2008年7月~8月
2008年8月22日(金)
2008年8月27日 天気:晴天 ダイブサイト:リティティラ流れ:中 気温:230度 水温:29度 透明度:15M
今日はREETHI THILAに行ってきました。 久しぶりにお日様が見え、かなりの晴天です。
DIVA MALDIVESの周りにはおおくのTHILA(ティラ)ダイブがあ り、ベテランダイバーさんも感動する、面白いダイブサイトがいっぱいあります。 ティラとは、水中に隠れた根があり、深いリーフという意味です。
魚影が濃く、ソフトコーラルなどもあり、カラフルなダイブサイトもあります。
今日のダイブサイトは20以上あるティラの中でも一番小さく、トップが15mととて も深いダイブサイトで、上級者しか連れて行くことのできない場所です。
水中に5つの大きな岩があり、説明するのが難しいのですが、大きな岩が5つに割れ たようなかんじです。 その岩と岩の間が2-3Mほどあり、その断崖絶壁の間を泳ぐという地形好きに はたまらないダイブサイトです。
ウミウシ、ヒラムシなどが多く、今日もスーザンフラットウォームという虹色の ヒラムシを見つけました。
トップリーフはカサゴがいっぱい。写真を撮ろうと岩に手をつけようと、岩を見る と、危ない!オニカサゴでした。イソギンチャクも多く、クマノミもいっぱい。特に 割れた岩の中心に住んでいるクマノミはとてもフレンドリーでレギュレーターから出 す泡に群がってきます。
今回はエアーモードに設定してダイビングしたのですが、ナイトロックスの免許をお 持ちであれば、コンピュータをナイトロックスモードに設定して潜ってください。
深 いところにオーバーハングがいっぱいあり、さらにチャネルの底も23mぐらいある ので、エアーで潜るとトップにしかいることができません。 モルジブのほとんどのダイブセンターがナイトロックスの免許をお勧めしています。 これは、深いダイブサイトでより長い減圧不要限界でもぐれるというメリットもあり ますが、ナイトロックスタンクは窒素の量がエアーよりも少なく、より多くの酸素がタンクの 中に入っています。すると、ダイビングした後に窒素の吸収量がエアーのタンクで 潜ったときよりも少なくなり、より安全に潜ることができます。
日本にはなかなか浸透していないのですが、ヨーロッパのダイバーさんはほとんどの 方が持っている免許です。 ジンベイ情報ですが、ウォータースポーツが主催するスノーケリングトリップで昨日 ジンベイ4匹出たようです。しかもDIVAのアウトリーフで、まだまだ、ジンベイ 出ているようです。
2008年8月19日 天気:曇り ダイブサイト:アーチス
流れ:中 気温:29 度 水温:29度 透明度:20M
今日もジンベイのご報告。今週ジンベイ毎日出ています。
しかも昨日は4匹、2匹一緒に並んでいるところを写真に収めたお客様もいました。 ダイビングもジンベイの真横に下ろしてもらい、2,3分ジンベイと一緒に泳ぐこと ができましたが、かなり泳ぎが速いので、最後にはこちらがギブアップ。ジンベ イは北に向かって消えてしまいました。
そして今日。
昨日お隣のディグラ島のリーフで出たので、また今日もいるのではないだろうかと、 ボートからジンベイサーチ! 遠くのほうに黒い影が水面に見えます。ボートクルーに”ミーコーチェ?”とモルジ ブの言語で「あれなに?」と質問したら、”フェフリヒ?”「ジンベイかな?」と、 キャプテンにボートを移動してもらうと、やっぱりジンベイです!!
ダイバーみんなに、用意して!と急がせ、みんなでジャンプ!
かなり大型の6Mほどのジンベイが北に向かって泳いでいます。 しかもかなり早く泳ぐので、みんな息を切らしながら泳いでいます。 私自身、キック力に自信があるため、すいすいとジンベイの横までたどり着いて、写 真を何枚か撮りました。
しばらくすると、昨日ジンベイをいっぱい見たと報告してあげたビラメンドゥーの ボートが近寄ってきて、ジンベイどこ?って、指をジンベイの方向に指してあげる と、20人ぐらいのダイバーがスノーケルでいっせいにジャンプ! そして、DIVAホテルのウォータースポーツにもジンベイが出ていることを報告し たので、すぐにジェットでお客さんを連れてきて、スノーケルをしていました。
ダイビングはそこから近いアーチスでもぐり、マンタを見ました。
去年8月はあんまりジンベイ出ていなかったのですが、今年はかなりでています。 9月もこの調子でいっぱい出るといいな、、、。
2008年8月17日 午後 天気:晴天 ダイブサイト:クダラティラ
流れ:弱 気温:30 度 水温:29度 透明度:20M
今日の午後はKUDARAH THILA (クダラティラ)にいってきました。 流れもなく透明度もよく、魚もいっぱいです。 クダラティラは海洋保護区に指定されており、アンカーを落とすことも禁止されてい ますし、魚を取ることも禁止されています。 そのためか、魚影が濃い!
ティラ一面をヨスジフエダイが覆い。ヒメフエダイ、キンギョハナダイ、 ネオンフュージュリア、キビナゴ、そしてその魚たちを捕食するカスミアジ、カイワ リ、ツナ。 この大型の魚たちが小さな魚を捕食する際に群れが一気に散ったり、 また群れが集まったりする光景に感動します。 また、ナポレオン、ニセゴイシウツボ、ハタなんでも見ることができるポイントで す。
世界のいろいろな場所でダイビングした経験のあるインストラクターですら、 こんなすごいダイブサイトは初めてだと言います。 ただし、このダイブサイト、アドバンスがないとダイビングできないので 必ずアドバンスを持ってくるか、こちらでアドバンス講習をしながら潜りましょう。
今週はジンベイの当たりの週です。 4つ離れた同じEURO-DIVERSのビラメンデゥーのハウスリーフでジンベイ 6匹!しかも3日間とも。 もしかすると明日も出ているのでは、、、 私たちも、ダンゲティーコーナーの近くで見たり、マミギリアウトサイドで発見した りと毎日ジンベイが出ています。
2008年8月11日 朝 天気:晴天 ダイブサイト:マミギリアウトサイド (Whale Shark trip)
流れ:弱 気温:30 度 水温:29度 透明度:20M以上
今日の朝はWHALE SHARK TRIPです。 ジンベイは英語でホエールシャークといい、鯨のように大きなサメという意味でしょ うか?世界一大きな魚です。
この、ジンベイについての豆知識。
ジンベイは最大で15Mぐらいまで成長すると言われています。 モルジブの南アリアトールでは、だいたい3.5m-8mぐらいまでの子供のジンベイに 出会うことができ、なぜか、大型のジンベイを見ないことを考えると、成長すると外 洋に出て行くのであろうと考えられています。
ジンベイが9mまで育つのに30年かかり、初めて30年目で子供を宿すことのでき る年齢に達すると言われています。卵を産むのではなく、おなかの中で子供を育てる そうです。だいたい、300匹ぐらいを産み、300匹のうち1匹育てばいいぐらい だそうです。 ガラパゴスや、アフリカなどで大型の15Mぐらいのジンベイを見ることができるので すが、モルジブで育ったジンベイなのでしょうか?
ジンベイの側面のえらの辺りの白色の点の位置でジンベイを見分けることができま す。これは、私たちの指紋のようにそれぞれ異なるドット(点)を持っており、写真 をとって、比べることができます。
ジンベイを触ったりする行為はもちろん禁止!私たちの手についているバクテリア だったり、サンオイルなどで、ジンベイが皮膚病になってしまうことがあります。
ジンベイと一緒に泳ぐときも3m以上はなれて泳ぎ、必ずジンベイの前を泳がないよ うにするというルールもあります。
と、このようなジンベイについてのお話をジンベイトリップのブリーフィングでお話 しし、皆さんの期待を高めてジンベイ探しをスタートさせます。
今回のトリップ、船をサンアイランドのあたりまで移動させると、サファリボート と、何人かのスノーケラーを発見。目を凝らせると、サファリボートのクルーがあっ ちに、あっちにと指をさしてくれます。これはジンベイに間違いなし!と、マスクと フィンだけつけてジャンプ!
5mぐらいのジンベイがゆっくりと南に向かって泳いでいます。しかものんびりと泳 いでいるからみんなで20分以上スノーケリングし、まだまだ一緒に泳げたのです が、疲れきったダイバーが半分以上ふねに戻っていたのでここで終了。 かなり、貴重な体験をしました。
今日12日もホエールシャークトリップ。午前中に3m半ぐらいの小型のジンベイを サンアイランドのお隣、ホリデイアイランドのアウトサイドで発見したようです。』
2008年8月5日 天気:晴天 ダイブサイト:ディグラベル
流れ:弱 気温:30 度 水温:29度 透明度:10M
こちらは晴天が10日以上続いております。風も落ち着いて、波もほとんどありませ ん。
今日の朝はお隣のディグラ島の外海ディグラベルに行ってきました。 お客さんはスペイン人のお二人のみ。ボート上貸しきり状態です。
お客様より透明度がいいところでという要望があり、昨日から頭を悩ませていまし た。というのもこのところ透明度がよくて15Mぐらい。
今回のダイビング、初めにカメを見て、ちょっと行ったところで、岩の陰にオニダル マオコゼが口をパクパクしながら隠れていました。かなり珍しい魚で、英語名はス トーンフィッシュと言って石の形をしているところから名づけられています。そし て、最後安全停止し中にイーグルレイが3匹私たちの下を舞っているところを見るこ とができました。
DIVA MALDIVESから4つ離れた島にも同じユーロダイバーズの入ってい るビラメンドゥーという島があり、毎日そこのインストラクターといつジンベイを見 たかの確認をしているのですが、 先週は7日のうち4日ジンベイ探しのトリップがあり、100%の確立で4日ともジ ンベイに遭遇していました。昨日もマミギリの島の外側で3匹見たようです。
私たちはホテルがオープンしたてで、お客様の数も少なく、さらにダイビングをするお客様 がほとんどいなかったため、先週はジンベイを見ることができませんでしたが、今週 はダイバーのお客様が10人近くいるため、明日ジンベイ探しのトリップに出かけて きます。
DIVA MALDIVESジンベイが出るポイントに一番近い島なのでぜひぜひダ イビング旅行に来てください!
2008年7月26日レポート
今週はお客様の数が少なく、ボートもほとんど貸しきり状態です。
ユーロダイバーズ DIVA MALDIVESでは、お客様がお一人でもボートを 出していますので、時々インストラクターが2人ダイバーのお客さんがお一人というか なり贅沢なダイビングをすることができます。
今週は日本語でのオープンウォーター講習があり、新婚旅行のお二人は、講習の1本 目からマンタ、イーグルレイ、カメと、いいものがいっぱい見ることができました。
モルジブでダイビングを始められた方は、マンタなどが見られることが当たり前だと思い、違う国に行って、マンタはかなり珍しいものだということに改めて気づかれる と思います。
8月9月の雨季の時期にはお隣のディグラアイランドの内海にあるアーチス、サン セットファルなどのダイビングサイトでよくマンタを見ます。
ボートからもマンタが 水面を泳いでいるところを見かけることもよくあり、発見するとスノーケリングで一 緒に泳いだりしています。
最近ジンベイはお休み中なのか、2週間前の7月のはじめに見たきり出没していませ ん。
7月の10日ごろマーレの近くのランカンというポイントで3日にかけてジンベ イの出没報告が同じユーロダイバーズのクルンバ、フルムーン、クラブメッドカニか らありました。
絶対出るはずないポイントらしいのですが、もしかするとマーレまで 買い物に出かけたのでしょうか? 最近はイルカを見ることが多く、3日ほど前にPILOT WHALEが30匹以上 ボートの真横を泳いでいるところを他のインストラクターが見かけています。