また、真っ直ぐに流れる水路ではないため、透明度は上がりにくい。
遠かったなー、バラクーダ。
見られた魚
深場 ソフトコーラルに群がるハナダイ、ハナゴイ
浅場 シーアップル、 ブラックフィンバラクーダ、 グレートバラクーダ巨大、 ロウニンアジ大、 サワラ、 ツムブリ、 ウメイロモドキ、 ムレハタタテダイ、 クマザサハナムロ、 ツバメウオ、 モブラ(ヒメイトマキエイ)
この水路には、主と思われる巨大なグレートバラクーダ(150cm以上)や、モブラのムレが住み着いているようです。
9:00 朝食
11:30 2本目 YELLOW WALL (イエローウォール) RINCA島南部水路内
透明度 10m 水温 28~29℃
見られた生き物
シーアップル多、 キビナゴ群、 マダラハタ、 ツムブリ、 イシモチ群、 ネジリンボウ、 ゴシキエビ、 PEWTER ANGELFISH(固有ヤッコダイ)、 ホソフエダイ、 オラウータンクラブ
13:00 昼食
鳥がボートの周りで魚にアタックしていました。
15:00 3本目 CANNIBAL ROCK (カニバルロック) RINCA島内部水路内
透明度 10m 水温 28℃
浅場のソフトコーラルが圧巻
見られた生き物
テングハギモドキ群、 バラフエダイ群、 ウメイロモドキ、 クマザサハナムロ、 ミルクフィッシュ(サバヒー)、 カイワリ、 ロウニンアジ、 モブラ、 ハタタテシノビハゼ、 ピグミーシーホース、 コブシメ大、 エビ・カニ多、 シーアップル多
シーアップル。 りんごではなく、ホヤでもなく、ナマコの仲間。
外敵に見つからない夜や、流れのある時間には触手を伸ばして捕食。
17:00 スナック
18:30 4本目 ナイト CANNIBAL ROCK
水温 28℃
見られた生き物
エビ・カニ、 ウミウシ
※他では見たことのなかった種類が多かった
20:00 夕食 ボートはRINCA北部へ向け移動
5月27日
6:00 起床 軽食
6:30 1本目 BATU BOLONG (2回目)
透明度 20m(水きれい) 水温 29℃ 流れ速い
流れから隠れるようにしながら、根周りを1周半
潮当たりにクマザサハナムロが大量に群れる
ロウニンアジ、かっこいー。
見られた魚
ロウニンアジ多、 カイワリ、 タイマイ、 ナポレオン
いつも流れが当たっているようで、魚影が濃い
8:30 朝食
10:30 2本目 TAKAR MAKASSAR (2回目、マンタ狙い)
透明度 15m 水温 29℃ ゆるい流れに乗りドリフト
マンタ×4 (ブラックマンタ×1) トウアカクマノミ(ブラック)
黒いトウアカクマノミ
昼食前 ブルードラゴン号の帆を開いてもらい、ディンギーからボート撮影
13:00 昼食
※最終ダイビング後、クルーが簡単に器材を洗います。
乾燥は各自でお願いします。
14:30 RINCA(リンチャ)島上陸 約2時間
※コモドドラゴンを見に行きます。
※「レンジャー」と呼ばれる管理人がガイドしてくれます。
※水上と違い、陸はかなり暑いので、帽子・水・日焼け止めをお忘れなく。
※コモドドラゴンになかなか会えない場合、探しながらかなりの距離を歩くこともありますので、体力に自身の無い方、コモドドラゴンにあまり興味の無い方、その他の理由で歩きたくない方は、事前にレンジャーに伝えておきましょう。
※水牛の糞に気をつけましょう。
コモドドラゴンと記念撮影。
遠っ!
17:30 コウモリの群を見に行く 本船から見ます。
リンチャ島からラブハンバジョへの帰港途中、BAT ISLAND と呼ばれる島の前にボートを寄せる。
“
何千とも、何万ともつかない数のコウモリたちが、夕暮れと同時に食べ物を求め一斉に飛び立つ。
「コウモリなんか、、、」と思っていたが、その圧倒的な数に「すげー」の一言しかでてこない。
「フルーツバット」と呼ばれる南国に多い大型種だと思われる。
わずか10分ほどで飛び去ってしまった。
「時間が合わなければ見に行かない」と言われていたので、ずいぶん得した気分になれた。
※時間が合わなければ見に行きません。
19:00 夕食
20:00 ラブハンバジョ上陸
小高い丘にあるバーで乾杯
※帰港時間、天候等により上陸しないこともあります。
ボートに戻り、飲んだり、寝たり、飲んだり。
続く