SEA SPIDER

2010年3月6日(土)

      

節足動物 ウミグモ網  「シースパイダー」「ウミグモ」などと呼ばれ、世界に約1200種、日本近海に150種ほど確認されている。

最大で10㎝程度。

8本の足を持つことからクモと呼ばれるが、陸上のクモとの血縁は果てしなく薄い。

胴体が小さすぎるため、なんと、この8本の足の中にも内蔵が入っている。

卵性で、孵化するまでの期間は雄が抱卵する。

この「ウミグモ」と同じく、節足動物と呼ばれる生き物は分類が広く、エビ、カニ、ヤドカリ、シャコの仲間、カブトガニ、フジツボやワレカラ、ウミホタルなども含まれる。

先週、強い流れに飛ばされ、泳いでいる(?)ウミグモに遭遇。

そして、キャッチ。

写真の個体は関節部分に派手に藻を付けていて、左前脚は失われています。

つまり、内蔵が一部失われているのでは・・・。

モルディブで初の対面でした。




モルディブの大御所たち

2010年2月27日(土)

      


 モルディブ・サファリと言うと、やはり、ジンベエザメ、ハンマーヘッドシャーク、マンタの、いわゆる「三冠」を狙うイメージが強いのではないでしょうか。


 この三つに関しては、できる限り追い続けます。


 しかし、ここはモルディブ、それ以外にも「大物」は数多く存在します。


 その一つが、写真の「マダラエイ」。


 このマダラエイ、大きいと2m近くになります。


 砂地やオーバーハングの隙間にじっとしていることが多いのですが、マダラエイ狙いのダイビングをすることはないため、意外にも出会えない週もあります。


 三冠以外にも、大物がひしめくモルディブサファリ。


 ダイバー人気世界一の理由は、サイドメニューにも事欠かないというところなのですね。
 

モルディブ 大物の海の小さなアイドルたち

2010年2月20日(土)

      


 モルディブにはいないのかと思っていた、「イソコンペイトウガニ」。


 一週間、毎ダイブ違うポイントを潜るため、小さい生物を探すことに、あまり時間をさけません。


 うしろをジンベイザメが通るかもしれないし。


 この「イソコンペイトウガニ」、お客様が発見してくれました。


 すると、その付近には、他にも何個体も住んでいました。


 気を抜かず探します。 


 場所は、南マーレ環礁「KUDA GIRI クダギリ」。

モルディブ 乾期の魅力

2010年2月13日(土)

      

 2月に入り、モルディブは乾期らしいすっきりした流れが、東の海から入りはじめました。


 それにともない、外洋に面したポイントでは透明度があがり、大型のサメやアジなどのハンターに加え、イルカやカジキなどの遭遇率も高くなります。


 どうしても外側に視線が集中しがちですが、リーフ側でもこの流れの影響を受け、ソフトコーラルが綺麗に咲き乱れます。

 
 暗いオーバーハングの中に咲くことが多いため、見落とされてしまいやすいのですが、ライトを当ててみると、そこは一面の花畑。 


 写真は、北マーレ環礁「NASSIMO THILA (ナシモティラ)」。





乾期

2010年2月6日(土)

      


 モルディブのベストシーズン「乾期」と呼ばれる時期になりました。

 
 何がベストかというと、天気、海況と透明度です。


 自称「雨女」や「雨男」も、大喜びです。


 強い流れが入る、透明度の良いエリアで潜るので、イルカやカジキの遭遇率もアップします。


 ど派手なダイビングをご期待ください。




スカイダイビング

2010年1月23日(土)

     

 写真は今週モルディブサファリに乗船の、仲良し4人組。


 ジンベエ、ハンマー、マンタを見ることができたので、最終ダイブは記念写真ダイブ。


 スカイダイビング風に潜降、下から写真を撮ってみました。


 この後、イルカの群れに遭遇。


 水中イルカを見たいと言い続けていたみなさんだっただけに、喜びも一入。


 願い続けると、意外と叶うものです。

2010年1月16日(土)

  みんなの見上げる先


11:00(日本時間15:00)、部分日食から始まった、「金環日食」。





このために、この日程を選んでモルディブへ来た方もいるほど。





一時間以上かけて、月と太陽が重なって行く。





12:20、完全な「金環日食」になりました。

インド洋だけではなく、インドネシアやフィリピン、西日本でも、部分日食として見ることができたとか。



その後も同じように、一時間以上かけて月と太陽が別れていきました。



2012年5月、日本でも、各都道府県からこの「金環日食」が見られるらしい。


写真を撮りたい方、専用のフィルターをお買い求めになることをお薦めします。


モルディブ 大物の海の小さなアイドルたち

2010年1月9日(土)

      

 今週は、何といっても天気が最高でした。


 海も良く、ジンベエザメもどこに潜っても出会えてしまうほど。


 大物で満腹になったところで、足元を彩る小物アイドルをご紹介。


 写真は、「MAAGIRI ROCK マーギリ ロック」というポイントの、美しいソフトコーラルに住む、「クダゴンベ」。


 クダゴンベは、比較的いろいろなポイントで見られるし、モルディブの個体たちはあまり深くないところにも住んでいます。


 マクロも好きよー。 という方、お気軽にリクエストください。

** タイトル無し **

2010年1月2日(土)

       

皆様、明けましたね。

2010年もよろしくお願いいたします。


モルディブでは年越しの際に、月食を見ることができました。

今月中に、「金環日食」もあります。


それはさておき、、、

去る年末年始も、例年通りお客様が多く、モルディブではサファリボートを二艘まわしました。

今年のアイランドサファリ・デラックス号では、私、日本人一人とイタリア人二人がガイドで乗船しました。


真面目でお客様へのケアが細かい(日本人もびっくり)、イタリア人ダイビングショップ・オーナーガイドの「アルベルト」。


かっこよすぎて女性ファンも多い肝っ玉姉さん(全身に各国のタトゥだらけ)、フランチェスカ。



ステキな年越しを過ごすことができましたでしょうか。


今年もモルディブに限らず、世界の海を又にかけます。


どうぞ宜しくお願いいたします。



ケニア ドバイ 行ってきました

2009年12月26日(土)

      

モルディブは、今シーズンの第一週目が無事終了しました。

モルディブに戻る前、11月末より、アフリカ大陸・ケニアと、アラブ首長国連邦・ドバイに行ってきました。

ケニアでは首都ナイロビに一泊し、様々な動物のBBQを食べまくりました。


      


その後、都会を離れ、サバンナ「マサイマラ」や、山奥の「アバーディア」でひたすら動物を追う日々。

「マサイマラ」は、映画「沈まぬ太陽」のサバンナの舞台にもなった土地です。


そして、世界一セレブレティな街、ドバイへと飛びました。

まさに非現実ツアー。


冬の日本をちょっとだけ味わい、戻ってきたモルディブ。

今夜からのトリップ中に年越しです。

なるほど、さすが師走。
慌ただしく走り回っているうちに、あっという間に来年ですね。



2009年は、モルディブ、インドネシア、MDフェアはじめ、様々なところでお世話になりました。


皆様にとりまして、2010年がよりステキでありますように。

少々早いですが、暮れの挨拶でした。


良いお年をお迎えください。


wtp マトバ




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