ワカトビダイブマジック

2013年4月30日(火)

ワカトビのクルーズ船ペラジアン号では、海洋生物が密集しているとされるコーラルトライアングル内に位置する、インドネシアのスラウェシ島南東にある島々と環礁を巡り、美しいサンゴ礁でのダイビングとマックダイブのコンビネーションでダイビングを楽しむことが出来ます! 写真をクリックすると、ギャラリーをご覧いただけます。

写真提供:ワカトビゲストWayne MacWilliams

1. 太陽が沈むと、甲殻類など夜行性の動物たちが行動を開始し始めます。泳いでいくと私達の水中ライトの先には、体の中に電流が流れているかのように虹色に色を変えるアオリイカが暗闇の中で踊っています。

ワカトビのクルーズ船ペラジアン号では、海洋生物が密集しているとされるコーラルトライアングル内に位置する、インドネシアのスラウェシ島南東にある島々と環礁を巡り、美しいサンゴ礁でのダイビングとマックダイブのコンビネーションでダイビングを楽しむことが出来ます!



写真提供:ワカトビゲストWayne MacWilliams


2. ペラジアン号のクルーズルートには、インドネシア・スラウェシ島の南東にあるブトン島で、マックダイビングをするエリアも含まれます。

「マックダイビングって何?」という方のために簡単に説明しておきましょう。マックダイビングとは、砂地やガレ場または桟橋の下などに隠れているカエルアンコウなどの生物を探しに行く、言ってみれば“宝探し”に出かけるようなダイビングなのです。



写真提供:ワカトビゲストSaskia van Wijk

3. ブトン島のパサールワジョと言う町がある湾内に、チーキービーチというダイブサイトがあります。ペラジアン号のゲストとダイビングに出かけると、やんちゃな子供達がビーチを駆け回り、私達に手を振ってきます。子供たちが宝探しをして遊ぶ様に、ここでは私達ダイバーもヒョウモンダコやオオマルモンダコなどの珍しい生物を探しながらダイビングを楽しみます!



写真提供:ワカトビゲストSteve Rosenberg

4. チーキービーチだけではなく、ほとんどのマックダイビングのサイトでは潜るたびに新しい発見があるため、繰り返し同じサイトで潜っても充分楽しむことが出来ます。そして、このコールマンシュリンプのペアのように、さらに特別な何かを見つけられた時には、もう一度チーキービーチに潜りにいこうか考えてしまうのです:)

ワカトビのエリアには様々な種類のエビが生息していますが、その中でもコールマンズシュリンプは人気が高く、よくゲストにリクエストされるエビの一種です。ペアで見られることが多く(大きい方がメス)、毒を持つイイジマフクロウニの棘の真ん中に絶妙に陣取っています。ホストであるウニの毒棘がエビに害を与えることはありませんが、エビは居座るエリアを自分で作っているので、無闇に動かさない様にしてくださいね。



写真提供:ワカトビゲストSaskia van Wijk

5. 「初めてダイブクルーズに参加し、今回ペラジアン号でダイビング200本達成記念のお祝いをしていただきました。手作りケーキで皆様に祝っていただき、良い思い出になりました。クルーの皆様にとても良くして下さって感謝しています。本当に至れり尽くせりのサービスに感動しました。300本達成記念もぜひペラジアン号で達成したいと思っています。」 J.K 2013年4月


ペラジアン号では、それぞれのガイドとともに2隻のテンダーボートに別れてダイビングに出かけるので、とても快適に1日4本(70分)のダイビングをお楽しみいただけます!



写真提供:ワカトビゲストShawn Levin

6. ペラジアンが行く‘バチカン’というダイブサイトでは、色々な種類のテンジクダイやカラフルな幼魚が見られるサイトです。テンジクダイ科に属するほとんどの魚は夜行性のため、日中は浅瀬にあるサンゴの下や小さな穴などに隠れていますが、夜になると出てきて捕食し始めます。また、彼らは口内保育をする魚としても知られています。



写真提供:ワカトビゲストSteve Rosenberg

7. テンジクダイ科の中でも人気の高いマンジュウイシモチは、8.5センチ程まで成長します。長い背びれと黄色い顔に赤い目を持つこのカラフルな魚は、フォトグラファーにも人気があります。危険を感じるとショウガサンゴなどの枝サンゴの中に隠れてしまうので、いい写真を撮るポイントとして、忍耐強くゆっくりアプローチする必要があります。



写真提供:ワカトビゲストWayne MacWilliams

8. イレズミウミヘビやクモガニ、シャコ、タコなど、実はマックダイビングのエリアでするナイトダイブは最高に面白いのです!

この派手なワンダーパスも夜になると頻繁に姿を現します。特定の動物に擬態するのが上手なミミックオクトパスとよく似ていますが、微妙に模様が違います。この写真は、ハンティング上手なタコが穴から出てきたかと思ったら、カメラの前でポーズを取ってくれたラッキーショットです。



写真提供:Wakatobi Dive Resort

9. 絶対見たい魚のリストの上位にニシキテグリが入る場合は、ペラジアンクルーズで訪れる‘マジックピア’を強くオススメします!

コンクリートでできた桟橋の下は、5mから8mのなだらかな砂地のスロープになっていて、そのままゆっくりと25mまで続いています。この桟橋の浅瀬にあるコンクリートブロックの隙間が華やかなニシキテグリの住み家になっているため、本当にたくさんのニシキテグリを見ることができます。



写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams

10. 「マジックピアでのダイビングはとても面白かったです。ニシキテグリの交尾シーンをじっくり見られただけではなく、初めて3匹で浮上していく姿も見ることができました!」海洋学者:リチャード・スミス

サンセットダイブに出かけると、ニシキテグリのオスとメスが求愛ダンスをし、共に浮上していき精子と卵を同時に放つ姿を見ることができます。



写真提供:ワカトビゲスト Richard Smith
www.Facebook.com/OceanRealmImages

11. 「英語の苦手な私達には、日本人スタッフの乗船は大変嬉しかったです。クルーの方の細やかなお気遣いや毎日の美味しいお料理、そして今回はリゾートでは出来なかった大好きなマックダイブができて、ダイビングも満足です。特にマックダイブの所でやったナイトダイブは最高に面白かったです。また機会があったら宜しくお願い致します。」 S.T 2013年4月


マジックピアでのダイビングは、ニシキテグリだけではありません。コンクリートブロックの隙間からは、ウツボが顔を出しアカシマシラヒゲエビにクリーニングをしてもらっている姿もよく見かけます。



写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams

12. カミソリウオ科の魚もマジックピアの周辺を漂うのを好むようです。

カミソリウオ科に属するニシキフウライウオは、ニシキテグリと同様このエリアでもとてもエキゾチックでカラフルな魚とされています。ウミシダに擬態しているため、ウミシダの腕ようにギザギザした感じのスパイク状の鰭が体中にあります。ウミシダやウミウチワなどの近くでよく見られるので、チェックしてみてください。

生息している場所により色を変化させるためカラーバリエーションも豊富で、体を垂直にして頭を下にした状態で泳いでいます。しかしじっくり観察してみると、水平に泳いでいる姿も見ることができます。



写真提供:ワカトビゲスト David Gray


13. 「今まで見たいと思っていた、ほとんどのマクロの世界をここで観ることができました。ペラジアン号の豪華な設備、おいしい食事、クルーの気配り、そして何よりも素晴らしい海の環境、全てにおいて大満足なダイビングクルーズになりました! ありがとうございました。」 神代昌計 2013年3月


全長36mの船にゲストの人数を10名までに制限しているため、広々としていてラグジュアリーなスタイルを取り入れたサロンと各船室で、のんびりダイビングクルーズをお楽しみいただけます。



写真提供:ワカトビゲスト Didi Lotze

14. 「ペラジアン号は欧州のお金持ちの個人ヨットに乗せてもらったような経験となりました。ゆったりとしかも機能的につくられており、動いているのもあまり分からない程、快適な船でした。ボートクルーからキッチンスタッフまで、初日に名前を覚えてくれプライベートなサービスをさりげなく提供してくれました。ダイブに特化した船とプライベートヨットのそれぞれの良い所を会わせたような船でヨーロッパリゾートの雰囲気を楽しみたい方にお勧めです。」 T.O 2013年1月


マスタースイートに劣らず、スーパーラックスキャビンとデラックスキャビンもラグジュアリー感たっぷりのお部屋に仕上がっていて、ベットとは別にソファーもあるので、快適に過ごすことができます。



写真提供:ワカトビゲスト Didi Lotze (デラックスキャビン)

15. 「ステイの前半5日間をクルーズ船のパラジアン号で、後半5日間をリゾートで過ごしました。両所共にとっても親切なスタッフとダイブガイドのおかげでステイとダイビング両方を充分に楽しむことができました。また是非機会を作り、訪れたいと思っています。」
Y.O 2012年12月


マスタースイートには、キングサイズのベットにフラットスクリーンのテレビとブルーレイDVDプレイヤーそして広々したバスルームにはレインフォレストシャワーとハンドシャワーも備えてあります。 



写真提供:ワカトビゲスト Didi Lotze

16. ペラジアン号でクルーズするエリアには、何百キロにも及ぶ環礁や切り立った崖が見物のブトン島南東など、美しい景色が広がります。

ワンギワンギ島の南東にある‘メトロポリス’という美しいダイブサイトには、バラエティーに富んだサンゴやウミウチワ、巨大なカイメンがたくさんあります。流れが強いことも多いのでバラクーダの群れなどの大物も頻繁に見られます。



写真提供:ワカトビゲスト Richard Smith
www.Facebook.com/OceanRealmImages

17. 「ゲスト数が10名までで、すぐにフレンドリーになれ、のんびりとしたタイムスケジュールで、ほとんど壊れていないソフト&ハードコーラルの中で、マクロ系が好みの方におすすめします!」 Toshitaka Tani 2012年9月


ペラジアン号のクルーズで訪れるのはマックダイビングのエリアばかりではありません。周辺にカムフラージュするのが上手なコブシメなど美しいサンゴ礁に生息する魅力的で面白い生物もたくさん見ることができます。

イカやタコの仲間たちはサンゴ礁に生息する生き物の中でもかなり活発で、とても知的で好奇心が旺盛な生物です。遭遇した時は、ゆっくり慎重に動くと彼らを怖がらせず好奇心をそそることができ、むこうから近づいてきてくれる場合もあります。そうすると、体の色や模様を変えるシーンを見ることもできますよ!



写真提供:ワカトビゲスト Walt Stearns

18. サンゴ礁の背景にとても映えるツバメウオの群れの写真は、自然と素敵な一枚になります。

ブダイやハギの仲間など他の草食性の魚が食べない海藻をツバメウオが食べていることにより、サンゴ礁における生態学では、この魚がより重要な役割を果たしている可能性があることが最近の研究で明らかになりました!



写真提供:ワカトビゲストRichard Smith
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19. サンゴ礁とマックダイビングのエリアの両方で見られる、この複雑な模様と色を持つ美しいオリビアシュリンプは、フォトグラファーに人気がありますが、とてもシャイなため撮影するのが意外と難しいエビの一種です。日中は礁壁の亀裂や岩穴に隠れていることが多く、夜になると補食するために外に出てきます。



写真提供:ワカトビゲストRob Darmanin

20. 色が鮮やかな種から地味な種そして形も様々なので‘ウミウシ’と一言で言っても識別するのにとても苦労することもありますが、ペラジアン号のダイブガイドは、ベールの縁をヒラヒラさせながら移動するウミウシを見逃しません!



写真提供:ワカトビゲストRichard Smith www.Facebook.com/OceanRealmImages

21. ウミウシは2本の触覚を使い、水の中の化学物質を検出し食料源を導きだします。マックダイビングをするエリアでは、これらの色鮮やかな生物を簡単に見つけることが出来ます。



写真提供:ワカトビゲストSaskia van Wijk

22. ワカトビダイブリゾートやペラジアン号について、ピグミーシーホースなしでは語れません。

ワカトビのエリアには、4種類のピグミーシーホースが生息しています。写真のピグミーシーホースは、おなじみのバーギバンティピグミーシーホース(Hippocampus bargibanti) ですが、この他にもオレンジ色のデニースピグミーシーホース(Hippocampus denise)、白のホワイトピグミーシーホース(Hippocampus pontohi)、そして茶色のHippocampus severnsi の生息が確認されています。



写真提供:ワカトビゲストMark Snyder



23. ハリメダという石灰藻を生息地に好む、小さなホワイトピグミーシーホースを探せるワカトビのガイドの目も然ることながら、ピグミーシーホースのリサーチをした海洋学者のリチャード・スミス氏も「こんな頻繁に、この種のピグミーシーホース(Hippocampus pontohi) を見られる所は他にはない!」と話していました。



写真提供:ワカトビゲストRichard Smith
www.Facebook.com/OceanRealmImages



24. 「楽しい一週間でした。機会があったらまた来て、できれば2週間くらい滞在したいです。食事が美味しくて、毎回食べ過ぎてしまいました。海が良くて、食事もおいしいデスティネーションはなかなか見つけられないので、本当にワカトビは素晴らしいです!」
K.N 2013年1月



「サンゴが元気で綺麗で素晴らしかったです。食事もとても美味しくて、南の島のリゾートとは思えないほどでした。ダイビング、リゾートともサービスが良く、スタッフの感じもとても良かったです。」
H.H 2013年1月




写真提供:Didi Lotze



25. ペラジアン号のクルーズでは、リゾートから離れたワカトビ列島の島々や環礁を訪れます。シーズンや天候によりルートが異なる場合もありますが、ひとつだけ確かなことは、それぞれのクルーズはユニークで特別な経験になるということです!

ワカトビのクルーズ船ペラジアン号については、こちらからご覧いただけます:http://pelagian.wakatobi.com/home_jp.php




26. 「旅行会社に奨められてやって来ましたが、いざ潜ってみると素晴らしい世界が広がり、とてもとても感激し、楽しいダイビングが出来ました。サンゴが美しく、透明度が非常に良く、魚影も多くなかなかの物です。リゾート内は閑静でのんびりと時の経つのも忘れ、ゆったりと過ごす事が出来ました。スタッフの方々のきめ細やかななる配慮にも感謝感謝です。これでは、リピーターにならざるを得ません。また休暇を取って来ます!」 M.M 2013年1月


バリ島からワカトビまでの特別チャーター機が頻繁に飛ぶようになったため、今までより旅程も選びやすくなり、ペラジアン号でダイビングをすることがかつてないほど容易になりました。ペラジアンのクルーズとワカトビのリゾート滞在を組み合わせるとさらに最高のホリデーになるはずです!



http://japan.wakatobi.com/home_jp.php

写真提供:ワカトビゲストSaskia van Wijk



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