2008年7月
2008年7月22日(火)
2008年7月14日 午前 ブルー・ケーブ( Blue Caves)天候:晴・曇・雨 気温:30度 水温:29度 透明度:20m 潮流:西→東 やや弱い
あ~あ・・・ついにお天気が悪くなってしまいました。
月曜日から強い風とともに黒い雨雲がやって来たかと思うと、雨が降り出しちゃいました。
火曜日も西からの風が強くて・・・水面はかなり波立っています。 海に入ってさえしまえば穏やかな水中が広がっているのですけれどねぇ。
そんなちょうどお天気が変わり始めた14日の午前中、久しぶりのブルー・ケーブでは比較的に透明度も良く穏やかな海を楽しめました。
ロープに沿って潜降している間にもイソマグロやロウニンアジ・クマザサハナムロの群れがダイバーの側を通り過ぎ、私たちの目を楽しませてくれるのですが・・・ダイバーの皆さんは潜降にちょっと忙しいみたいです。
潜降中もちょっと周りを見る余裕があると思いもよらない生物に出会えたりするのですヨ。 オーバーハングに広がる青いソフトコーラル・・・今日はポリプが開いていないので鮮やかさにちょっとかけますか・・・とその下に広がるヨスジフエダイの群れは相変わらず青と黄色のコントラストが美しくて、思わず写真に撮りたくなる風景です。
深場のブロックではときどきイソマグロや大中小のナポレオン・タイマイ.マダラエイもやって来たりで、目はきょろきょろと見て回るのにやたらと忙しいです。
浅瀬からオーバーハングにかけての落ち込みでは色鮮やかなソフトコーラルが続き、その周りを彩るキンギョハナダイの群れがとってもカラフルで、まるで水中にお花畑が広がっているようです。
今日はその周りをロウニンアジやカスミアジまでが泳ぎ回り・・・ひゃ~なんて贅沢ダイビング。 もうその場にいるだけで最高な気分です。 な~んて思っているのは私だけなのかな? ホントにこの気分は皆さんにもわけてあげたいくらいです。 このダイビングの後リゾートに帰る頃から雲行きが怪しくなり、雨は降り出しましたのです。 満月になると天候が変わる・・・と言われるので、18日の満月が待ち遠しいです。
もちろん良いお天気に変われば・・・ですけれどネ。
ちょうど今日本人のお客様が少ないパラダイスアイランドに全員で7名ものダイバーの皆さんがいらっしゃいました。
皆さんのためにも早くお天気が良くなってくれると良いのですけれど・・・ ・・・と思っていたら今日16日、雲の合間に青空も覗き始め風も少しだけ落ち着いてきました。良かった、良かった。
でも余り喜んでいると急に天候が変わってがっくりするので、この辺にしておきましょう・・・ネ。
津金でした
2008年7月10日 午前 ギリフシ・カンドゥ( Girifushi Kandu)
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東→西 普通
さてさてモルディブは皆さんの期待を裏切らず、まだ南国日和が続いていますよ~!
時には暑さを紛らわすかのように雨がパラついたりもしますが、それがとても心地よく感じたりします。
今週の水中は流れが速くなったり・・・緩やかになったり・・・毎日コロコロ変わって、ダイビングポイント選びも難しいです。
10日(木曜日)の朝はH.P.リーフでのダイビングの予定が、流れが速くてギリフシ・カンドゥに変更です。 でも、移動中の水面で3匹のマンタ発見!船の上はすでに興奮の渦。
まずは水面のマンタを楽しみ、水中でも見れるだろう・・・と(甘い)期待いっぱいにエントリーします。 ヒマフシというローカルアイランドの外側のリーフから水路に向かってのドリフトダイビングです。 コーナーにかけてのアウトサイドリーフではナポレオンにイソマグロ・マダラトビエイ・ホワイトチップリーフシャーク・・・と常連が勢揃いです。
マダラトビエイはダイバーの様子を見るように、体を優雅に翻し戻って来てくれます。透明度はどよどよしていても、幸せ気分いっぱいです。
さぁ~最後は水面近くのマンタを探しながら・・・んんん~? やはり期待のし過ぎはダメみたいです。
海と接する時は子供のように純粋に無欲でいないとなんですが・・・大人になると難しいですネ。
津金でした
2008年7月3日 午前 ランカン・ベル( Lankan Beru )再び
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:20m 潮流:南→北 やや弱い
ここ最近のモルディブのお天気は多少ぐずついてはいますが・・・なかなか南国らしいお天気が続いています。
な~んて私が楽天的な事を言うと必ずお天気が崩れるので、お天気の話はこれ位にしましょう。
さてさて、行方知らずになっていたマンタがや~っとランカン・ベルまでたどり着いたようですよ。
先週からちょこちょこと顔を出し始めてはいたのですが、今一歩「来た!」とは言えずにいたのですが、今回は「戻って来た!」と言えそうです。
3日木曜日の午前のダイビング、流れは穏やかに流れているアウトゴーイング。
透明度が悪くてちょっとどよどよした水中なのですが、プランクトンが多くて栄養豊富な海はいかにもマンタが好きそうな雰囲気です。 と私は思うのですが・・・。
そしていました! エントリー直後、ちょっと深めの20mのクリーニングステーションに2匹のマンタです。ゆっくりと2回ほど旋回しながら海の彼方に消えて行きました。 ドよどうした水中の中でも姿形ははっきり見えて、そでだけでも「やった~!」と皆で大喜びです。
先を進めていつものクリーニングステーションに向かうと、マンタが1匹いたのですが・・・またしても彼方に消え去ってしまいました。 でもいたのだからまた戻って来るのでは、と期待をいっぱいにして待つ事にします。 ・・・が7~8分待っても・・・出て来ません。で、あきらめて移動しようとすると・・・クリーニングステーションの陰からマンタが1匹顔を出し、その後2匹3匹と仲間を呼び始めます。
最終的には5匹のマンタが私たちの目の前で優雅に待ってくれます。1匹のマンタが口を大きく開けて私たちに向かって来るときなどは、「プランクトンと一緒に私も吸い込んで~!」とマンタに抱きつきたい感じです。
この季節のマンタ達はまだダイバーに慣れてないのか、恥ずかしがりやなのか、残念ながら余り長い時間はクリーニングステーションに滞在してくれませんでした。 でも確実にマンタ達はランカン・ベルに帰って来ました!
今回一緒に潜ったマサアキさんとヨシノブさんはとってもラッキーガイ達なんです。
5日前潜り始めに「いないかも・・・」言いつつダイビングを始めると、いきなりマンタと遭遇。
今回も最終日のダイビングでリクエストに答えてランカン・ベルに行く再びマンタに大遭遇。
何だかお二人がマンタを運んで来たみたいですネ。
津金でした