2010年7月10日〜 バア環礁

2010年7月18日(日)

2010年7月10日〜 バア環礁トリップ

今期2度目のバア環礁トリップ

ハニファルベイにマンタは来てくれるのでしょうか。

ログはこちら


7月11日 曇り雨
1本目 BACK FARU バックファル 北マーレ環礁
 エントリー:07:40 透明度:15M 水温:28℃ 流れ:スロー北

 今週のチェックダイブは、外洋に面したポイント。 浅羽にチョウチョウウオが多く、光が入るとすごく綺麗。

 なのですが、生憎のどんより空模様。

 水中も暗いのかな、、、なんて考えていたら、エントリー直前、目の前の水面をバショウカジキが、ジャンプ!ジャンプ!!

 10回も跳ねてくれました。

 入る前からテンション急上昇!


 見られた生物: クマザサハナムロ多  カスミアジ  イソマグロ  タイマイ  イエローバンデッドフュージュラー  ヒメイトマキエイ  ブラックピラミッドバタフライフィッシュ   パウダーブルーサージョンフィッシュ


2本目 MAS THILA マス・ティラ
 エントリー:1150 透明度:15〜25M 水温:29℃ 流れ:スロー西

 見られた生物: イソマグロ  ネムリブカ  クマザサハナムロ  ナポレオンフィッシュ  バラフエダイ  マダラタルミ  カスミアジ  モルディブアネモネフィッシュ


3本目 FINGER POINT フィンガーポイント
 エントリー:16:30 透明度:25M 水温:29℃ 流れ:スロー西

 今日は海が荒れているため、バア環礁へ渡るのは明日の朝。

 バア環礁に近い、北マーレ環礁北西部に停泊。

 3本目はこの近くです。

 見られた生物: ネムリブカ(噛み付き合い、後尾しようとしていました!)  ロウニンアジ  ホシカイワリ群  イソマグロ  スパゲッティガーデンイール  イエローバックフュージュラー  マダラエイ  ブラックピラミッドバタフライフィッシュ  ナースシャーク(特大4m)


7月12日 晴れ 雨 曇り

 朝から晴れたし、風も波も無し!! ということで、朝6時前からバア環礁へ向けてボートを走らせます。

 いやー、晴れた!  揺れない!!  気持ちがいい!!!

 ということで、約4時間かけてバア環礁へやってきました。

1本目 HANIFARU OUT ハニファル・アウト  バア環礁
 エントリー:11:00 透明度:20M 水温:29℃ 流れ:スロー西

 ハニファルベイの中をドーニで探すも、マンタやジンベエの黒い影は見つからず。

 ハニファルベイの外側を、大物待ち伏せダイビング。

  見られた生物: エヴァンス・アンティアス  スカシテンジクダイ  キンメモドキ  モルディブアネモネフィッシュ  イエローバックフュージュラー



2本目 HANIFARU BAY ハニファルベイ
 エントリー:14:20 透明度10−15M 水温:29℃ 流れ:無

 ハニファルベイに着くと、早くも数名のスノーケラーが泳いでいました。

 ちょっと飛び込んで覗いてみると、足元に数匹のマンタが。

 みなさーん、ここで潜りましょう!

 エントリーからエクジットまで、4枚のマンタがずっとクリーニングを見せていてくれました。


3本目 DHARAVANDHU CORNER ダラヴァンドゥ・コーナー
 エントリー:17:10 透明度:15−20M 水温:29℃ 流れ:スロー東

 ローカルの人々が暮らす街のある島、「ダラヴァンドゥ島」の沖でダイビング。

 とにかく魚影の濃いことで有名なポイント。

 見られた生き物: クマザサハナムロ  イエローバックフュージュラー  ムスジコショウダイ  ヨスジフエダイ  ヒメフエダイ  バラフエダイ  イッテンフエダイ  パウダーブルーサージョンフィッシュ  マダラタルミ


7月13日  晴れ
1本目 DHONFAN THILA ドンファン・ティラ
 エントリー:07:00 透明度:15−20M 水温29℃ 流れ:スロー東

 バア環礁の超人気ポイント。

 根の東、流れ上からエントリー。

 早速、大量のロウニンアジ、カスミアジ、イソマグロたちのクマザサハナムロ追い込み漁が始まっていました。

 ハンターたちが突っ込み、クマザサハナムロの巨大な群れが生き物のようにグニャリグニャリと形を変えます。

 その周りを、おこぼれを狙いに大型のグレイリーフたちがウロウロします。

 さらに水面下を見上げると、プランクトンを補食しにきたマンタが3枚、大きな口を開けてグルグル回っています。

 ダイビング中ずっとマンタが頭の上を泳いでいてくれました。

 ここにマンタが来てくれているときは、ハニファルベイにもマンタが集まりやすい傾向にあります。

 お楽しみに。


2本目 DHARAVANDHU THILA ダラヴァンドゥ・ティラ
 エントリー:11:40 透明度:15M 水温:29℃ 流れ:15M

 ハニファルベイにはまだマンタがあまり集まっていないので、昨日の「コーナー」と同じく、ダラヴァンドゥ島周りのポイント。

 砂地とコーラルブロックのリーフが、島から長く伸びる。

 見られた生き物: ナポレオンフィッシュ  ムスジコショウダイ  ブラックチンスリーパーゴビー  ジャイアントスイートリップ  フレームバスレット  スパゲッティガーデンイール  オーロラシュリンプゴビー  ブラックシュリンプゴビー  マンタ(クリーニング2枚)


3本目 HANIFARU BAY ハニファルベイ 
 エントリー:15:00 透明度:10−15M 水温:29℃ 流れ:無し

 水面休息の間、本船はジンベエサーチ。

 本船が入ることのできないハニファルベイには、ドーニに見に行ってもらう。

 しばらくすると、ハニファルベイにマンタが集まり始めたとの連絡が入ります。

 ここを逃さず行きましょう! ハニファルベイダイビング!!

 昨日と同じ、突き当たり東端からエントリー。

 浅い根に辿り着くと、3、4枚のマンタが補食をしたり、クリーニングをしたり。

 行ったり来たりするものの、なかなか数は増えません。

 そこで、ハニファルベイの出入り口を目指しコンパスで大移動。

 行けども行けどもすり鉢の底の砂地。

 ちょっと不安になってくる。

 「戻ろうかな、小物探しちゃおうかな、、、。」


 いやいや、ここはハニファルベイ。 とにかくマンタを狙わなきゃ。

 進んでいくと、急に目の前に黒い縦長の影が。

 なんだ? こんなところにこんな根はないはず、、、。

 近づきながらよく見ると、たまにマンタの白い腹が見えます。


 なんと、今年も出ました、マンタのトルネード!!



      



      


 地面から沸き上がるように、何十枚ものマンタが水面まで伸びる竜巻を形成しています。


 やったー!! 急いで他のチームも呼びに行き、みんなで竜巻を囲みます。


 とにかく圧巻。


 エアが無くなるまでマンタを堪能した後は、ドーニに戻ってスノーケルで飛び込みます。

 なんだか、どんどん増えている気がします。

 こうなったらとことん行きましょう。

 4本目もハニファルベイ!!

 夕方になっても数は減らず、水面も水中もマンタしか見えません。

 その数ざっと150枚。

 最後は暗くてマンタが見えなくなるまでご堪能。


 とことんマンタでした。

 いやー、すごかった。


7月14日 晴れ曇り
1本目 KIHAADHOO THILA キハドゥ・ティラ
 エントリー:07:30 透明度:15−20M 水温:29℃ 流れ:スロー東

 見られた生き物: ロウニンアジ  カスミアジ  フレームバスレット多  スレッドフィンバスレット多  マダラトビエイ  イソマグロ多  テングハギモドキ  バラフエダイ  ネムリブカ

2本目 DHIGALI HAA ディガリ・ハア
 エントリー:11:30 透明度:15−20M 水温29℃ 流れ:スロー西
 見られた生き物: 流れ上に クマザサハナムロ  テングハギモドキ  ロウニンアジ多  カスミアジ多  イソマグロ
          根に クダゴンベ  ハダカハオコゼ  イソコンペイトウガニ

3本目 UFULHIGIRI BEYRU フイギリ・ベル
 エントリー:15:00 透明度:15−20M 水温:29℃ 流れ:スロー西

 シンプルな壁沿いダイビング。

 見られた生き物: クマザサハナムロ  カスミアジ  テングハギモドキ  ヒメイトマキエイ  イソコンペイトウガニ  モルジブアネモネフィッシュ  フレームバスレット多  スレッドフィンバスレット多  コラーレバタフライフィッシュ



 この後、無人島に上陸し、スノーケルスイムやクルーとのビーチバレーを楽しみました。


 夜は無人島BBQ。

 久々の陸、南国の無人島を満喫しました。




7月15日  晴れ曇り 

1本目 KUDADHOO CORNER クダドゥ・コーナー
 エントリー:07:00 透明度:20M 水温:29℃ 流れ:スロー東

 見られた生き物: ヒメイトマキエイ  マダラトビエイ  コラーレバタフライフィッシュ多


 環礁を越えて、北マーレへ帰ります。


2本目 AKIRIFUSHI CAVES  アキリフシ・ケーブ  北マーレ環礁
 エントリー:12:15 透明度:20−25M 水温:29℃ 流れ:ミディアム+(西)

 速い流れがリーフを越え、強いダウンとアップカレントが沖側に渦巻いていました。

 久々にモルジブの海の力強さと恐ろしさを見せつけられました。


3本目 AQUARIUM アクアリウム
 エントリー:1620 透明度:10−15M 水温:28℃ 流れ:スロー北

 8日間コースのお客様は、この一本が最終ダイブ。

 名前の通り、水族館のように美しいモルジブらしい魚たちが魚影濃くリーフを彩ります。

 見られた生き物:クマザサハナムロ多  イエローバックフュージュラー多  ドワーフフュージュラー多  ネムリブカ  マダラトビエイ  ムスジコショウダイ  ヨスジフエダイ  ヒメフエダイ  ナポレオンフィッシュ  コラーレバタフライフィッシュ  フレームバスレット  スレッドフィンバスレット  ブラックピラミッドバタフライフィッシュ  チョウチョウコショウダイ  オヤビッチャ



7月16日 晴れ

1本目 OKOBE THILA オコベティラ
 エントリー:0740 透明度:10−15M 水温:29℃ 流れ:スロー南

 9日間、10日間コースのお客様は本日がダイビング最終日です。

 ここは北マーレ環礁の大人気ポイントです。

 見られた生き物:カスミアジ/ロウニンアジ/イソマグロ が クマザサハナムロにアタック  ムレハタタテダイ  アカマツカサ  ヨスジフエダイ  ムスジコショウダイ  フレームバスレット  スレッドフィンバスレット  タイマイ  イヤースポットブレニー  イエローヘッドバタフライフィッシュ  



2本目 POTATO REEF ポテトリーフ
 エントリー:1050 透明度:10−15M 水温:29℃ 流れ:スロー西

根のトップは竜宮城のような、周りを砂地に囲まれたマクロ天国です。

見られた生き物:ドラキュラシュリンプゴビー  トールフィンシュリンプゴビー  キンメモドキ  スカシテンジクダイ  ナポレオンフィッシュ  オーロラシュリンプゴビー  ムレハタタテダイ  フレームバスレット  スレッドフィンバスレット  イエローヘッドバタフライフィッシュ  スパゲッティガーデンイール


3本目 BANANA REEF バナナリーフ
 エントリー:1500 透明度:10−15M 水温:28℃ 流れ:西

 今週最後のダイビングは、モルジブで最も古いダイブサイト「バナナリーフ」です。

 見られた生き物: ヒメフエダイ  イッテンフエダイ  バラフエダイ  ムスジコショウダイ  チョウチョウコショウダイ  ヨコシマクロダイ  トガリエビス  アオウミガメ  ナポレオンフィッシュ  ムレハタタテダイ  ヨスジフエダイ  ハニーコームモレイ  ハナダイギンポ


大成功のバア環礁トリップでした。 

写真提供 やちだ様 

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