2013.11.06 ハレルヤ号、就航中!
2013年11月12日(火)
カオラックのシーズンがスタートし、ハレルヤ号の第一回目のダイブクルーズが出航しました。4泊4日、全14ダイブで、シミラン諸島、コボン、コタチャイ、リチェリューロック、ボンスーンレックとこのエリアの主立ったポイントを網羅するスケジュールです。
今日は出航してから4日目で、リチェリューロックで潜っています。
この記事を書いている僕は陸での仕事がたくさんあるので、最初の2泊だけ同行し6ダイブだけして途中下船してきました。
という訳で、第一回クルーズの中間報告となります。
ローシーズン中にお色直ししたハレルヤ号はピカピカに磨き上げられています
![](https://www.wtp.co.jp/wtpblog/files/DPP07DD0B06101106.jpg)
全長35m、横幅7.6mは、タイのダイブクルーズ船の中で一番大きいサイズです。
屋上からジャンプするのは勇気が要りますよ〜(^_^;;
![](https://www.wtp.co.jp/wtpblog/files/20131112111113.jpg)
さらにこの船の良いところは母船にバリアフリーなダイブデッキが用意されている事です。
ここから直接ジャイアントストライドエントリーでき、梯子で楽ちんにエギジットできるのです
![](https://www.wtp.co.jp/wtpblog/files/20131112111154.jpg)
![](https://www.wtp.co.jp/wtpblog/files/DPP07DD0B06101440.jpg)
今シーズンに向けて、船上でゲストがより快適に過ごせる様、たくさんの改良を施しました。
サンデッキに大きな幌の屋根を設置した話を書きましたが、他にもいろいろあるので順番にご紹介して行きます。
今回、特にこだわったのは、カメラセッティングルームです。
船の上の限られたスペースに、贅沢にもカメラをセッティングするためだけの部屋を一部屋作ったのです
![](https://www.wtp.co.jp/wtpblog/files/20131112111247.jpg)
ダイブデッキからすぐにアクセスできる場所に、雨風から守られた個室をご用意し、広い作業台にはゴムのマットを敷き、たくさんの電源を用意し、充電器は常設され、水気を飛ばすためのエアガン、各社のOリング用のシリコングリース各種、Oリングリムーバーや精密ドライバー、六画レンチなどなどおよそ必要と思われるものを一通り揃えてあります。
この部屋のお陰で、わざわざ重たいカメラを自分の部屋に持って行ったり、風や雨や波しぶきを気にしながら野外でセッティングしなくてもすみます。
また、この部屋はエアコンを使わずに常温にしているので、涼しい部屋でセットしたハウジングが野外で曇るという事もありません。
カメラダイバーの皆様、是非、この部屋をご利用くださいませ!
![](https://www.wtp.co.jp/wtpblog/files/20131112111345.jpg)
お天気最高!
海は凪ぎ!!
透明度抜群!!!
サンゴも元気で魚影もめちゃくちゃ濃い!!!!
と、いうことで、ご参加頂いているゲストも大満足のトリップとなっております。
![](https://www.wtp.co.jp/wtpblog/files/20131112111345.jpg)
ウェストオブエデンのキンメモドキとスカシテンジクダイ。
![](https://www.wtp.co.jp/wtpblog/files/20131112111535.jpg)
アニタズリーフのソフトコーラルとスカシテンジクダイ。
![](https://www.wtp.co.jp/wtpblog/files/20131112111610.jpg)
エレファントヘッドロックのプラウェーラスの数が増えていました。
凄いスピードで泳ぎ回るのでヒレ全開の瞬間を撮るのが難しいのですが、ホンソメワケベラにクリーニングされる瞬間は止まっているので簡単に撮れます。(でも、自分の中でこれは反則です・・・笑)
![](https://www.wtp.co.jp/wtpblog/files/20131112111644.jpg)
今年もさっそく会ってきました、シシマイギンポ
![](https://www.wtp.co.jp/wtpblog/files/20131112111716.jpg)
ノースポイントでは2mオーバーのレオパードシャークや大きなナポレオンも登場!(写真には撮れませんでしたが・・・)
巨大ウミウチワも健在!
![](https://www.wtp.co.jp/wtpblog/files/20131112111746.jpg)
そしてスリーツリーズは大量のスカシテンジクダイで溢れかえっておりました・・・!
ピントの合う幅を狭くすることで背景にスカシテンジクダイの光だけをぼやかして拾う事ができます。
さらにカラフルなソフトコーラルを絡めたら・・・今はやりの!?メルヘンな感じに撮れちゃいます。
![](https://www.wtp.co.jp/wtpblog/files/20131112111818.jpg)
まだまだ潜りたかったけど、泣く泣く皆にお別れして、一人カオラックへ戻ってきました・・・
皆、今頃リチェリューロックで楽しいダイビングをしている事でしょう!
では、明日に皆が戻ってきて続きのお話を書いてくれるのを待ちましょう。
報告/TAKESHI
写真/いろいろ
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