2009年3月 

2009年3月22日(日)

2009年3月28日 ポイント:バナナリーフ(BananaReef)
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 弱い

こんにちは、毎日晴天続きのモルジブ今週は風がなく、午前の海は、潮流が穏やかで心地よいダイビングをしています。
こんなときこそバナナリーフでダイビング!波がないのでボートから水面下のリーフがきれいに見れます。
これなら泳げない人でもボートから珊瑚や魚が見られます。

潜降ろしはじめるとまず2匹の大中のナポレオンがうろうろしていました。そしてクマササハナムロの群れにカスミアジ。その中にロウニンアジが一匹混ざっています。私たちはふわふわと魚たちを見ながらゆっくり進んでいきます。
穏やかな海況のなかただただあちこちを眺めながらのんびりダイビング。気持ちよいですね。とても幸せな気分になりました。



途中体長4cmくらいの小さなスコーピオンフィッシュみたいなものを見つけました。幼魚でしょうか。ひれを使って歩いていました。
60分間のダイビングを終えて浮上しボートを待っている間に海がめが水面へ向かって泳いでくるのが見えました。
呼吸をしてすぐにまたもぐってしまいました
。 周りにはたくさんのスノーケラーも浮かんでいます。

こんなに穏やかな海況ですもんスノーケルでもかなり楽しめることでしょう。

和子


2009年3月12日 午前 ポイント:ブルーケーブ ( Blue Caves ) 
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:30m 潮流:東→西 やや弱い

この2~3日風も穏やかでとても暑い日が続いています。
と言うか・・・もう~あっつい!です。

先週はもしかしたら季節の変わり目かな?なんて言っていたのですが、まだまだぴかぴかの乾期です。

満月(11日)が過ぎ流れもだんだんと速くなりそう気配ですが、今日12日は午前中ブルーケーブに行ってきました! ブルーケーブやHPリーフ・オコベティラに行く時にはいつも、ダイビング前に流れを見るまでドキドキします。 と言うのも流れが速すぎるとダイビングエリアが狭いティラでは、ダイビング自体がとってもタフになるか、不可能になる事が多いからです。

さて、今日の流れは思ったよりもずいぶん穏やかで、エントリー前から素敵なダイビングになりそうな予感・・・。  通常ブルーケーブでのダイビングではロープをリーフに設置してエントリーをするのですが、今日の流れではロープなしでのんびり潜降を開始して行きます。

今回のレポートはデルフィスダイビングセンターで一番の古株オランダ人スタッフ・エリックからです。 水面から水底を覗くと視界(透明度)は悪いようですが、水底から見渡す透視度は30m位はあります。水中ではまだまだ乾期らしい青い海が広がっていますが、プランクトンが少しづつ増え始めそ~うな気配です。

ブルーケーブの名前の由来にもなっているブルーのソフトコーラルはポリプが開き、青い色が一層鮮やかです。側に群れている黄色いヨスジフエダイの群れとのコントラストは最高です。

ここ最近姿が見えなかった大きなナポレオンフィッシュも顔を出し、オーバーハングの陰を覗けばマダラエイが昼寝中、ホワイトチップリーフシャークもサンゴのブロックの間をふらふら泳ぎ回っていたり・・・とブルーケーブの常連が勢揃いです。 もちろんリーフの浅瀬ではソフトコーラルのお花畑のまわりでキンギョハナダイが色を添え、ロウニンアジ・カスミアジたちもクマザサハナムロの姿を追って右へ左へと泳ぎ回り、今日のブルーケーブはとってもにぎやかです。

ダイナミックな地形とほのぼのとした水中風景の両方を味わえる贅沢なポイントですよ。 干満の差が大きくなり、流れはこれからちょっと速くなりそうな気配です。

すでに午後は流れがとっても速くなってきています。
流れに乗って目の前の水中風景が次々に変化してくドリフトダイビングもモルディブならではですけれどネ。

津金でした


2009年3月7日 午前 ポイント:ハウスリーフ ( House Reef )  
天候:晴 気温:30度 水温:28度 透明度:20m 潮流:東→西 やや弱い

この1週間は風が北東から北西に変わったり・・・と乾期としてはちょっと落ち着かない天候ですが、モルディブ日和は引き続いています。 んん~でもちょっと不安定になりつつあるのかな?
もしかして雨期に変わりつつある?・・・いやいやまだ乾期です。

さてデルフィスダイビングセンターでは独自にサンゴ・プロジェクトを始めました。 と言ってもしっかりとプランを立てて始めた訳ではなく、ちょっと思い立ってやり始めた・・・なんていう気軽な感じなんです。 始めたのはオランダ人のウェッセルとモルディブ人のザミール。きっかけはウェッセルの部屋にあった壁の穴を塞ぐ粘土状のパテを何かに使えないか・・・と言う疑問から始まり、だったらサンゴを固定するのに使ってみようと思い立った訳です。 実際どうするのかと言うと,水中で小さく壊れているサンゴを見つけ、それを粘土状にしたパテで岩の隙間に固定して様子を見る・・・という企画です。
しかし・・・ハウスリーフで試してみると、パテは水の中でとろけてしまい水中では使い物にならない状態でした。 そして2回目の挑戦では、コンクリートの粉を水で練った物を団子状にして、それにサンゴの破片を固定する・・・と言う企画。 
これはパテよりは固定できるのですが、コンクリートが固まる以前に海水に溶け出し、今一歩固定しにくいという結果に。

そこでパラダイスアイランドの水上コテージを建設しているスタッフから、コンクリートを練る際に水と一緒にサラダ油を混ぜるといい!という事を聞き出し、早速試してみると・・・これが大成功! 昨年11月より始め、失敗しながらもこの3月までに沢山のサンゴの破片が根付き始めています。 テーブルサンゴにエダサンゴ・ナンヨウキサンゴなどサンゴと呼ばれる種類は何でも試しています。  何の学術的な知識はなくてもサンゴは無事育っています。 ただソフトコーラルはなかなか難しいようで、未だに試行錯誤しています。

サンゴと魚が溢れるハウスリーフを夢見て、デルフィススタッフが交替でせっせとハウスリーフに通っています。 皆さんでも興味があれば是非お手伝いして下さい!

皆さんがその手で植え付けたサンゴの成長を毎年見に来ていただく・・・なんて面白そうですよね。。

津金でした



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