Planet Wakatobi
2012年5月9日(水)
Planet Wakatobiワカトビという名の星
熱帯の海でダイビングするのは、違う星に行く一番の近道かな?
最近ワカトビを訪れたアマチュア水中フォトグラファーのMick Gulson 氏が、ちょっと変わった目線から撮影した水中写真を提供してくれました
カイメンの間に潜むヘアリースクアットロブスター
写真提供:ワカトビゲスト Mick Gulson
よく見るヒトデも、こんな感じで撮ると違って見えます。
写真提供:ワカトビゲスト Mick Gulson
蛍光発光するサンゴ
写真提供:ワカトビゲスト Mick Gulson
写真提供:ワカトビゲスト Mick Gulson
写真提供:ワカトビゲスト Mick Gulson
最初は植物であると信じられていましたが、サンゴは実際には動物です。またサンゴの触手は単一の生物のように見えますが、実は個々が集まり集合したグループのまとまりなので、多細胞生物ということになります。
ポリプは通常直径数ミリメートルあり、外側の上皮と内側のゼリー状の組織の層によって形成されています。中央部分に口を持ち、口の周りは触手で囲まれています。
写真提供:ワカトビゲスト Mick Gulson
写真提供:ワカトビゲスト Mick Gulson
写真提供:ワカトビゲスト Mick Gulson
サンゴの触手は刺胞を使って獲物を得ており、プランクトンや小魚を捕獲すると胃に持っていきます。消化すると胃を再び開けて老廃物を除去してから、次の獲物にとりかかるというサイクルのようです。
また満月前後になると、同じ種のサンゴが一夜または数夜に渡り、同時に放卵します。
写真提供:ワカトビゲスト Mick Gulson
カラフルなムチカラマツに住むガラスハゼ
写真提供:ワカトビゲスト Mick Gulson
ウニ もヒトデやナマコ、クモヒトデ、ウミシダと同じ棘皮動物門のメンバーです。
殻の下側に口があり、口の内部には咀嚼器(石灰質で5個の歯)があります。ウニ綱の動物は、体が多数の棘で覆われているので防御だけではなく、視覚の役割を果たしています。ウニは、この棘と管足を上手に使い移動ができるわけです。
写真提供:ワカトビゲスト Mick Gulson
クダゴンベは、ヤギ類やウミトサカ類に上手に隠れながら休憩していることが多く、じっとしていたかと思うと、突然さっと泳ぎ始め小さな甲殻類や無脊椎動物を捕食しています。彼らの大好物はというと・・・なんとピグミーシーホスなのです!!
写真提供:ワカトビゲスト Mick Gulson
海で生息するヒトデは、約1800種類確認されています。そのうちのほとんどは、熱帯インド・太平洋で発見されています。
腕の内側部分に吸盤状の管足を持ち、これを使い移動しています。内側中央に口があり、死んだ魚や貝を餌としています。消化管は内側の口から上に伸びた、外側中央に肛門があります。
またヒトデ類は再生能力が高いことでもよく知られています
写真提供:ワカトビゲスト Mick Gulson
写真提供:ワカトビゲスト Mick Gulson