海ログ

2010年10月30日(土)

現地より最新の海ログが届きました。?
今期もいよいよスミランクルーズのシーズンになってまいりました。。
皆様のご参加をお待ちしております??

私たちも10月20日~ 2泊3日で個人のお客様を連れてシミランへスタッフが出かけてきました。
世界的な海水の高水温で各地でサンゴの白化現象が起こり問題になっておりますが、スミラン諸島の海も白化のダメージを受けておりました。
半年間眠らせて、サンゴが復活することを期待してただけに残念な気持ちでいっぱいです。

ただこれも大きな自然の力の一つなので地形ポイントやハードコーラル、また20m程度のまだ生き生きしたサンゴをお客さんにご紹介してゆくつもりです。

サンゴを研究しているリピーターの大学の先生が「サンゴはかならず10年周期くらいで良い時と崩れる時が来るものだ」
「自然の力は人間にはどうしようもない」と言う話をあらためて思い出しました。

なのでカタダイビングもナイトロックスを今シーズンから導入しますのでお客様にもまた違った方法でシミランを楽しんでいただこうと思っています。

実は今回私たちのファーストクルーズはヒンデンヒンムアンでした。
こちらは戻ってきたお客様はもちろんスタッフも皆笑顔でした。

透視度は40m、縦方向は水底の60mまで見えたとボートマスターは真顔で話していました。

気になるサンゴですが、3年ほど前に落ちてしまったソフトコーラルがみごとに復活していたそうです。

まさにヒンムアン(ヒンは岩、ムアンは紫色)の名前どおり隠れ根を覆い尽くさんばかりに紫のソフトコーラルが咲き誇っていたそうです。

ヒンデンについても頭が出た岩の近く水深5m程度は確かに白化していたようですが、それが気にならない位に、こちらもヒンデン(デンは赤色)の名前の通り根を赤色のソフトコーラルが覆っていたそうです。

お客様の中に友人の方はシミランへご自身はヒンデンヒンムアンに乗船した方がいらっしゃったのですが、お互いに戻ってきた日に電話をして、「ヒンデンヒンムアンは良かったぞ!なんでこっちに来なかったんだ!?」

と話していたのが印象的でした。

これから私たちもシミランスリンクルーズを行きますので必ず今年のシミランの良さを見つけてくるつもりです。

カタダイビングサービス
奈良

 


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