2016年4月30日〜 モルディブサファリ ゴールデンウィークトリップ
2016年5月10日(火)
今年のゴールデンウィークもボート2艘、満員御礼でツアースタートです。
アイランドサファリロイヤル号のツアーログはガイドの的場がお送りします。
2016年乾期シーズンも今週が最終週です。
またまた乾期ど真ん中のような天気と海に恵まれ始めたモルディブ、今週はどのような出会いが待っているのでしょう。
気になるログはこちらから⬇
5月1日 晴れ
1本目 MAAGIRI ROCK マーギリ・ロック 北マーレ環礁
エントリー 8:00 透明度:20m 水温:30度 流れ:東→西
見られた生き物: ヨスジフエダイ クダゴンベ スパゲッティ・イール ムレハタタテダイ
さすがのゴールデンウィーク初日、人気ポイントのマーギリには多くのダイバーがチェックダイブに訪れていました。
photo: shogo nakajima
2本目 MIYARU FARU ミヤル・ファル 南マーレ環礁
エントリー 12:00 透明度:30m 水温:30度 流れ:変わり目でした
「ミヤル」はモルディブの言葉でサメを意味します。
生憎の潮の流れだったため、期待したサメたちには会えませんでしたが、コラーレバタフライフィッシュやコショウダイの大きな群をのんびり見ることができました。
どんどん南下します。
3本目 ALHIMATHA KANDU アリマタ・カンドゥ フェリドゥ環礁
エントリー 15:45 透明度:15−20m 水温:30度 流れ:西→東
久々にギンガメアジの大きな群に遭遇しました。
4本目 ALHIMATHA HOUSE REEF アリマタ・ハウスリーフ ナイトダイブ
エントリー 18:40 水温:31度
数十匹のナースシャークや巨大なロウニンアジたちが目の前で補食を繰り広げる様は、もう圧巻、、、。
たまにダイバーにぶつかります。
photo: kimie nakajima
5月2日 晴れ
1本目 ALHIMATHA KANDU アリマタ・カンドゥ
エントリー 6:30 透明度:30m 水温:31度 流れ:東→西
ギンガメアジの群がグルグルしてくれました。
ここからアリ環礁南部のジンベエサーチエリアに移動します。
2本目 HOLIDAY OUT REEF ホリデイ・アウト
3本目 ARI BEACH OUT アリビーチ・アウト
ジンベエサーチエリアに到着した途端、ジンベエザメを発見するも、すぐに潜られてしまいました。
本日はいろいろなジンベエ情報が錯綜するだけで、ジンベエとの出会いはありませんでした。
明日こそ、、、!
と祈りながらソファで目を閉じた深夜2時、キャプテンに
「マトバサン!」
と声をかけられます。
続いて、
「ジンベエイルヨ」
「、、、、、、、え! いまいるってこと!?」
「yes、 イルイル」
一瞬で目が覚めて、後部デッキに飛び出すと、水面でプランクトンを補食するジンベエザメと目が合いました。
「ジンベエザメが後部デッキにきていますよー!」
と叫びながら船内を駆け回ります。
2時過ぎにも関わらず皆さん部屋から飛び出すと、全長6mほどの中くらいのジンベエザメはライトの下で黙々と補食を続けています。
早寝して元気なお客様たちは、3時半から5時の早朝ブリーフィングまでの間ジンベエザメとのスノーケルを楽しみました。
夢でも見ていたのかも、と思ってしまうようなサプライズでした。
5月3日 晴れ とにかく天気に恵まれています。 アリ環礁
1本目 KUDARAH THILA クダラ・ティラ
エントリー 6:45 透明度:25m 水温:30度 流れ:西→東
photo: shogo nakajima
魚影がゴチャゴチャの大人気ポイント。
相変わらずの魚影で大満足でした。
2本目 DHIGURAH OUT ディグラ・アウト
エントリー 10:30 透明度:15m 水温:30度 流れ:西→東
道すがらジンベエザメを狙ってみましたが、今日もダイビング中に遭遇することは叶いませんでした。
昨夜の奇跡に感謝しながら、ジンベエサーチエリアをあとにします。
3本目 REETHI THILA リーティ・ティラ
エントリー 14:30 透明度:15m 水温:31度 流れ:北東→
こちらの言葉で、リーティは「美しい」、ティラは「隠れ根」です。
その名の通りの美しいテーブルサンゴに覆われた隠れ根で癒されました。
天気が良く、気温も高い日々が続きます。
海に入っていないと、もう汗だく。
水温も例年通りこの時期が一番高いようです。
この後、無人島でスノーケル。
パウダーブルーサージョンフィッシュの群を見ることができました。
夜は無人島でのロマンティックディナーです。
5月4日 晴れ アリ環礁
1本目 PANETTONE パネトーネ
エントリー 7:00 透明度:20m 水温:28−30度 流れ:西→東
今日は1日マンタ狙いポイントを巡る予定です。
しかし、1本目からいきなり会えず、、、。
潮が良くありません。
次に期待です。
2本目 MOOFUSHI GAA ムーフシ・ガア
エントリー 11:00 透明度:20m 水温:30度 流れ:止まる
最近大当たりのムーフシですが、そろそろこの辺りのマンタのシーズンも今年は終わりです。
であるにも関わらず、潜行してみると100人以上のダイバーが小さなクリーニングステーションを囲むように着底しています。
そのダイバーの泡のカーテンを突き抜け、大きいマンタがクリーニングされようと現われます。
photo: shogo nakajima
さらに、1まわりほど小さいマンタも追って現われ、2枚のマンタが我々の目の前でクリーニングを施されていました。
※モルディブではクリーニングされるマンタを見る際は、着底が鉄則です。
クリーニングステーションと呼ばれる岩の上に登ってしまうのも禁止。
クリーニングする小さなベラたちも、されるマンタも嫌がってしまいます。
3本目 HIMENDHOO GAA ヒメンドゥ・ガア
エントリー 15:00 透明度:15m 水温:30度 流れ:西→東
こちらヒメンドゥも乾期のマンタポイントです。
先ほどと同じように、潮に乗りながらクリーニングステーションへ向かい、マンタを待つために着底します。
今回は当船の貸し切りです。
着底しながらきょろきょろしていると、先ほどよりもさらに巨大なマンタが現われます。
photo: shogo nakajima
さらにもう1枚現われ、場所こそ違うものの、先ほどと似たようなシチュエーションでした。
1日マンタデーということで、いつものラグーンへ移動し、母船の後に光を焚き、プランクトンを集めてマンタを待ちます。
後部デッキでじーっと水面を見つめていると、水底あたりにマンタが現われました。
はじめは、通り過ぎるだけの行動を続けていたものの、徐々に居着くようになります。
さらに、他のマンタもウロウロし始めました。
お待たせいたしました、潜りましょう!
4本目 FESDU LAGOON フェスドゥ・ラグーン ナイトダイブ
エントリー 19:30 水温:30度
ここでのダイビングは至ってシンプルです。
母船の横に付けたままのドーニからエントリーし、着底するだけです。
我々の持つライトにもプランクトンが集まり、それを補食するためマンタたちが我々の頭上すれすれを旋回します。
頭を叩かれることもしょっちゅうです。
ライトやスノーケルでマンタを傷つけてしまわないように、しっかり避けましょう。
今回は、計3枚のマンタが目の前で補食を繰り返してくれました。
photo: ryo kosaka
photo: ryo kosaka
5月5日 曇り→雨→晴れ
1本目 FISH HEAD フィッシュ・ヘッド アリ環礁
エントリー 6:45 透明度:25m 水温:30度 流れ:北東→
見られた生き物: グレイリーフシャーク ベンガルスナッパー バラクーダ カスミアジ ロウニンアジ ムレハタタテダイ タイマイ ツバメウオ
大人気ポイントのフィッシュヘッド、今回も大興奮の魚影、そしてハンティングでした。
2本目 ORIMAS THILA オリマス・ティラ アリ環礁
エントリー 9:45 透明度:20m 水温:30度 流れ:西→東
最近潜る機会の多いオリマス、ここはダイナミックな地形、力強いハードコーラル、そして固有のハゼや固有クマノミのコロニーを見ることができます。
photo: shogo namajima
photo: shogo nakajima
ここから、マーレ環礁へ向けて約3時間の移動です。
3本目 VERASSARU CAVES ヴェラッサル・ケーブス 南マーレ環礁
エントリー 14:30 透明度:15−20m 水温:28−30度 流れ:西→東 深場は逆
最後のダイビングは北マーレと南マーレを区切るチャネル、老舗・ヴァドゥカンドゥにのヴェラッサルリゾートの前です。
長い壁沿いをのんびりとドリフトしながら、固有のチョウチョウウオやコショウダイの群に癒されます。
ダイビング終了後は器材を洗い、希望者のみマーレ観光へ。
5月6日の最終日は、集合写真を撮ったり、みんなでログをまわしたりしながら船上でのんびり。
昼食後に空港へ向かいます。
2015年末からはじまった乾期シーズン、クリスマスがあって、年を越し、4週間の赤道越えもありました。
皆様のお陰で、このゴールデンウィークまで無事に終了することができました。
来シーズンは、6月25日からスタートです。
プランクトンが多く、魚影の濃くなる雨期シーズンもお楽しみに。
スタッフ一同、皆さまに会える日を心より楽しみにお待ちしております。
アイランドサファリ 的場