2008年9月
2008年9月22日(月)
2008年9月30日 午前 ネリバル・ハァ( Nelivaru Haa )天候:晴・曇 気温:30度 水温:29度 透明度:20m 潮流:西→東 やや弱い
新月が過ぎても・・・10月に入っても・・・まだまだ南国日和は続いています。
ロイヤルアイランドは多くの緑に囲まれているので木陰も多く暑さをしのぎやすいのです。
夜になりその緑の陰から涼しげな虫の声も聞こえたりしてくると、昼間の暑さから解放されてホ~ッとしたいい気分になります。
それに日本の秋の音の様にも感じます。
今週は水中も流れは穏やか、透明度も雨期にしてはSo Soです。
ロイヤルアイランドに来て以来ずっと楽しみにしていたのはネリバル・ハァでのダイビングです。 それは・・・フリソデエビです!
2ヶ月ほど前にスタッフのカタリンが見つけて以来ずっとそこに棲みついています。 ちょっと前になるのですが、やっと計画を立てて行ってきました~!
9月30日(火曜日)8:30ロイヤルアイランドを出発。
小さな隠れ根の真上でエントリー、14mの根の上までゆっくりと潜降して行きます。根の周りにはキンメモドキやキビナゴが大きく群れ、それを追ってカスミアジ・イソマグロ・スマ(カツオの仲間)達が水中に溢れかえっています。
ナンヨウキサンゴの合間に群れるヨスジフエダイを見ながら根の周りをゆっくり回って行きます。
さて、フリソデエビ。
第一発見者のカタリンに棲処の詳細を聞き、結構自身を持って、張り切っていたのですが・・・???
「ここだ!」と思っていた場所にいない?!いない?! 表面は平静に保りつつも内心はパニックです。
気を持ち直して先に進みつつ、カタリンからの情報を反復して・・・んんん・・・カタリンが言っていたナンヨウキサンゴが縦に3本並び・・・その前に壁から伸びているウミカラマツを発見!
でも2本もあります。
1本枝振りのよいウミカラマツの周りに食べ散らかしたらしいヒトデの残骸を見つけ・・・そのウミカラマツの枝の中を覗くと、いましたいましたよ~!! オスとメスの2匹が、白っぽいスポンジがくっ付いているようにひっそり潜んでいます。
試しに食べかけのヒトデの足を与えると、小さい方のメスがすぐに飛びついてきました。
ひゃ~本当にかわいい!
一緒に潜ったダイバーの皆さんの中で一番興奮していたのは私かもですね。
もちろんフリソデエビがいなくても・・・マンタがいなくても・・・ネリバル・ハァでのダイビングはいつでも何か発見があってとっても素敵なんです。
ちなみに1年前の9月にはピンク色のカエルアンコウがいたんです。
さて次の素敵な発見はなんだろう?!
津金でした
2008年9月29日 午前 ディグ・ティラ( Dhigu Thila )
天候:晴・曇 気温:30度 水温:29度 透明度:20m 潮流:西→東 やや弱い
この木曜日にロイヤルアイランドにやってきました~!
1年ぶりのロイヤルのフレンドリーなスタッフたち・リゾートの緑あふれるヤシの木やバニヤンツリーのジャングルはいつもと変わらず温かく迎えてくれるのですが、何だかとても新鮮にも感じます。
さて気になるお天気ですが、今週中頃は雨が降り出したり・・・と崩れそうな気配があったのですが、持ち直しました。
モルディブ日和は健在です。 久しぶりのバァァ環礁の海は相変わらずリッチです。
魚影の濃さと魚の大きさがリッチなのはもちろんなのですが、もっと感じた事はサンゴ礁の再生の勢いです。
ロイヤルのハウスリーフでもエダサンゴやテーブルのサンゴが再生し始め、その周りにはデバスズメなどの小魚達も集まり、1年前には想像ができないほどです。
もちろん他のダイビングポイントもとっても素敵ですよ。 こ
ちらに移動して以来毎回のイビングの度にワクワク・ゾクゾク楽しんでいるのですが、今日29日ディグ・ティラは久々の興奮ダイブでした。 海も流れもお天気も穏やかな午前のダイビング。
エントリーして水中を見たらすでにマンタが6匹くるくる舞っています。ひゃ~水面のダイバー達はすでに興奮状態です。
潜る前は「んん~今日は耳の調子が良くないからゆっくり潜降したい・・・」なんて言っていたレズリーもあっという間に潜降。
水中で「耳大丈夫なの?」とサインを出すと、ゼ~んぜん大丈夫みたいな返事が返ってきました。
マンタパワーはすごいですね。
水中にはちょっと大きめのプランクトンがわんさといて、マンタ達はそれを補職しているみたいです。
ちょうどジェットコースターが大きなループを回るように、マンタもくるくる・クルクル大きく体を翻しています。
時にはダイバーに突進しそうな勢いで泳いで来るんです。口を大きくあけてエラを膨らませながらやって来ると、「プランクトンと一緒に私も吸い込んで~!!」とそのまま口の中に飛び込んで行きたくなります。
ダイバーの皆さんの呼吸もバクバクしてかなり興奮しているみたいです。もちろん私もバクバク状態です。
マンタの興奮も一息ついて左側にリーフを見ながら移動している最中も、ひっきりなしに前から後ろから・・・マンタ達は通り過ぎてくれます。
もちろんマンタが見えない時には、元気なサンゴ達や特大カスミアジとキツネフエフキの大きな群れ・キビナゴの群れと遊んで・・・もうあっという間の1時間です。
安全停止中もマンタと一緒で、最初から最後までリッチでゴージャスなダイビングでした。
さぁ~次のゴージャスはダイビングはどこだ~?!
津金でした
2008年9月8日 午前 愛しきマンタたち!
天候:晴・曇 気温:32度 水温:28度 透明度:15m
9月6日は、この前書いたY夫妻のダイブ最終日。 マンタが出てくれればどこのポイントでも満足という お二人のために、朝はまたネリバル・ハ、そして昼は とてもリスキーなハニファル・ベイへと潜りにいくことに なりました。
午前のネリバル・ハは流れがとても弱いアウト。 潜降して根についてすぐにマンタが1枚。
先週同じ ところを潜っているので、深い棚を除くのはやめにし、 18m-20mのリーフの上に近いところを回るように しました。魚、魚、魚だらけの光景を楽しんでいると、、、、突然現れたイルかが4匹!あっという間に 姿を消してしまいましたが、捕食中だったらしく、、、、、 タカサゴなどの群れがカスミアジなどに追いかけられているいつもの光景よりは3倍以上の魚たちの動きが!
もう何本もモルディブで潜っているいるお二人ですが、水中でいるかを見たのは初めてだったそうです。
その後のネリバル・ティラではラッキーなことに数々のマンタ達。最高の最終日ダイブとなりました。
午後はハニファル・ベイへ。何がリスキーかというと、 この小さな砂地の湾は、運が良ければ多数のマンタ、 そしてジンベイと潜れるし、何も無ければ砂地しか ない、、、、、、、。
それも可愛らしいゴビーもいない 退屈なダイブとなってしまうからです。流れ次第なの ですが、ダイビングに行く時間は決まっているので そのダイミングに合うかどうかが難しいところ。
今までに4回トライしたのですが、1回目は多数の マンタ。2回目はマンタは少なめ。3回目は水面から チェックするとマンタはゼロだったので、ハニファル・ ティラに移動しました。ジンベイは、、、、運悪くゼロ。
先週4回目のトライは多くのマンタ!そしてこの日は、、、、、マンタはいたけれども水面にいるほうが多く、水中では数少なかったようです。でも、水面に上がってからも2枚のマンタが私たちの回りを口を大きく開けながら、クルクルと回っていたので、一応ダイブは楽しく終了しました。フゥ~!よかった、、、、、、、、。
by Junko Mima
2008年9月1日 午前 ネリバル・ハ
天候:晴 気温:32度 水温:28度 透明度:15~20m
8月中、とても良いお天気が続いたのですが、一昨日の午後から雨模様です。まあ草木も水を恋しがっていたことでしょう。
でも、水の中は良い透明度で、気持ちはいいのですが。
昨日からリピーターの山田夫妻の到着。冬の休暇は ミリヒ、夏の休暇はロイヤルと決めているこのお二人。 前回のミリヒではジンベイを見れたとか!そういえば 前回のロイヤルでもジンベイに遭遇することができたお二人。
でもロイヤルのマンタ達が恋しい~!と 到着後に話されてました。
今日の朝はネリバル・ハ。この1ヶ月間、2匹の フリソデエビはいつも同じところにいてくれるので 助かります。そのためには餌となる小さな茶色の ヒトデを手土産にしなくてはいけないのですが(笑)。
でも今年はネリバル・ハでマンタがクリーニング中と いうのがとても少ないようです。
去年もそうでしたが ネリバル・ティラやネリバル・ハよりも、ディグ・ティラ、アンガ・ティラの方がマンタが多いような、、、、。
潜行してグラスフィッシュの中、リーフが見えないような状態でリーフを回っていき、フリソデエビにご挨拶。 途中で4枚のマンタとすれ違いました!キツネフエダイやカスミアジの群れが捕食中。みごとな群れです。
その後ネリバル・ティラに渡り、コーナー近くでマンタを 見たものの、これまたクリーニングには来てくれない。 マンタの姿がなくなったので、左肩沿いに壁を進んでいくと、モンハナシャコ。写真写りよさそうにストップしてくれたので、みんなで見ていると、左にタイマイ、右に マンタ!私としてはタイマイの方がこの辺では貴重だと思うんだけど、やはりマンタ人気には勝てないようです。
安全停止に入ろうとしたところで5枚のマンタが 突然クリーニングステーションに現れました。そのために、60分よりもダイブが長くなってしまい、他のグループには申しわけなかったど、ダイバーが上がりたくない気持ちもわかるし、、、、。マンタフィーバーはまだまだ 続きそうです。
by Junko Mima