2010年9月11日〜 モルディブサファリ 王道コース
2010年9月18日(土)
2010年9月11日〜 モルディブサファリ 王道コースMR.KOZAI
満員御礼が続いたバア環礁ルートは一段落。
久々の王道コースに戻って来ました。
さすが王道というだけあって、こちらもやはり根強い人気です。
およそ一か月ぶりの王道コースでは、どんな大物とので会いが待っているのでしょう。
ログはこちらです⬇
9月12日 ☀晴れ☀
1本目 LANKAN REEF ランカン リーフ
エントリー:07:30 透明度:15−20m 水温:29℃ 流れ:ミディアム 北
見られた生き物: マンタ ×4
MR.KOZAI
今週もチェックダイブでマンタをゲットしていまいました。
ここにマンタがいることは、もはや定番のように思われがちですが、マンタの行動範囲は意外にも広く深いので、潮が良くてもいてくれるとは限りません。
「見られれば幸運」
「行ってみないことには出会えない」
チェックダイブ時のマンタに関しては、このぐらいの軽いノリでいきましょう。
大切なのは、皆様のダイビングスキルチェックです。
とは言え、大物を見に来ている皆様ですので、収拾がつかない、しかし大興奮のチェックダイブになることが、このポイントでは頻発しています。
嬉しい悲鳴です。
2本目 BODU HITHI THILA ボドゥ ヒティ ティラ
エントリー:11:00 透明度:25M 水温:29℃ 流れ:ミディアム イン
見られた生き物: クマザサハナムロ イエローバックフュージュラー イソマグロ カスミアジ ブラックピラミッドバタフライフィッシュ コラーレバタフライフィッシュ スパゲッティガーデンイール ヨスジフエダイ ネムリブカ タイマイ モルジブアネモネフィッシュ
この後、ラスドゥへ移動です。
3本目 RASDHOO MADIVARU ラスドゥ マディヴァル
エントリー:15:15 透明度:20M 水温:29℃ 流れ:スロー+ イン
MS.KANOKO
見られた生き物: グレイリーフシャーク ネムリブカ ロウニンアジ カスミアジ イソマグロ バラフエダイ ギンガメアジ キンギョハナダイ フレームバスレット スレッドフィンバスレット スパゲッティガーデンイール ドラキュラシュリンプゴビー マダラトビエイ
3本目の後は、ラスドゥ島に上陸してお買い物です。
MR.ODOI
9月13日 ☀晴れ☀
1本目 RASDHOO MADIVARU ラスドゥ マディヴァル
エントリー:06:10 透明度:15−20M 水温:29℃ 流れ:スロー イン → アウト
見られた生き物: ハンマーヘッドシャーク サファリナ
エントリーし、全てのチームが近い位置をキープしながらハンマーヘッドシャークを探していきます。
真っ青な海にサファリナだけが青く輝く幻想的な景色が続きます。
減圧不要限界も厳しくなり、そろそろ水深を上げ始めなければと思い始めた頃、目の前に一匹のハンマーヘッドシャークの影。
でたーーー!! 久しぶりーーーー!!!!
ハンマーが出た時の一気にアドレナリンが出るあのダッシュは、本当に中毒になってしまいそうです。
1本目終了後、ドーニから本船へ3点セットを持って上がります。
向かうはアリ環礁最北部、西端に位置する GANGEHI (ガンゲヒ)。
狙うはジンベエザメです。
約1時間半ボートに揺られ、目的地・ガンゲヒに到着です。
大きなリーフの湾内では、既に多くのマンタが補食に励んでいます。
トップデッキからジンベエサーチをしながら、
「あそこ、マンタ、マンタ!!」
「おお、あっちは2枚!」
などと盛り上がりますが、10分もすると、
「ああ、またマンタね」
「なんだ、マンタか」
「マンタはいいよ」
これほど適応力があるというか、飽きっぽい生き物は人間だけでしょう。
後方にもう一艘ジンベエサーチをしているサファリボートから、弾かれたようにスノーケラーたちが飛び込むのが見えます。
あれはそうに違いない。
みんなでスタンバイしながら駆けつけてみると、他船のモルディブ人ガイドが 「早く飛び込め!!」 とサインを送ってきます。
優しい人だ。
MS.KANOKO
それではみなさん、参りましょう。
「ジャンプ、ジャーンプ!!」
「ゴー! ゴー!!」
「ハヤク、ハヤクー!!」
見守るボートクルーたちもガゼン盛り上がります。
飛び込んでみると、足の真下、我々のボートの方へ大きなジンベエザメが向かってきています。
しかし深い。
そして速い。
数名のお客様は見られたものの、ボートの下を通過され、あっという間にまかれてしまいます。
とにかく、ここにジンベエザメがいることは分かりました。
それだけで大収穫、あとはじっくり探しましょう。
ボートに戻り、みんなが上がり始めた頃、
「マンベ、マンベ!!」
ボートの上から、水面にいる私を呼ぶ声が。
私の名前はマトバですが、モルディブでのニックネームはマンベです。
呼ぶクルーの指差す方を見ると、いま去ったと思ったジンベエが水面に背ビレと尾ビレを出しながらボートの方へ向かってきます。
「戻って来たー!!! みなさん、飛び込んでー!!!」
MR.ODOI
巨大なジンベエザメがゆっくりと通過し、やがてまた水深を下げて消えていきました。
今回はほとんどのお客様がジンベエザメを見ることができました。
しかしまだまだ。
全員が見るまで、我々のサーチは続きます。
ボートに戻りサーチを再開します。
静かな海が続き、先ほどの殺気立つような雰囲気が落ち着き、船上におだやかモードが漂い始めた頃、
「あそこにジンベエがでてる!!」
クルーが叫び始めます。
避難訓練のように動き出す船上。
既に他のボートが駆けつけ、泳ぎ始めています。
リゾートからのスノーケラーも駆けつけ、我々を含む計50名以上のスノーケラーが、一匹のジンベエを目指し群がります。
MS.SHIHO
スピードを上げたり、急に方向を変えたり潜ったりするジンベエに翻弄されながら、今回は全員がゆっくりジンベエと泳ぐことができました。
ボートに戻ろうとすると、またまたジンベエザメが水面に姿を現します。
あらあら、みなさんもう一回ジャンプ、ジャンプ。
蹴ったり蹴られたりしながら、またゆっくりジンベエと泳げました。
いやー、いじらしいジンベエでしたねー、では一旦ボートに戻りましょう。
戻ろうとするとまた、「そこそこ、ジンベエ! ジンベエ!!」
はい! ジャンプ! ジャンプ!!
この後、何度もジンベエは上がったり下がったりを繰り返します。
一度落ち着きながらジンベエと泳ぎたいですね。
ということで、ディンギーの上でプカプカ待機。
他のスノーケラーが満足して去るのを待ちます。
数分もすると、ほとんどのスノーケラーがそれぞれのボートに上がって行きます。
ここからは私たちの時間です。
みなさーん、気合い入れて行きますよー!
ところがどうしたことでしょう、みんなの足元でジンベエザメがいきなり動きを止めました。
体をゆっくり縦にして、口を大きく開きこちらを向いています。
MS.SHIHO
なるほど補食を始めたのですね。
大胆に、全員に口の中を見せながらホバリング補食です。
この状態が延々続きます。
笑いが止まりません笑笑笑
みなさん納得のいく写真が撮れましたね。
口の中も見えましたね。
2本目のダイビングの準備をしましょうか。
最高のパフォーマンスで補食を続けるジンベエを一匹残し、我々は優雅にボートに引き上げます。
ボートに戻り水面を見渡すと、ジンベエもマンタも 「見て、見て」 と言わんばかりに水面に顔を出し補食しています。
今やみんなはバナナに夢中。
こちらも補食。
この1、2時間で全員が超贅沢ダイバーになりました。
2本目 GANGEHI ガンゲヒ
エントリー:11:50 透明度:10−15M 水温:30℃ 流れ:無
ドーニに乗り込み器材を装着していると、クルーがリーフの小さな入り江部分にジンベエザメを発見。
エントリーしてみると、大きなジンベエザメが入り江の中をグルグルと泳ぎ回っています。
始めこそみんなで真剣に追いかけましたが、去っても回ってまた戻ってくることが分かると、もう誰も泳ごうとしません。
来たら見よう。
みなさん、価値観がおかしくなっています。
2日目にして、驚きのジンベエ祭りでした。
少々先が思いやられるほどです。。。。。
3本目 KALHU THILA カル ティラ
エントリー:15:40 透明度:15M 水温:29℃ 流れ:無
見られた生き物: クマザサハナムロ イソマグロ カスミアジ ロウニンアジ グレイリーフシャーク ネムリブカ ホウセキキントキ ヨスジフエダイ ギンガメアジ メアジの群れ オオメカマス ブラックフィンバラクーダ ノコギリダイ クダゴンベ ノコギリダイ イエローバックフュージュラー モルジブアネモネフィッシュ スマカツオ
今夜はジンベエに乾杯
9月14日
1本目 MAAYA THILA マヤ ティラ
エントリー:07:00 透明度:15−20M 水温:29℃ 流れ:無
見られた生き物: イエローバックフュージュラー クマザサハナムロ クダゴンベ スカシテンジクダイ マダラエイ カスミアジ バラフエダイ ムレハタタテダイ タイマイ ネムリブカ モルジブアネモネフィッシュ オオメカマス
2本目 DEGA THILA デガ ティラ
エントリー:10:20 透明度:20−25M 水温:29℃ 流れ:スロー 西
見られた生き物: 浅場のきれいなサンゴに群れる ハナダイ、スズメダイ 、クマノミたち ハダカハオコゼ スカシテンジクダイ ヨスジフエダイ ツバメウオ ドラキュラシュリンプゴビー ブラックチンスリーパーゴビー
3本目 KIS THILA キス ティラ
エントリー:14:00 透明度:15−20M 水温:29℃ 流れ:スロー+ 西
見られた生き物: ドラキュラシュリンプゴビー ブラックチンスリーパーゴビー オーロラシュリンプゴビー ハナミノカサゴ ネムリブカ マダラエイ モルジブアネモネフィッシュ 浅場にハナダイ、スズメダイ
この後、無人島 RADHDHIGGAA (ラッディッガア) に上陸し、スノーケルでパウダーブルーサージョンフィッシュ玉と、きれいなサンゴを見に行きます。
MR.KOZAI
MR.KOZAI
一度ボートに戻り、シャワーを浴びて着替えます。
夜は ロマンティックディナーのため再上陸します。
9月15日 晴れ → 曇り
1本目 REETHI THILA リーティ ティラ
エントリー:07:00 透明度:25M 水温:29℃ 流れ:スロー 北東
見られた生き物: ドラキュラシュリンプゴビー トールフィンシュリンプゴビー オーロラシュリンプゴビー ウミスズメ オオメカマス ブラックフィンバラクーダ グレイリーフシャーク ネムリブカ アカマツカサ ツバメウオ イエローバックフュージュラー クマザサハナムロ ノコギリダイ モルジブアネモネフィッシュ イソマグロ
2本目 LHA MIYARU GAA THILA ラ ミヤル ガア ティラ
エントリー:10:20 透明度:15−20M 水温:29℃ 流れ:スロー+ 西
見られた生き物: イソコンペイトウガニ オシャレカクレエビ ネムリブカ グレイリーフシャーク ノコギリダイ アデヤッコ ヘラヤガラ オニカサゴ オオモンカエルアンコウ
3本目 FISH HEAD フィッシュヘッド
エントリー:15:00 透明度:20M 水温:29℃ 流れ:スロー+ 西
見られた生き物: ロウニンアジ カスミアジ イソマグロ クマザサハナムロ イエローバックフュージュラー イエローバンデットフュージュラー ヨスジフエダイ ベンガルスナッパー タイマイ ツバメウオ
4本目 ナイトダイブ BATHALAA HOUSE REEF バタラ ハウスリーフ
エントリー:18:20 透明度:ナイト 水温:29℃ 流れ:無
見られた生き物: オオテンジクザメ大 グレイリーフシャーク多 ネムリブカ多 ロウニンアジ大 マダラエイ大 イスズミ多 カミソリウオ ハリセンボン
MR.ODOI
9月16日 曇り 時々 雨
9月17日 雨☔