2009年2月~3月 

2009年3月22日(日)

2009年3月21日 天気:晴天 ダイブサイト:マンタポイント 
気温:30度 水温:29度 透明度:15m 風:弱い 流れ:弱い
3月も終わりに近づいてきました。そろそろマンタの季節も終わるのですが、ゲストからのリクエストがあり、今シーズン最後になるであろうマンタポイントに行ってきました。 3,4月になると風の向きが変わり、波が出始め、マンタも他のマンタポイントに移動し始めます。 これは、推測でしかないのですが、雨季の時期はマーレの近くのランカンにいるマンタが、乾季の時期にこのコンラッドホテルの近くのマンタポイント(マディバル)に移動してくるのではと考えられます。

DIVAから約1時間半のドーニーのトリップ。ゲストの皆さんは、サンデッキに上がり、日焼けタイム。 道中イルカがあちこちでジャンプしている姿を見かけ、そのたびにみんなで盛り上がりました。今日はイルカから逃げるダツが水面を30M近く飛んでいるのを見かけました。

そして、マンタポイント。ゲストのみんなにはそろそろマンタシーズンも終わりに近いので、保障はしませんが50%の確立で見られるでしょうと。 マンタが見られなくても、テーブル珊瑚がきれいな魚影の濃いポイントだと期待を高め、エントリー。 リーフを左肩に穏やかに流れる、マンタが期待できる流れです。



そう、今日は当たり日です。入った直後から、ヒメイトマキエイが2匹がかなり速いスピードで泳いでます。 そして毎度のことですが、人気があるポイントのため、次から次へと他のダイビングセンターのダイバーをみかけます。 エントリーしてちょうど20分目いつものクリーニングステーションにダイバーが群がっています。 そう、これはマンタがいるに違いない!ゲストに合図を送り、みんなで移動すると、2Mもない小型のマンタがリーフすれすれでクリーニング中です。
どんどんダイバーが集まってきたからなのか、5分ほどでどこかに逃げていってしまいました。

そして、待つことさらに15分、今度は2m半あるマンタが水底からリーフに泳いできました。みんなを呼んで、リーフの岩をつかんでマンタを見上げます。 優雅に私たちの頭の上をクルクル回りながらクリーニングを受け、そしてゆっくり沖に向かって消えていきました。

そう、今日の収穫はマンタ2匹、ヒメイトマキエイ2匹、他にもいろいろな魚がいたのですが、このポイント、マンタを見ると、他の魚の事を忘れてしまいます。

先々週からマミギリ島からサンアイランドにかけて、ジンベイがよく出ています。 2月の後半から今日に至るジンベイが出た日をまとめてみました。 2月26日 28日 3月2日 3日 4日 7日 14日 16日 17日 18日 19日 20日

乾季はジンベイが出にくいと言われていますが、この3週間で12回かなり高確率だと思いませんか?



キノムラ リサ


2009年2月28日 午前 天気:快晴 ダイブサイト:マミギリ島アウトサイド 
気温:30度 水温:28度 透明度:20m 風:弱い 流れ:弱い
今日は2月26日にジンベイが出たマミギリ島アウトサイドに出かけることにしました。 なぜか、ここ1ヶ月近くジンベイがまったく出ていなかったのですが、急にまたジンベイ が出始めました。 1本目はサンアイランドアウトサイドで潜り、ジンベイ発見ならず、そして、ボートをマ ミギリのあたりまで移動させると、水面に黒い影が、かなり大型のジンベイです。

もちろんみんなで、スノーケリング。最初のうちは私たちのグループだけだったの で、ゆっくりとジンベイスイムを楽しんでいましたが、そのうちに、次から次とボー トが寄ってきて、最終的に6艘のボート、そして、50人近くのスノーケラーがジン ベイに群がり、ジンベイがスノーケラーの影で見えなくなるぐらいでした。

ここで、ひとつジンベイと泳ぐコツをご紹介します。 ジンベイはあまりに近寄りすぎると逃げてしまうので、3,4mほど距離をおいて泳 ぎ、さらに顔の前を泳がないというルールがあります。 とても早く泳ぐので、かなり泳ぐ必要があります。そうしないと、尻尾しか見ること ができません。
そして、スノーケラーの集団からちょっと距離をおいて見るには、ジンベイの顔から 斜め45度ぐらい前、5-7mほど離れたところを常にキープして泳ぐと捕食している ジンベイの顔の表情や、小さなつぶらな目を見ることができます。

さらに、息を止めてちょっと潜行してジンベイを下から眺め、オスか、メスかを確認 したりすることができます。この確認の仕方を知りたい方は、diva maldivesまで お越しください、毎回ジンベイサーチの時には、ジンベイの年齢について、どれだけ 深く潜ることができるかなど、オスメスの見分け方、何匹のジンベイがこのあたりで 発見されているかなど、いろいろなジンベイについてのブリーフィングをしています。

水面休息中にまた小型のジンベイを発見し、 2本目は久しぶりのグルワコーナー。かなり透明度がよいのですが、かなりの流れ。 今日はベテランダイバーだけだったので、迷わずエントリー。みんなすごい流れに乗 りながらのドリフトダイビング。 ツナ、イーグルレイ、スイートリップス、いろんなものが一瞬のうちに通過して、カ メラを持っていても、被写体がカメラの枠に収まっているかどうか、そのぐらい強い 流れでした。

最近3、4ヶ月ぶりぐらいに日本人のお客さまが何組かdivaにお越しいただき、 先週宿泊されたハネムーンのお二人はジンベイを見て帰国されました。

よかった。よかった。

キノムラ リサ


2009年2月11日 午後 天気:晴天 ダイブサイト:サンアイランドアウトサイド 
気温:30度 水温:28度 透明度:15m-20m 風:弱い 流れ:弱い
今日はジンベイサーチでサンアイランドアウトサイドまで遠出をしました。 ここ最近ジンベイにはなかなかお目にかかれません。最後に見たのは1月の中ごろで すから、すでに、3週間以上経っています。 今日も残念ながらボートの移動最中発見ならずで、ダイビング中に会えることを期待 しながらエントリーしました。

ここのポイントは、魚影は少ないのですが、トップリーフにテーブル珊瑚がきれいに ひろがっています。サウスアリに来たからには、ジンベイ!マンタの大物が見たい というリクエストはよくあるのですが、ここ最近フランス人のゲストからコーラルが 見たいという少々変わったリクエストが多くあります。

今日も、ジンベイでないかなー。そろそろでないかなー。でるといいなー。なんて思 いながら、のんびりと泳いでると、ホークスビルタートルが現れ、一緒に泳いだり、 巨大なイソマグロの大群がダイバーの真横を横切ったり、ジンベイがいなくても、な かなか見もののあるダイビングでした。

そろそろゲストのエアーが50気圧に近づいてきたので浅瀬に移動し始めると、前方 から黒い影が数匹見え始めました。なんと、それはモビュラー(ヒメイトマキエイ) の大群で、数が数えられるだけで、30匹、たぶん50匹近く群れて泳いでいます。

この島に来てそろそろ3年が経とうとしているのですが、今までモビュラーの大群は 何度か見てはいるのですが、それでも最高が12匹だったので、今回30-50匹は はじめての経験。かなりアドレナリンがでました。

今日一緒にこの大群を見たフランス人のゲストはオープンウォーターの講習が終わっ て5本目のダイビングだったのですが、3本目のダイビングで3m級のマンタを見 て、4本目でモビュラー1匹がクルクル私たちの周りを回るダイビングをして、今日 はモビュラーの大群。 かなりの幸運の持ち主です。

同じ日にサファリボートも200匹の大群を見ているようで、マミギリ島からサンア イランドにかけて、大群遭遇率が高くなっています。

9日の日が満月だったのですが、満月の後は大物が出やすいのでしょうか?それとも 偶然だったのか、満月が近づくとちょっとワクワクします。

キノムラ リサ




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