マンタ・ハンマーゲット♪ ジンベイは・・・
2009年9月7日(月)
8/30/09 第1日目位置:北マーレ環礁 POINT:Lankan Reef 天候:☀/☔/☀ 水温:28℃
気持ち良く晴れていたと思っていたら、エントリー直前に急に曇りだす。激しい雨と風がやって来た。あれっ、と思っている間に島の影は霞んで行く。水面で全員が入るのを待っているとドーニは風に押されてドンドン沖に押し出される。なんとか揃って潜降を始めると海底など見える物の無い暗い深い海が下には広がっている。ちょっと大変だったけど泳いで、泳いでやっと海底が見える所までやって来て一安心。でも、少し南に流されたようだ。弱い流れに向かってクリーニングロックにやっと辿り着く。マンタは1枚根の上でクルリ、クルリ回りながら気持ち良さそうに漂っていた。😄
位置:北マーレ環礁 POINT:Sunlight Thila 天候:☀ 水温:28℃
リーフィング前、全員集合するのを待っていると遠くで跳ねていたイルカ達がリーフ沿いにやって来てボートの前方の海面はイルカだらけ。ドーニで出発してもイルカの群は周りを泳ぎ回っている。いよいよエントリー開始。水に入るとキューキュー、ピーピーイルカの声に前進を包まれる。イルカが30頭ほど固まってこっちに向かって泳いで来る。浅い深度のままベルを鳴らして指差しながら振り向くとまだ1人も入って来てない。真下を通過して行くイルカ達。やっと1人目が入った。今日のチームは経験値の浅いメンバー。一人一人ゆっくりとエントリーしている内に去って行くイルカ。
結局誰もイルカの姿を水中で見る事はできなかった。入った瞬間から出るまで油断できないのだ。😳
位置:南マーレ環礁 POINT:Kuda Giri 天候:☀ 水温:28℃
出発前に、アンカーやブイを使わないここモルディブのエントリーと潜降について話す。まだもたつくけどテンポは少しよくなったようだ。カスミアジがクマザサハナムロを追いかけている横を進んで行く。チビイソマグロが群れて沈船の周りを泳ぎ回っている。岩陰でユカタハタがベンテンコモンエビに掃除されているのを見ていると真後ろを大きなイソマグロが3匹、一列になって泳いで来て目の前でターンして行く。見上げると大きなカスミアジの群に混じって小さめのロウニンアジが守られるように泳いでいた。😊
8/31/09 第2日目
位置:南マーレ環礁 POINT:Medhu Faru 天候:☀ 水温:28℃
エントリー、ちょっと濁った水の中を落ちて行きつつ最後の一人が入るのを確認。沈み始めた最後尾の人の近くを大きなモブラが通り過ぎて行く。ロウニンアジのたまり場で根待ちしていると棚上側からマダラトビエイが泳いで来る。
なかなかロウニンアジの群は出て来ない。壁沿いをやって来る大きなマンタ。ゆったりとゆっくりと通り過ぎて行く。ハナヒゲウツボの穴の手前、大きなマダラエイがじっと固まっている。1ダイブでエイ4種ってなかなか無いよね。
目指したロウニンアジの群は少し壁から離れた所に居たんだけど、どうも警戒しているのか寄れば濁りにむこうに消えて行く。😰
ジンベエサーチその1
天気もよく、波も静か。暑い日差しの中、海面を見つめながら影を探す。ディグラ、アリビーチ、ディッドゥ、アリヤドゥー、マアミギリ、ホリディ、サンアイランド、どこも青い海が広がるだけ。😭
位置:アリ環礁南部 POINT:BoduFinoluThila 天候:☀ 水温:28℃
サーチで見つからないなら深場の根ならどうだろう。モブラが1枚泳いで行く。6本まとまってイソマグロが根の側を行ったり来たりしている。大きなコーラルブロックの下に大きなナースシャークが2匹隠れている。結局、ジンベエには会えないままタイムアウト。水面に上がると以上に暖かい水温。ちょっと温泉につかっている気分でドーニを待っていると20m先に無数のイルカの背中が見えた。言っていいのって聞かれるまでもない。この状況なら行っちゃうでしょ。頑張ってダッシュ。でも、器材を背負ったダイバーの水面での泳ぎは遅過ぎ。イルカはどこかへ消えた後。😵
ジンベエサーチその2
緊急事態だ。ドーニのドライブシャフトがずれてしまった。ドーニを内海に運ぶ、ゆっくり進む船から海面を見下ろし続ける。ここでも影は見つからない。内海にドーニを置き去りにして再び外洋で、ジンベエサーチ再開。ボートの目の前で跳ねるカジキ。棚の落ち際を体をうねらせてゆったりと泳ぐカジキの姿がはっきりと見える程水が澄んでいる。ジンベエはいない。😭
9/1/09 第3日目
位置:アリ環礁南部 POINT:Dhidhdhoo Out 天候:☀ 水温:28℃
今日もカジキがよく跳ねている。青がキレイな抜けた海。壁沿いから沖に3チーム並んでジンベエを探す為のダイビング。でも、これだけ青いとちょっと厳しいかな。カジキの方が出るんじゃないかってわくわくして来る。壁際の浅場にイルカがいたらしい。壁側の1チームだけは見られたけど、青い水チームは見ずじまい。
ジンベエサーチその3
リリービーチ方面で出ていたって情報が有ったのでアリ環礁の東面を北上しながらジンベエを探して行く。3時間ゆっくり進む。リリービーチも過ぎた。戻りながら探そうかって船をチャネルに入れると根の側にヒレが見える。ちょっと遠い。イルカか、マンタか、ジンベエか。船を少し寄せてみるとマンタでした。じゃ、潜ってみよう。😍
位置:アリ環礁南東部 POINT:Maagiri 天候:☀ 水温:28℃
アウトカレントのチャネルの中程にある離れ根の横をマンタが流れに逆らいつつご飯中。ドーニで根に近づいてエントリー。斜面沿いを降りて行く。海底は珊瑚の隙間に白い砂の明るい景色。海面を見上げて待ってみたけどエントリーの時まで見えていたマンタは姿を見せない。結局最後までダイビング中は姿を見せなかったマンタ。ドーニに上がって帰り道、さっきと同じ場所にちゃんとマンタは戻って来ていた。
位置:アリ環礁中西部 POINT:Fish Head 天候:☀ 水温:28℃
潜降して行くとナポレオンは待っていたよ的に根から離れてダイバーに向かって寄って来る。根に辿り着くとすぐ側でタイマイが食事に夢中。流れが弱く、濁った水、根の上まで追い込まれているイエローバックフュージュラー。ロウニンアジやイソマグロが突然間近に現れる。盛んにアタックを仕掛ける捕食魚の御陰で魚影はドンドン濃くなって行く。そんな周りのワイワイな感じを無視してナポレオンはゲストの周りから離れない。ヤギの中にはクダゴンベが2匹並んで枝に止まっている。
ジンベエを探して旅しているうちにコースは東に寄り1日早くフィッシュヘッドに着いてしまった。運良く天候、風向きの心配も無く近くの島影に船は停泊できたけど、ここにはいつもの無人島は無い。パウダー玉スノーケリングも今週はパス。
9/2/09 第4日目
位置:アリ環礁中東部 POINT:Fish Head 天候:🌁 水温:28℃
昨夜遅くなってから土砂降りの雨が来て風向きが少し不安定なのが心配だけど、
今日はいつもと違ったエリアでのジンベエサーチの予定。ポイントが重なってしまうけど、時間節約、一番近いフィッシュヘッドに再びダイビング。今日もナポレオンのお出迎え。クマザサハナムロは蚊柱か屏風岩のような形の群を作っている。模様を浮かべたイソマグロとロウニンアジがほとんど同時に襲いかかって行く。ツバメウオも大きな固まりになって登場してくれて感謝です。
ジンベエサーチその4
アリ環礁北東端、ガンゲヒに足を伸ばしてジンベエサーチ。環礁内側のリーフ沿いに船を北上させて行く。北端辺りで大きな波が出始めUターン。結局ジンベエには会えずじまい。明日のハンマーで頑張ろう。😭
位置:アリ環礁北部 POINT:Genburugau Faru 天候:🌁 水温:28℃
珊瑚の斜面のリーフを降りてノンビリ穏やかな海を進む。初日一緒に潜った経験値浅いチームはこの旅の間に見違える程上達していて、テンポのいいエントリーとまとまってスムーズに泳ぎながら潜降して来る姿は全く別のチームのようだった。固有のチョウチョウウオ、マダガスカルやイエローヘッドを見たり、エヴァンスアンティアスを眺めたり。ノンビリ進んで行く。バブルコーラルシュリンプを見ていたらすぐ脇の岩にお菓子のような可愛いウミウシも見つかる。
位置:アリ環礁中東部 POINT:Madivaru Corner 天候:🌁 水温:28℃
天気がかなり不安定になって来たけど、無事ラスドゥーに到着。ドーニが到着する頃には雨も止んで風もおさまって来る。エントリーしてすぐ目の前の棚上にブラックピラミッドバタフライの大群とムスジコショウダイの群をしばし眺める。イソマグロとすれ違いながら外洋に面した壁沿いに進んで行く。アケボノハゼを見ているとすぐ近くまで来た大きなグレーリーフがゆったりとターン。何度もやって来てはターンして行く。少し壁沿いに進むと6匹のグレーリーフシャークが壁沿いにグルグル同じ所を回っている。砂地に進みドラキュラゴビー。この間見つけたナンヨウハギの子供はまだ同じ珊瑚にいたけど、珊瑚の隙間に逃げ込んだナンヨウハギにゲストが接近し過ぎ。どんなに見たくてもそれじゃ絶対出て来ないよ。最後に大きなギンガメの群に出会って、てんこ盛りのダイビング終了。
9/3/09 第5日目
位置:ラスドゥー環礁 POINT:Rasdhoo Madivaru 天候:🌁 水温:28℃
海底の見えないまだ暗い海を降りて行く。15m過ぎ、取りあえずビデオの電源を入れて、20m過ぎメニューを開いて、25m過ぎホワイトバランスを取ろうとした左手側から2頭のハンマーがこっちに向かって来る。早すぎる登場。慌ててベルを振る。2頭のハンマーは遊ぶように一緒に泳いでいる。クルリと回ったり上がったり降りたり。流れに逆らって進むハンマー。置いて行かれないように必死でついて行くダイバー達。又クルリと回るハンマー。✌
位置:北マーレ環礁 POINT:Lions Head 天候:☀ 水温:28℃
今日はドーニのトラブルで未消化の1本も潜るので4本目まである。2本目は北マーレ南端のヴァドゥーチャネル沿いのポイント。透明度がグンと上がり普段は見えない深い場所も透けて見える。ブルーの中を漂うのが気持ちいい。
大きなナポレオンが斜面沿いに人間を避けるように距離を取って泳いでいる。斜面で岩に化けているつもりのアカマダラハタがいたけどゲストの急接近にロケットスタートで逃げて行く。トップリーフのブラックピラミッドは大量で澄んだ水といっぱいの日差しで印象深かった。
位置:北マーレ環礁 POINT:Lankan Reef 天候:☔ 水温:28℃
今日もウネリが強い。透明度もさっきのダイビングの後だけに一層汚く感じる。クリーニングロックに着いてもなかなかマンタは出ない。根の上を更に上がりながら通過して行くマンタがいる。これは戻って来なかった。根の南側のチームから合図が聞こえる。濁っていてどこに誰がいるのか見えない。当然、何を見て鳴らしているのかも分からない。取りあえず急いで行ってみると遠ざかったり戻ったりしているマンタがいる。南の根でいったんクリーニング体制に入るけど何か気に入らなかったのかスーッと去って行った。
位置:北マーレ環礁 POINT:Potato Reef 天候:☀ 水温:28℃
ジンベエを追いかけて、ハゼポイントは一度も寄れなかった今週。最後くらいはマクロも見てみよう。馴染みのトールフィンの巣穴へ一気に向かう。意外にみんなぴったり張り付いて砂地に腹這い。近くで他のハゼも探してみよう。何故かサイズが倍は違う2匹のドラキュラが一緒に暮らしている。もう1匹トールフィンがいたけど、ハゼに急接近するゲストに勢いに驚いたんだろう。穴に入ってしまった。砂地を越えて根の反対側に向かう。久しぶりに覗いてみるとまだ同じ穴にフルムーンゴビーがいた。でも、ハナダイが騒ぎ過ぎてフルムーンは穴の奥に消えてしまった。
モルディブ どこでも大物の予感
2009年9月5日(土)
昨日はサファリ最終日、9日間と10日間コースのお客様3名とのんびりダイビングでした。
1本目、2本目とも、その場所ではベストと思われる程度に流れ、魚もごちゃっとかたまってくれていました。
3本目は FURANA NORTH と呼んでいる、フルムーンリゾートの外洋がわに面したポイントでした。
空港島から約20分、おだやかなポイントです。
入ってみると透明度はあまり良くないものの、何か出るんじゃないかと思わせる、ステキなインカレント。 実は予想はアウトカレント。
インカレントとは、外洋から環礁のなかに向かって潮が流れること。
流れに乗っていくと、まずは大きめのナポレオン発見。
しかし、ダイビング6日目ともなると、みんなナポレオンには食いつかなくなる。 可哀想なナポレオン。 もう逃げなくていいよ。
さらに進むと、目の前に二枚のマダラトビエイ。 かっこいいー。
その後ネムリブカが何匹か現われ、それ以降大きい魚は現われなくなってしまいました。
そろそろ流されて上がろうかな、と思ったら、頭上付近でダイビングドーニがブンブンとエンジンをふかし始めました。
水面から何か見えたのでしょう、私に合図を送ってくれているようです。
何だろうとキョロキョロ周りを見渡すものの何も見えてきません。
頭上を見上げながらキョロキョロしすぎて、首がつりかけたときでした、
「キュイーン、キュイーン」
イルカの声だー!
どこだー?
見つけたー!
みんな、こっちこっちー。
すごい量のマンタです。
あれ、マンタ? マンタポイントはもうちょっと北ですよ。
一つのグループが10枚以上のマンタから成り、そのクループがいくつかあります。
興奮しすぎてエアが無くなってきました。
興奮覚めやらず、急いでドーニに上がりスノーケルで飛び込みます。
何十枚いたのかわかりません。 一面マンタでした。
来週は何が起きるのでしょう。
それを見逃さないよう、首がつるほどキョロキョロし続けます。
2009年8月28日現地ログ
2009年9月1日(火)
8月28日 ダイブサイト:サンセットファル 天気:曇り🌁 気温:30度 風:弱い水温:29度⬆🎵 透明度:15m 流れ:弱い
3日ほど天気が崩れていましたが、今日は風もなく晴れ間⛅も見えます。
今年の雨季は、去年よりも雨🌂が多いように感じます⚠
今日はDIVAから2番目に近いポイント、サンセットファルに行って来ました🌷
このダイブサイトは10年ほど前に沈められた、小型の沈船があるポイントです。
とりわけ大きな沈船ではないので、リーフダイビングの途中でぐるりと沈船の周りを回り
リーフに戻ってダイビングを続けます。
今日はトップリーフでエントリーし、右肩にリーフを流してダイビングです。
ダイビング開始後5分後に遠くのほうでイーグルレイを見つけ、その後10分後に沈船までたどり着きました。沈船の下のほうで、ハナミノカサゴが流れに乗ってゆらゆらと泳いでおり、小型のカスミアジが20匹ぐらい沈船の上でハンティングをしています。
昔はこの沈船の横で、3Mのギターシャークを見たものですが、最近は出ていません。
ぐるりと沈船を回り、リーフに戻ると、リーフの上で、タイマイ(ホークスビルタートル)をみつけ、
さらにいくと、キンギョハナダイがいっぱい群れている岩がいくつかある場所にたどり着き、
いつものように、カサゴを探します。いつもだいたい同じ場所にオニカサゴが隠れており、同じものを3年間一緒の場所で見つけています😄
ダイビングの最後のほうで、大きなまだらハタが2匹クリーニング中で、私たちの出現にびっくりし、岩にすぐ隠れてしまいました。
じんべえ情報ですが、ここ1週間ほどジンベエを発見できていません😱
先週は1週間のうちで7匹見ることができたのですが、今週は何度か、ジンベエの出やすいポイントに出かけましたが、発見ならずです😭
木野村りさ
2009年8月23日~29日モルディブサファリログ
2009年8月31日(月)
今週はジンベエ・マンタ・ハンマー3冠達成✌8/23/09 第1日目
位置北マーレ環礁 POINTMaagiri Rock 天候☀ 水温28℃
前の2週とはがらりと変わって晴た空。青い空と穏やかな海が帰って来た。
海の中も光が入っていい気持ち。潜降して行くと1人耳抜きに時間が掛かるのか降りて来ない。時間稼ぎに近くの岩場で固有種のベラ、レモンメレンゲラスを見る。よく見ると回りにはイシヨウジウオ、チークドパイプフィッシュなどヨウジウオが何匹もニョロニョロ這っている。
ゆっくり斜面を下って行くと頭上をイソマグロがゆっくり旋回して行く。
位置北マーレ環礁 POINTLankan Reef 天候☀ 水温28℃
大きな波が上がっている。ダイビングのポイントではなくサーフィンのポイントみたい。
大きくうねる水中はまき上がった砂などの堆積物のせいで透明度も悪い。
斜面沿いに進むとタイマイがウネリに揺られてフワフワと漂っている。すぐ側にもう1枚。
更にもう1枚。3枚並んでウネリに乗ってフワフワ揺れる。
クリーニングロックに着くとその周りは深い方も浅い方もダイバーでいっぱい。
ロックの反対側が見えないくらい濁っている。先に着いたチームはロックの周りを漂うマンタを1枚見られたらしい😰
位置南マーレ環礁 POINTGuraidhoo Corner 天候☀ 水温28℃
午後になっても晴れている。これはもう天気の心配はしなくていいのかな。
インカレント、でも透明度はあまり良く無い。流れのもっと緩い沖側を降りて行くと2枚のマダラトビエイがぴったり並んで泳いで来る。ドンドン近づいて来る。反対側からは大きなイソマグロがまっすぐこちらに向かって来る。
ほとんど同じタイミング上をマダラトビエイが、下をイソマグロの編隊が通り過ぎて行く。
根待ちを始めると、グレーリーフシャークとホワイトチップが4〜5匹周りをうろついている。でも、最後に外海に面したトップリーフまで上がって来るとカスミアジが大きな群を作っていて、グレーリーフシャークとホワイトチップも近くで見られたよ👌
8/24/09 第2日目
位置南マーレ環礁 POINTMedhu Faru 天候☀ 水温28℃
ゆったりとインカレント。環礁外側の海へエントリー。深場の棚に大きなマダラエイがいた。
深めのオーバーハング沿いを進んで行く。アケボノハゼのカップルがいた。
2人のゲストがアケボノハゼに張り付いている間、オーバーハングの上側で間近を泳ぎ回るホワイトチップに囲まれていた。チャネルの内側に向かってドリフトして行くと大きなグレートバラクーダがスーッと泳いで行く。
しばらくすると又同じ個体らしきバラクーダに会う。更に進んで行くと僕の真後ろ、みんなの目の前をわざわざ泳いで行くバラクーダ。人が好きなのか。
深めのアケボノハゼで始めたのでちょっと早めにリーフの上側を泳ぎだす。ちょっと遠かったけど大きなロウニンアジの群が前方に見えた。
ジンベエサーチその1🍀
前には他の船は全然見当たらない💦アリ環礁南部のディグラ島からディドゥ島まで探してみたが何も無し。折り返して進んでいると船が固まっているのが遠くに見える。
きっとあそこにジンベエが出ている。他にいないか見ながら船を進める。すごく遠かったけど小さめのジンベエはスノーケラーを引き連れてまっすぐこちらに向かってくる。船の上から白い点々模様も見えた。これは簡単、飛び込んで待っていればジンベエが来るんだから。ボートの真横をジンベエが通過して行く。船尾に行ってみるとまだフィン履いてない人が何人もいる。
でも、もうジンベエは目の前、とにかく行ける人はジャンプ🎵ちょっと小さめ5m弱の可愛いジンベエ。明るい海の中をゆっくり進んでくれて、遅れていた人もなんとか全員見られた様子。20分程泳いだ所でダイバー達が飛び込んで来てジンベエは潜って行ってしまった💨
位置アリ環礁南部 POINTDhigurah out 天候☀ 水温29℃
ドーニに乗り移ってダイビングの準備。棚の落ち際に沿ってドーニを進めて行く。
15分程でジンベエ発見🎵急いで屋根から降りて準備ってここでもまだウエット着てない人がチラホラ。エー間に合わないよ💦とにかく急いで準備している所に反対からやって来たドーニが気付かずジンベエの上通過。暫くジンベエを見失う。器材付けたまま海を睨んでいるとドーニの横に上がって来るジンベエ発見。ジャンプ🎵すぐに潜ってジンベエの追跡に入る。後からドンドン追いついて来るダイバー達。
少し沖に逃げたジンベエはうまい具合に小さくターン。ダイバーの中心にジンベエが入る。始はみんな一所懸命ジンベエに合わせて泳いでいたけどその必要は無くなった。
みんなの吐く泡をプランクトンと勘違いしたジンベエは上がって来る泡目掛けて行っては戻ってくる。これ楽でいいな。近めでカメラを構えたゲスト、泡の吐き具合なのか白フィンのせいなのか、なんか臭うのか?ジンベエはまっすぐ一人のゲストに着いて行く。頑張って逃げながらも正面から撮るレアなチャンス。
30分も付き合ってくれたジンベエ、感謝です😃
位置アリ環礁南部 POINTMaamigiri out 天候☀ 水温29℃
広く白い砂地にホワイトチップが何匹も転がっている。青い水と白い砂、射込む光りの中壁沿いにドリフトして行く。広々とした気分で気持ちいい。リーフに頭を突っ込んだタイマイがウネリに煽られてリーフから生えた甲羅がユラユラ揺れている。今度はレオパードシャークを発見。別に誰も急接近した訳じゃないし、まだ近寄り過ぎって程でもなかったけどいきなりロケットスタートで逃げ出すレオパードシャーク。暫く後に真後ろから再び搭乗したのは驚いた。
泳いで来たレオパードはそのまま斜面を上がり始め水面スレスレを泳いで行ってしまった💨
8/25/09 第3日目
位置アリ環礁南部 POINTBoduFinoluThila 天候☀ 水温29℃
外洋の深場の砂地に盛り上がるコーラルリーフを目指し斜面を降りて行く。マダラトビエイが1匹ひらりと泳ぎ去る。続いて2匹通過して行く。
ティラの上には群れていない。今日は固まりが無いのかなと思ったらもっと深く落ちて行く斜面沿いに10枚のマダラトビエイが群れて泳いでいた。
位置アリ環礁南東部 POINTKudarah Thila 天候☀ 水温29℃
周りまでボッと黄色く染まる程たっぷりヨスジフエダイの群れる根の真ん中にたどり着く。流れの上手に向かって前進。
クマザサハナムロ達が少し上、少し根から離れて固まっている。周りをうろつくカスミアジとイソマグロとロウニンアジ。ちょっと粘って待ってみるとカスミアジとロウニンアジが猛然とクマザサに襲いかかる。一斉に逃げ出す魚達の起こす振動がボゥっと水をうならせる。
位置アリ環礁中西部 POINTReethi Thila 天候☀ 水温29℃
意外に強い潮辺りになっていた。大きな根に当たる潮が2手に別れる。南に向かう流れに逆らい壁にぴったりくっ付いて流れから身を隠しながら流れの向きが変わるまで頑張って前進。根の北面を流れて行くカレントに乗って流して行くと下にオオメカマスの大群が見える。
イソマグロとすれ違い、下にグレーリーフシャークを見ながら流れて行くと大きな口を開ける壁の穴に大口開けたグレーリーフシャークが歯を剥き出しにしながら変な動きをしている。もしかしてクリーニングですか。歯は大事だもんね😁
8/26/09 第4日目
位置アリ環礁中東部 POINTFish Head 天候☁ 水温28℃
3番手にエントリーして根に降りて行くと先に降りたチームがもうナポレオンと遊んでいる。人懐っこいここのアイドルは一人一人のダイバーに近寄って挨拶しているようだ。そのすぐ側でフュージュラーの群の下を大きなグレーリーフシャークがゆっくりと泳いでいる。みんなはそんな事は関係なくナポレオンと遊んでいる。根の上の大きなタイマイは周りの事は無視してご飯中🍙でした。
位置アリ環礁北部 POINTKalhu Thila 天候☀ 水温28℃
根をグルリと回りながら流れの上手を目指して行く。今年はホウセキキントキが増えて大きな群を作っている。
白っぽい海底に合わせているのか赤い色をほとんどみんな消している。
今日は越えで少し脅かしてみた。側まで行ってアーって大声出して見ると段々真っ赤に染まるキントキ君。ちょっとしか変わらなかったな😢
今度は太鼓を持って来よう。期待のイソマグロとグレーリーフはそれなりにいるんだけど今日は遠慮がちな泳ぎ方で目の前にぐっと寄って来てくれない。
位置アリ環礁中東部 POINTMadivaru Corner 天候🌂 水温28℃
外洋に面した壁沿いを進んで行く。すぐ前にマウルーフチーム。マウさんのベルが鳴り腕を大きく広げてヒラヒラさせている。
マンタかなってみんなも思ったらしい。近づいたらマダラトビエイが10枚程群れていた。しかもこっち向きだ。まずい、慌ててゲストのみんなを壁際に戻す。泳ぎ回らず壁にぴったりと止まっているとノンビリした動きでマダラトビエイは目の前を通過して行った。みんなの素早い反応に感謝。根沿いに進んで行くとあっちこっちにばらけてギンガメが群れている。一応内側も見に行ってみたけどこの間いた大きなギンガメの固まりは無かった。
8/27/09 第5日目
位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候☁ 水温28℃
他のチームともペースを合わせ少しゆっくり目に潜降。深場はとても暗く透明度も良く無い。下の方に何かゆらゆら揺れるシルエットが見えるけどもしかしてハンマーなの?暫くユラユラを目で追っていると不意に上がって来てハンマーヘッドのお姿登場。ワーワーとみんな頑張って泳いでいるけどどうも今日のハンマーは逃げている感じがしない。上から見ていると同じエリアを行ったり来たりしているのが分かる。6匹のハンマーが輪になってグルグル回ってりしている。ノンビリ一杯見られたけどヤッパリ写真は難しい。
位置北マーレ環礁 POINTLankan Reef 天候☁ 水温28℃
天気は昨日の夕方から崩れ始め、深夜には3度も強風と強い雨に船を揺すられた。北マーレに帰って来ても晴れず前回よりマシだけどウネリは相変わらず大きい。クリーニングロック周りで根待ちに入るけど何も出て来ない。
モブラが4枚編隊組んで上を泳いで行った。沖よりの上の方をもう1枚大きめのモブラが泳いで行った。このままずっと待つか他のロックを見に行くか思案のしどころ。どっちにしろ最後まで下側にはいられない。斜面登ったら強いウネリが待っている。少し浮いて流れに乗って行こう。この後ロックの北側で待っていた的場さんの所は1枚通りすがりのマンタを見た人もいた。1ぐらいいた。
位置北マーレ環礁 POINTPotato Reef 天候☔ 水温28℃
最後は雨の中の出動。海底を睨みつつトールフィンシュリンプゴビー探し。初めに見つけた子はあっさり引っ込まれて誰にも見せられなかった。
ドラキュラシュリンプゴビーがカップルでホバーリングしている。白い砂の領域が又変わっている。次に見つけたトールフィンはゲストの来る直前でトラギスに襲われかけてピュッと穴に隠れてしまった。ついて無い😢
ゲストには穴を見ていてもらって近くで他のトールフィンを探してみるが全然ない。1周りで戻って来るとしっかり出ている。すぐ側の石の上に又トラギスが来て狙っている。行くな、行くなと祈ってたけど又攻撃。でも今度もトールフィンは出て来てくれた。意外と敵が多いんだな。今度はベラに襲われてるけどベラには強気な戦う姿勢を見せてくれてヒレがバサッと開いてビデオ向きだった。
翌日のスノーケリング、ダイバーをエントリーさせてからみんなとプカプカやっているとキャーって悲鳴。溺れたのかと思ったらマンタが出て来た。水面近くで大口開けてご飯中の大きめのマンタ。最後にはっきりと姿を見せてくれてありがとう🎵
2009年8月16日~22日モルディブサファリログ
2009年8月24日(月)
8/16/09 第1日目位置北マーレ POINTLankan Reef 天候☔ 水温28℃
先週からの悪天候を引きずって強い風と荒い海、しかも☔まで降っている。寒い感じの空模様。
日差しの無い濁り気味な水中は薄暗いけど、澄んだ水のマンタポイントよりずっといい。
クリーニングロックに辿り着き、モルディブアネモネフィッシュやエヴァンスアンティアスを見て時間をつぶしながらマンタ待ち。
なかなか来ない😢リーフ沿いに探しに行くか、待つか。長待ち覚悟で少し浅めの斜面の途中に移動。
カンカンと的場さんの合図の音。まだ見えない、まだ見えない。向こうのチームの頭上を越えて1枚マンタが見えて来た。
止まれの願いが届いたのか、クリーニングロックの上をゆったり旋回するマンタ。
位置北マーレ POINTLion’s Head 天候☁ 水温29℃
雨は止んだけど雲はまだ厚く空を覆う。北マーレと南マーレの間のヴァドゥーチャネルに
面した壁沿いのポイントは透明度が高く気分爽快。壁沿いにパウダーブルーサージョンが小さな固まりを作っている。
壁沿いに進んで行くと深い方からマダラトビエイがやって来た。
喜んだのは一瞬でトビエイは急旋回して沖側に消えて行ってしまった。
トップリーフのエッジ周りにはブラックピラミッドバタフライが大量に群れていた。
位置ラスドゥー環礁 POINTMadivaru Corner 天候☁ 水温29℃
揺れて揺られてボートは進む、北マーレ環礁を横切り、外洋を3時間程走り、ラスドゥー環礁に辿り着く。
透明度の良い外洋側の壁沿いに降りて行けばイソマグロがピュー。
アケボノハゼを見ているとじっと動かないゲストのすぐ上をグレーリーフシャークが通り過ぎる。
大きなナポレオンもやって来た。誰も急接近をしないからナポさんもノンビリと構えている。
外側から内側の砂地にドラキュラシュリンプゴビーを見に行く。白い砂地に生える小さな珊瑚の上に小さなナンヨウハギが2匹潜んでいた。
チャネル側に向かって尾根を越えようとしたその先には視界を埋めるギンガメの群。ここまで大量なのはこっちに来て初めてかもしれない。
アウトカレントに乗りつつ群の真ん中を通過して行く。
流されて来る大きな固まりにはギンガメも注意を払わないのか逃げようともしない銀色の群の中をノンビリ通過。
8/17/09 第2日目
位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候☁ 水温29℃
日の出前に行動開始。相変わらず曇っているけど南西には少し晴れ間も見えている。
肌寒い風の中を外洋に向かってドーニは進む。そこそこに暗く、そこそこに濁る海。
壁無し底なしの外海を、深場を見下ろしながらゆっくり進む。
10分程経過、右、やや後ろ気味にハンマー発見🎵
合図を出してハンマーを見ていると的場チームに向かって逃げ始める。
追いかけてみるけどハンマーのスピードには勝てる訳が無い💦
位置アリ環礁北部 POINTKalhu Thila 天候☁ 水温29℃
やや流れに押されて根のトップに入ってしまった。
側のエッヂには的場チームと外人チーム。降りて行く場所が無い、
仕方ないから頑張って流れに逆らって進むと前方の棚の落ち際にグレーリーフシャークとホワイトチップがグルグル回っている。
ホウセキキントキの群を見下ろしながら降りて行くとツバメウオの大群に囲まれる。
クマザサハナムロの群を見ながら合わせて動いて行くとイソマグロの群がすぐ側を何度も通り過ぎる。
下からはサメサメサメ。クマザサとアカモンと濁り気味の水。そこから急に飛び出して来るサメと大きなイソマグロ。
あっちだ、こっちだ合図出すのも疲れる程に、飽きる程にイソマグロ✌
位置アリ環礁中部 POINTFish Head 天候☁ 水温29℃
2本目辺りから雲が段々薄くなって来た。少し明るくなった水中へ潜降。
エントリーにどうしても時間が掛かってしまうのか又しても流れの上手には届かず、根に辿り着くと中程を過ぎていた。
横に水を黄色く染める程に密度良く固まったイエローバックフュージュラーを見ながらリーフ沿いに上手に移動して行く。
後からハンマーヘッドの音がブイブイと鳴る。今日もヤッパリ後からやって来たナポレオン。なぜ後から近づくのが好きなんだろう。
少し愛想が無いなと思ったら小さいナポレオンが近くでお食事🍙。2匹で追いかけっこを始める。
ここでもツバメウオの大きな群に出会う。普通ここまで固まらないけど今日は2回も大きな固まりに出会った。
流れに乗りつつイエローバックの群の中に入ると大きなロウニンアジが邪魔だとばかりに睨んで来た。
8/18/09 第3日目
位置アリ環礁南部 POINTReethi Thila 天候☁ 水温29℃
昨日は夕方から天気が崩れ雨。今朝も明け方に土砂降りの雨が来る。風は相変わらず強く、ポイントまでの移動には横風、
横波を受けながらなのでかなり揺れる。砂の斜面沿いに降りて行くと20m過ぎでトールフィンが見えた。
まだ、7mくらい離れている。慌ててゲストにストップかけて、砂地をジリジリ接近して行く。
みんな見る事はできたようだけどカメラの接近にトールフィンゴビーはあっさりと穴に入る。ドラキュラゴビーもすぐに見つかる。ラッキー🎵
斜面沿いに進んで行くとオオメカマスの群が登場。キラキラ光りながらみんなを追い越して行く。
そろそろ棚上に上がろうとしていたらかなり浅めの壁の小さな穴の中にピューっと動く何かが横目に見えた。
まさかと思いつつ覗き込んでみるとフルムーンゴビーの白いからだがヒョロヒョロと穴の天井を移動していた。
ジンベエサーチその1🍀
重そうな黒い雲と強い風の中ジンベエサーチが始まる。遠目に見えるドーニに動きが有る。急いで駆けつけるけど間に合わず、海賊失敗。ジンベエは潜ってしまった後だった。
位置アリ環礁南部 POINTHoliday Out 天候☁ 水温29℃
一番南側のエリアは強い風が吹き抜け、隠れる島影も無い。波が段々大きくなり内海につながるチャネルに避難してドーニに乗り換える。
器材を準備しながらジンベエを屋根の上から探していると、真っ黒い影発見。大急ぎで準備したけど、どうやら間に合わなかった。
時間もないのでそのままダイビング開始。砂地に大きなマダラエイが見える。フュージュラーの大きな群を何度も通過して行く。
又砂地にエイが見えて来た。今度はシッポが白いから、マングローブウィップレイだろう。ジンベエは出なかったけど結構楽しいダイビングだった😄
ジンベエサーチその2🍀
ボートに戻って波を避ける為に東より移動。風や波を島とリーフが遮って切れているから一応静かな海。
ほんの10分少々の距離だけど全然違うコンディション。でも、ジンベエの姿が無いのは一緒。大きな黒雲が接近して来て雨としぶきで島が見えなくなる程の雨量。これはもう無理だね😢
位置アリ環礁南部 POINTDhigurah out 天候☁ 水温28℃
雨が降っても水中は穏やかなもの。チーム並んで広がってジンベエを探して行く。沖の中層を流して行くけど今日は空振り⬇
8/19/09 第4日目
位置アリ環礁南東部 POINTKudarh Thila 天候☀ 水温29℃
ちょっと流れが有ったけどなんとか無事に深めの根に辿り着く。ヨスジフエダイが壁のように群れるオーバーハング下を泳いで行く。
ヨスジの群は根のいたる所で見られるからほっておこう。狭いトンネルの中に大きなアカマダラハタが2匹。強いライトを浴びてしばし動きを止める。
ヤギの中の大きなクダゴンベのカップルはカメラの接近にあっちの枝からこっちの枝に右往左往。
モルディブアネモネフィッシュのコロニーでは流れに逆らうクマノミが前だけ向いて忙しくヒレを動かし続けている。
ジンベエサーチその3🍀
最後のジンベエサーチ。波の無い東側を行ったり来たり。途中でここまで一番の日差しが指して来て久しぶりに☀のぬくもりを感じる。
空を見ると大きくV字型に黒雲が避けて日が出ているだけ。晴れているのも一時だけだろう。
今のうちにと目に力入れて海面を睨むが影は浮かんで来なかった。あまりにもはずれっぱなしなので波を覚悟で最後は南部をサーチ。
それでもジンベエは出て来ない😭
位置アリ環礁南部 POINTMaamigiri Out 天候☁ 水温29℃
本当に最後のチャンス。ジンベエサーチダイブにかける。海底に大きなマダラエイが2匹、砂をかぶって並んで休憩中。
ズンズン進んで行くと沖側の砂地にレオパードシャークが寝ている。すごく久しぶりのレオパード。取りあえずここは止まろう。
レオパードを撮影しているゲストの上に大きなグレートバラクーダが接近。絶好の撮影チャンスだったけどびっくりしてシャッター切れなかったらしい。最後に壁上にマダラトビエイも登場してくれてジンベエが出なかった事以外はとても良いダイブだった🎵でも、ダイビングの後は又も土砂降りの☔
ジンベエサーチその4🍀
なんと、最後のつもりだったけど、サーチで頑張り過ぎて少し時間を押してしまったのと天候がドンドン悪化しているので環礁を渡れなくなってしまった。
昼ご飯にして雨が止むのを待っていたけど、なかなか止まない。少し降り方が弱くなった所で一応探してみたけど、偏光レンズに付く水滴で視界は妨げられて、よく見えない。風雨で体は冷えきって行くばかりで結局、何も無し😢
位置アリ環礁南部 POINTAri Beach out 天候☀ 水温29℃
ここまで何も無いと流石に弱気になる。実際潜ってみてもプランクトンは余り無い。壁沿いに降りて行くと大きなイソマグロが8本ぐらい群れて壁沿いを通過。しばらくしたら又同じ編隊が反対向きに泳いで行く。
壁沿いには色々なリーフフィッシュが見られ、メニーバンドパイプフィッシュやイエローティアドロップバタフライなどインド洋産の魚も多い。ジンベエはいない💦
8/20/09 第5日目
位置アリ環礁南部 POINTVilamendhooThila 天候☁ 水温28℃
今日は絶対に環礁を渡らなければならない。朝早くからボートを北に動かして少しでも南マーレよりのポイントで1本目を潜る。
潜降してすぐに沖側にグレートバラクーダが登場。深めの小さいオーバーハングでインディアンバタフライを観察。
外洋を見ながら泳いでいると大きな個体のギンガメが少し群れている。外洋側のリーフを見下ろしながら流して行くと砂の溜まった棚に大きなマダラエイがいた。グルリと根を廻って内側に出る。根から少し離れた下の方にマダラトビエイが見える。よく見ていると回りにも何匹か泳いでいる。
子犬がじゃれ合うように、追いかけっこ下もするように遊んでいるマダラトビエイ。上がって来いよって言ってみた。上がって来た。びっくり👊
位置南マーレ環礁 POINTGuradhoo Corner 天候☁ 水温28℃
ドーニに乗り移りチャネルを進んで行くと流れがいい。期待値が上がる。浅い棚上に行けば流れはもっと速くなる。
引き込まれないように沖側に向かって泳ぎながら潜降。流れが壁に沿って横に向かう流れに乗ってコーナーを目指す。
下に見えるナポレオン、クマザサの大きな群とロウニンアジ、流れに乗りつつ通り過ぎて行く。壁がグッと深くなる辺りでマダラトビエイが4枚、編隊組んでホバーリングしている。外人チームが寄って散らしそうになったのは焦ったけど、トビエイは少し深場に移動してホバーリングを続けてくれた。
御陰で根待ちしている間はほとんどずっと目の前で見る事ができた。近くにホワイトチップ、遠くにグレーリーフシャーク。
頭上に大きなイソマグロ。流れに乗って深度を上げながらチャネルに入ってくと大きなナポレオンがボーッとしている。
位置北マーレ環礁 POINTHeart Giri 天候☁ 水温28℃
最後はノンビリ浅いトップを持つ根でリラックスダイビング。シモフリタナバタウオは暗がりが好き。みんなの接近に早々に気が付いてゆっくり穴の奥に逃げて行く。クダゴンベはヤギの中に隠れていた。
上の方ではハナタカサゴの群がスーッと移動して行く。メニーバンドパイプフィッシュもリーフの小さい穴の中で潜んでいる。ベンテンコモンエビは素手だと少しクリーニングしてくれる。レッドラインピグミーゴビー、ベニハゼの一種だけど久しぶりに見たな。浅場の枝珊瑚の隙間にヒレながハギの幼魚が住んでいた。
悪天候にめげずに和気あいあいだった、みんなが帰って今日は土曜日。空は青く。風は少しひんやりと穏やかにふいている。みんな、今日は嫌みな程にいい天気だよ😊
2009年8月20日現地ログ
2009年8月21日(金)
8月20日 天気:雨・曇り🌂 気温:29度 風:強い時もあるダイブサイト:アーチス 水温:29度 流れ:弱い 透明度:15m
DIVA MALDIVESのあるサウスアリアトールは、ここ最近風が強く、時々雨も降ります。
1週間ほど前まで3週間ぐらい晴天が続いていたせいでしょうか、降らなかった分今週丸一週間雨☔ばかり降っています。
だけど、こんな天気にもかかわらず、ジンベエは8月18日、19日、20日と毎日出ています💕
今日の朝は曇り空の中船をDHIDHOOコーナーまで走らせたところで、
水面に、何か大きな影を見つけ、目で追うと、ジンベエの尻尾が水面から飛び出していました。
かなり、波もあったのですが、早く準備ができたゲストだけ、水面に飛び込んで、ジンベエを見ることができました。
そして、午後のダイビングサイトはアーチス。
アーチ状のスイムスルーが何個かあるポイントで、魚影も濃く、時々マンタも出てくるときがあります。
今日はほんとうにびっくりした事があり。
このポイントで初めて黒いフロッグフィシュ(カエルアンコウ)を見ました。
この島に来てから3年半、人気があり、面白いポイントなので、何百回と潜っていますが、初めて見つけました。
泳いでいると他のインストラクターに出会って、
ゲストが撮った写真を見せると、連れて行ってくれとお願いされ、
またもとの場所に戻り、教えてあげると、腕を上げて喜んでいました。
今週は日本人のゲストが何組かお越しいただいていて、運のよいゲストは2回もジンベエに遭遇しています。
今週はあんまり天気がよくありませんが、ゲストのみんな、ジンベエにあえて大喜びです。
木野村 りさ
2009年8月9日~14日モルディブサファリログ
2009年8月17日(月)
8/9/09 第1日目位置北マーレ POIN T MaagiriRock 天候☀ 水温29℃
昨日から風が出て、所により波バシャバシャ。空はまだ明るい色をしているけど今週は天気が崩れそう😭。
いつもは穏やかなこのポイントも根の西向きのエリアがバシャバシャ風波が起こっている。
潜ってしまえば穏やかな海。緩い流れの中を降りて行く。
白い砂地で黒い点の無いガーデンイール、スパゲッティーイールが盛大に体を延ばしてウニャウニャ体を曲げながら白い林を作っている。
ドラキュラシュリンプゴビーを指していたら何故かすぐ脇にゲストが降りた。小さいから何を指してるか分からなかったんだろうけどね。
水面が荒れる西側を避けて東を目指して移動。いつもよりもたっぷりと群れたムレハタタテダイを見ていたら、
ゆったりと大きめのイソマグロが浅い砂地までやって来てゲストの側を通って行く。
位置北マーレ POINTLankan Reef 天候☀ 水温29℃
とても調子のいいとは言えないランカンリーフのマンタポイント。
先週は盛大に大きなマンタが登場してくれたけど今回は透明度がいい。
常連のお客さんも潜って瞬間「アー出ないな」って思ったと言ってた程。クリーニングロック周りで根待ちを始める。
沖側を見ていると小さい沖側のリーフの段差の向こうから白い棒がピョンと立ち上がっている。
あれはマングローブウィップレイの白いシッポ。どこかの外人チームに悟られないようにゲストを集めて密かに移動。
1枚かと思っていたけど少し沖側にもう1枚寝ていた。タイマイの食事などを見て時間をつぶして待ってみたけどマンタ出て来ませんでした⬇。
位置ラスドゥー環礁 POINTMadivaru Corner 天候☀ 水温29℃
やや濁り気味の外洋に面した壁沿いに南下して行く。流れもゆるゆる。
大量のハナダイとアカモンガラがヒラヒラ舞う中進んで行く。大きなナポレオンが登場🎵
ホワイトチップがピューッと泳いで行く。なんかパッとしないな。ギンガメの群を探してチャネルを少し入ってみる。
いない。1人のゲストのエアーがやや早い。戻り道は間に合わない。このまま奥に流しちゃお。
奥に進むに従って何故か透明度が上がって来る。先のリーフの斜面を川の様に泳いで行く小ギンガメを発見。
こちらに驚いたのかスピードアップの群はギラギラでした😁
8/10/09 第2日目
位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候☁ 水温29℃
今週はシフトを変えてマウルーフ1人を先頭に全員で1つの大きな群を作り、
僕と的場さんは後でバックアップ。天気はくもり。黒い雲が張り出している。いよいよ天気は崩れそう。
潜り始めて5分程、上の方に大きなサワラが1匹漂っている。見られたのはこのサワラだけ。
ダイビング後の移動が始まるころ、重くなった雲はついに耐えられず☔をこぼしだす。
見渡せばあちらこちら切れ切れに雨が降っている景色が見える。気分とともに暗い空。
位置アリ環礁北部 POINTKalhu Thila 天候☁ 水温29℃
タイミング良く☔は上がり。ここんところ好調なカルティラへ。
潜降して行くと大量に群れるクマザサハナムロで前が見えない。リーフの下の方にはホウセキキントキがたくさん群れている。
流れの上手側をフュージュラーの群れの右端から左端にゆっくりと移動して行く。
ちょっと数が減ったけど今日もイソマグロが群れて登場。
イソマグロが勢い良く群に突っ込んで来ると一拍置いてグレーリーフシャークが4〜5匹深場から根の側に泳ぎよって来る。
根の上では子供のホワイトチップがフラフラ泳ぎ回っていた。でも、今日のイソマグロの数とより具合は先週より弱めだったかな😢
位置アリ環礁中東部 POINTFish Head 天候☁ 水温29℃
2本目も潜り終わると雨。でも、移動していると雨はやむ。
ここでもポイントに着く頃は雨はやんでいる。エントリーすると回りにはイエローバックフュージュラーの黄色い壁。
群の中を抜けて根に着くとカスミアジの群がクマザサハナムロを追い込みハンティング中。
根の上手でナポレオンの登場を待つ。なかなか出て来てくれないな。
3チームの右端にいた僕のチームはそのまま根を右回りに探しに行く。
この頃、実は左側にナポレオンが出ていたらしい。何となく長丁場を覚悟して浅めに深度をとって移動。
大きめのタイマイが人の接近を気にする様子も無く食事に夢中。主役はどこだ。
ヨスジフエダイの住むオーバーハングを過ぎて1周が終る。仕方ない😢カスミとクマザサの戦いを見て楽しもう。
主役は出所をはかっていたのか後からやっと登場。
位置アリ環礁中西部 POINTRaddhigaaHouseReef 天候☁ 水温29℃
3本目の終了間際からの土砂降りを抜け出して、環礁に西に移動。雨は降ってないけど☁。
でも、これから夜にかけて振り始めるだろう事は明らか。スノーケルも、上陸して遊ぶのも諦めて、
意外にたくさん追加ダイブに参加してくれた。でも、ここって大物は先ず出ない。
マッタリ珊瑚とスズメダイ、珊瑚とエヴァンスアンティアス、珊瑚に乗ったアカメハゼを見て行く。
景色を楽しむ感じ。日差しがもっと有ればね💦とはごもっともです。
8/11/09 第3日目
位置アリ環礁中西部 POINTReethi Thila 天候☁ 水温29℃
今日はジンベエサーチが有るから晴れて波も風もおさまって欲しかったけど、そんな気持ちは自然にはまるで通じず、日の出頃は土砂降り☔。
ポイントに着く頃には白い雲も増えて少し明るくなった。
根沿いに泳ぎ始めるとポツリポツリとグレーリーフシャークが深い所を通過して行く。なんか魚が少ない。
大きな群が見えて来た。ツバメウオがたくさん固まっている。群と暫く遊ばせてもらう。
次第にフュージュラーも増えて来てイソマグロもちらりと姿を現す。カスミアジは忙しそうに泳ぎ回る。
テーブル珊瑚を見に根の上に出るとイエローバックやクマザサが大量に根の上を移動している。
ノコギリダイも群れている。5m辺りの根の上が一番にぎわっていた。
ジンベエサーチその1🍀
🌂、風、波あり。余りジンベエサーチにはいいコンデションではないけどそんな事は言っていられない。
暫く進むと先の方に2隻のドーニが止まっている。キャプテンもマウルーフもゴーな気分。
合図の笛を鳴らして船はスピードを上げる。みんな後部ローデッキに下がった頃、まだ上で様子を見ていたらボートのすぐ横を横切って行くジンベエザメ。スピードの上がったボートはすぐには減速できない。取りあえず飛び込んで追跡してみるボートのたてた泡で中は真っ白💦。
視界0。反対方向に進むジンベエとすれ違ってしまったので距離が開き過ぎたのか。発見できなかった😭
位置アリ環礁南部 POINTHoliday Out 天候☁ 水温29℃
波が大きくてドーニへの乗換が大変なので一度、内海に帰ってドーニに乗り移って仕切り直し。
西へ進んで行くとスノーケラーたくさんとドーニが見える。チャンスだ。ダッシュだ。急いで準備だ。
ドーニとすれ違い。スノーケラーを追い越して回り込む。なんだかスノーケラーの泳ぎが静かになった。
ジンベエは潜ってしまったのか。先頭を泳いでいた人が沈んだよとゼスチャーを送っている。
全員準備は万端、器材は付けてるし、諦められないこのチャンス。試しにどっち行ったか、ゼースチャー。
沖とかに逃げたんだったら分が悪いけど。どうやらリーフ沿いにこっちに向かって逃げたようだ。まだ望みはある。
ゴーでしょ。ちょっと沈んでスノーケラーがいた方を見つめる。下を見る。いた!
白い砂地の上に巨大なオタマジャクシのようなシルエットが浮かんでいる。
ベルを打ち鳴らし追跡開始。砂地から上り坂のリーフを伝い上がって行くジンベエザメ浅い深度を泳ぎ始める。追跡10分。お疲れさま🍵
ジンベエサーチその2🍀
昼食後も、最初からドーニで出発。マーミギリ島の外海に出る。波が段々高くなって来る。
真っ黒い雲が前から接近して来る。雨がパラつき始める。こりゃダメだ。ターン、ドーニをアリ環礁南東のエリアに進める。
アッと言う間に豪雨の中に飲まれて海面はしぶきで真っ白になる。
2つのチャネル沖を通過すると島とリーフのビハインドに入る事ができて風も波もおさまり、雨も止む。
これなら探せる。リーフ沿いにゆっくり進んで行く。カジキがすぐ近くで一瞬海からヒレを出す。穏やかだけどジンベエの影は無い💦
位置アリ環礁南部 POINTAri Beach out 天候☁ 水温29℃
沖の中層青い水の中を進む。左側壁沿いから的場さん、マウルーフ、僕の順。ジンベエじゃなくてもさっきのカジキが出ないかなとか。
思いながら流して行くとスレートでこれつまらないって書かれた。うーん25分過ぎ。仕方ないから左2チームの後を通って壁上の浅瀬に移動。
しばらくすると沖側マウルーフのベルの音。ここからじゃ間に合わないか。イルカの群がいたらしいよ。
内海側に泊めてあるボートはリーフを大きく回り込まないと帰れない。外海の移動は当然ジンベエを探す。
居たのは小振りなマンタが1枚。スノーケラーゴー。アゲインストを逆らって進むマンタを追うのは大変だった💨
8/12/09 第4日目
位置アリ環礁南東部 POINTKudarh Thila 天候☁ 水温29℃
又今日も朝は☔。ダイビングに行くときは☔が止むのはまだ恵まれいてるんだろう。
ちょっと流れが速い中エントリー開始。魚の群を見て根の位置を大体把握。上を見てチームのメンバーが揃うのを待つ。
後2人。カンカンカンと音がする。他のガイドじゃない。取りあえず全員入ったのを見て1人泳いで行くゲストを追う。
なんかイルカが居たみたい。残念💨根の周りはクマザサをハントするカスミアジとロウニンアジが泳ぎ回り。
ヨスジフエダイも相変わらずたくさん群れている。クダゴンベもベンテンコモンエビもハナダイもにぎやかで楽しかった。
位置アリ環礁南東部 POINT VilamendhooThila 天候☁ 水温29℃
深場の小さなオーバーハングの中にインディアンバタフライが居る。珍しいって言ってたのに暫く進むともう1匹いた。
沖側を眺めながら根沿いに進む。大きなギンガメが群れている。外に向かって少し寄ってみると群って言う程たくさんは居なかった。
根を廻り込んで行くとマダラトビエイがヒラヒラと舞って行く。根の上でクマザサハナムロ集めて遊んでいたら巨大なロウニンアジが
まっすぐこっちに向かって突進して来る。大きいし正面だしで始めは何だか分からなかった。
位置南マーレ環礁 POINTMedu Faru 天候☁ 水温29℃
クマザサは盛大に群れているのにイソマグロは来ない。アウトカレントも次第に弱くなってロウニンの群も期待薄になって来た。
青いハナヒゲウツボが元気に顔出してくれていてちょっと助かった。大きなナポレオンもやって来る、
すれ違いにホワイトチップも登場して来る。肝心のロウニンアジの群はやはり今日は無理か。
2、3匹チョロッと見かけるぐらい。外側に近づくに連れて透明度が上がって来る。外壁沿いに群れるクマザサも又盛大だった。
8/13/09 第5日目
位置南マーレ環礁 POINTGuradhoo Corner 天候☀ 水温29℃
今日はインカレントミディアム。期待値が上がる。天気も雲は多いけどまぁ☀って言ってもいいでしょう😊
沖側にエントリーしてクマザサの中を漂いながら全員が入って来るのを待つ。
みんなが降り始めて壁に近づいてコーナーを目指して泳ぎ始めるとトップリーフを越えて大きめのマダラトビエイが1枚優雅に登場。
距離を少し保ったまましばらく壁沿いを一緒に泳いで行く。トビエイがスピードアップして見えなくなると入れ替わりに大きなナポレオンが登場。
サイズが有るから余裕なのか人が居ても余り気にしてないみたい。でも、これじゃいつまでも深場の根待ちに入れない。
ムレハタタテダイの小さな群を素通りして先に2チームが止まっている根にすぐ後を通過しながら一番先側に到着。
大きなグレーリーフが1匹、遠目で泳いでいるのが見える。側をうろつくホワイトチップが5匹程。
きっとさっきのと同じ個体のマダラトビエイが1枚ホバーリングし始める。大きな銀色ボディーを光らせながら2枚イトヒキアジが通過して行く。
壁沿いにドリフトして行く。ドーニでチャネルを抜けて来る時イルカが居たから最後に遭遇できるかと期待しつつ壁沿いから離れて最後の数分にかけてみる。そろそろイルカのいた辺り。もう諦めようと思った所で後方、深い所から2匹の大きな物体が見えて来た。
そのすぐ後を密集して泳いで来る固まりも見えた。鳴き声もたてずにひっそりと泳ぎ去ろうとでもしていたんだろうか。
静かにくっきりはっきり真下を通過して行くイルカの群。50は言い過ぎ。でも、30〜40頭は居たみたい。超ラッキー、超ハッピーでしょ⭐
位置南マーレ環礁 POINTMiyaru Faru 天候☀ 水温29℃
超ラッキーの次は思ったより早く流れの変わってしまった。コーナーポイント。
しかも予定した場所のアケボノハゼは見つからない。暫く頑張ってやっと2匹見つける事ができてちょっと安心。
でも、これで頑張って泳いでもなんか何もなさそうな穏やかなノンビリした海。
じゃあ、ノンビリ棚上に上がって穏やかに固有の魚を見て行こう。マダガスカル、イエローヘッド、コラーレなどのチョウチョウウオ。
地味だけど固有のスズメダイの仲間ツートーンピューラー。青と黄色のエヴァンスアンティアスの群は綺麗だった🎵
位置北マーレ環礁 POINTLankan Reef 天候☁ 水温29℃
天気は思いっきり下り坂。しかも戦績不良のランカンリーフ。何も考えないように欲しがらず無で行こう。
エントリーが全然終ってないのにいきなりモブラが10枚群れて泳いでいる。
ゆっくり大きく8の字を書いて泳いでくれたので遅れ気味の人も足の遅い人も堪能させてもらいました。
仕切り直してチーム毎に固まりを作ってクリーニングロックの回りで待ち体制。ロックの反対側で合図が鳴る。何も来ない💦
様子見に行っても何も居ないし。後で聞いたらマンタが来たらしいけど着底しなかった人が居たらしくて逃げ去ったらしい。改めて待つ。
時間が経つと周りを少しうろつくのも仕方ない。そんな時間帯に流れの上手、つまり僕が陣取った方から2枚の大きなマンタが登場。
ベルをチリチリ。周りをキョロキョロしてしまって下に降りる事を忘れているゲスト。君たちの後から大接近なんですけど。
焦って思わず降りて、降りて、着底、着底って大声で叫んでいた。これはきっとラストチャンだもんね😊
なんとか間に合ってクリーニングロックで気持ち良さそうに掃除してもらうマンタ。大きく胸を広げてホバーリング。暫くグルグル根周りを回ってくれました。
2009年8月4日現地ログ
2009年8月11日(火)
8月4日 天気:晴天☀ 風:弱い 気温:30度 水温:29度ダイブサイト:ボドゥフィノールティラ 流れ:弱い 透明度:25m
今日はゲストからのリクエストがあり、遠出をしてボドゥフィノールティラまで行って来ました。
このポイントは、サンアイランドと、コンラッド(ランガリ)の間あたりにある島で、そこのアウターリーフに丘のようなティラが水深30Mのところにあります。
このポイントはジンベエも狙うことのできるポイントで、何年か前にジンベエ6匹に10匹以上のマンタが一緒に群れて泳いでいたこともあります🌷
朝9時に出発し、1時間半かけて、このポイントに到着しました🐾
朝は満潮から干潮になる時間帯だったので、ジンベエはどうかなー?確立が低いかもしれないと思いながら、マミギリ、ホリデイ、サンアイランドのアウターリーフをボートからジンベエ探しながら出発しました。
10時ごろマミギリあたりで、2艘の船が見えてきました。よーく見るとスノーケラーもいるようで、ジンベエかなと期待しつつボートを近づけると、すでにジンベエは去った後のようで、ビラメンデゥーからのボートキャプテンが、手信号でジンベイがいたことを教えてくれました。
そしてポイントに到着し、ダイビング開始です。
今日は波(サーチ)もなく透明度も抜群です🎵
一気に水面から水底の砂地まで泳ぎ、ティラに到着すると、私たちの到着を待っていたかのように、2匹のイーグルレイが私たちに向かってきました。流れもなく、ゆっくりティラの上を泳いでいると、今度はモビュラーが2匹現れ、かなり間近まで寄ってきました。
DECOがそろそろ出そうなので、リーフに戻ろうとすると、なぜかこのモビュラーたちも私たちの後を追ってきます。
この2匹のモービュラーはダイビング中、しばしば私たちの前に現れては遠くに行ったり、私たちに興味があるようでした。
ダイビングは深いダイビングだったので、エアーの消費も激しく、40分で終わりましたがかなり満足がいくダイビングでした💕
ダイビングが終わったら、もちろんジンベエサーチです。
出発してすぐにボートキャプテンが『WHALE SHARK⚠』と叫んでいます。
船を止め、船のサンデッキに上り、通り過ぎてしまったジンベエの捜索開始です。
30M後方を見ると、水面に黒い影が見え、船を近づけてみると、3mの小型のジンベエがボートからもはっきりと見ることができます😄
急いで準備し、今日もジンベエと優雅にスノーケルしました💕
今回このジンベエを見た日本人のゲストは、3日間3ダイブという、のんびりダイビングでしたが、この短い期間にジンベエ、マンタモビュラー、レオパードシャーク、イーグルレイを見た幸運🍀の新婚のご夫婦でした。
天気が3週間ほど雨も降らずよかったのですが、ここ最近風が強くなりつつあります😣⬇
2009年8月2日~8日モルディブサファリログ
2009年8月10日(月)
8/2/09 第1日目位置北マーレ POINTMaagiri Rock 天候☀ 水温29℃
ムレハタタテダイの大きな群に囲まれながら水中へ降りて行く。
昨日から、ちょっと雲が増えて来て怪しげだけど、今はまだ☀。砂の斜面を移動しながら深場を目指して行く。
砂の中から顔だけ出しているモンガラドオシが3匹。砂から出ていると言えば黒い点の無いガーデンイール、
スパゲッティーイールが今日も盛大にニョロニョロと砂から伸び上がっている。ロックの周りでヨスジフエダイや根つきの魚を見ていると、
大きなイソマグロがゆっくりと大きく一回り。しばらくするともう一回り。すごく近くをもう一回り。
位置北マーレ POINTLankan Reef 天候☀ 水温29℃
絶不調のマンタポイント😭こんな時は行くのも気が重いがマンタにチャレンジしない訳には行かない。
一応サンライトティラの側にボートを泊めてドーニで出発。水面からマンタの影を探してみるけど何も無い。
そのままランカンリーフに移動していざダイビング開始。クリーニングロックまでの斜面沿い。
マンタはいない。ロックの側で待機に入る。結構すぐに1枚登場。取りあえずホット一息。
すぐに2枚でマンタが戻って来てクリーニングに入る。久しぶりにノンビリとマンタを眺められて
良かったと思って見ているとロックの向うから更にマンタが登場。今度は巨大なのが6枚まとまってやって来た。ラッキー✌
位置ラスドゥー環礁 POINTMadivaru Corner 天候☀ 水温29℃
色々な所で細かいタイムロスが出てダイビング開始はpm5:00。外壁に出て行くと暗くなり始めた
深めの棚にアケボノハゼがツンツンとホバーリング。
でも、いきなりギューンて接近されて巣穴に引っ込んでしまった。
モニターだけで見ていると実際の距離が分からないから寄り過ぎちゃったのかな😢はぁー。
外洋面は意外に静か。浅めに深度とって長い岬型のリーフの先端を目指す。
途中、大きなナポレオンが何か食べようとしているのかリーフの一点を見つめている。
逆立ちになったりしながらじっとチャンスを伺っているようだ。
こっちのゲストもナポレオンにカメラを向けて足が止まる。
少し先に、薄くギンガメアジの大群が見えていたけど止まっているうちに消えてしまった。
最後にやっと盛り上がり砂地に巨大なマダラエイ。大イソマグロもグルグル泳ぎ回る。
8/3/09 第2日目
位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候☀ 水温29℃
潜降すると巨大なダイバーの群に出くわした。みんなで大きな1チームを作って潜るのはこっちも一緒。
このまま交差したら間違えて向こうのチームにまぎれてしまう人でも出たら大変だな💦
なんて思っていたらハンマー出現。ちょっと深い所に出ていたから見えた人は限られたもんだったけど。
あっさりハンマーが逃げてしまったからダイバーが混ざっていなくなる事も無かったのでよかった🍀
位置アリ環礁北部 POINTKalhu Thila 天候☀ 水温29℃
先週は絶好調だったカルティラ。今週も期待値が高い。
リーフに沿って流れの上手に向かって泳いで行くとグレーリーフが2匹正面から根沿いに泳いで来る。
岩陰に見えなくなったサメを確認しようと顔をのぞかせたらサメと鉢合わせしてしまった。
近過ぎちゃってびっくり😄次第に濃くなる魚影。
ホウセキキントキの群を下に見つつ泳いでいると大きなイソマグロ20匹の団体さんが登場。
何度もっていうか、終わりまでずっとイソマグロの群はウロウロし続け、
下からグレーリーフシャークが何匹も根の側に接近しては消えて行く。飽きる程にイソマグロ👌
位置アリ環礁中部 POINTMaaya Thila 天候☀ 水温29℃
久しぶりにやって来たマヤティラ。下側の砂の斜面に大きいホワイトチップと小さいのが
2匹寄り添うように寝ている。イソマグロとロウニンアジがイエローバックフュージュラーの群の
手前で泳ぎ回る。根からちょっと離れているイエローバックフュージュラーの群に近づくと
下にグレーリーフが2匹泳いでいたけど、ちょっと遠過ぎ。すぐにいなくなってしまって残念😣
ちいさな離れ根で大きなクダゴンベが3匹。ヤギの中でじっと潜んでいた。
8/4/09 第3日目
位置アリ環礁中部 POINTFish Head 天候☀ 水温29℃
流れゆるい。水は青く澄んでいる。
飛び込んだ周りにいるクマザサハナムロの青も綺麗にきらめいている。
気持ちいいのでイエローバックの群に飛び込んで行く。青と黄色に囲まれてこれもまた気持ちいい。
暫く遊んでいてもナポレオンさんは現れてくれない。探しに行った方がいいかなと思い始めた所でナポさん登場。
いつものように馴れ馴れしく間近まで迫り来る厚い唇🎵
根の上ではカスミアジがチームワーク良くクマザサを追い込んで捕食のチャンスを伺っていた。
位置アリ環礁南部 POINTLhamiyarugaaThila 天候☀ 水温29℃
クマザサがザーザーと泳ぎ回っている。ホワイトチップが砂地で寝ている。
もうこんな景色には見慣れて来たのだろう。みんな反応が冷静。
裾野が広い砂の斜面でできた根をグルリと廻っていくと、
ヤギの枝に隠れてノコギリダイの幼魚1cmが2匹。突然、深場から群がバーッと上がって来た。
イエローテールジャックとホシカイワリが一緒に群を作って泳ぎ回る。
リーフの影にタテジマキンチャクダイの幼魚がヒラヒラと隠れ家の穴の前で漂っていた。
位置アリ環礁南部 POINTBulhaaLohiThila 天候☀ 水温29℃
ちょっと速い潮が当っている。クマザサハナムロが川の様に泳ぎ回っている。
キンギョハナダイ達は流れに飛ばされないように泳ぎながらリーフをオレンジ色に染める。
流れに吹き飛ばされつつ大きい穴に入って行くと大きなウミウチワにクダゴンベが
ピタッと張り付いている。床の亀裂を覗いてみると2匹の子供のホワイトチップが隠れている。
その奥でヒラヒラとヒレを動かしているのは大きなマダラエイ。
撮影はいいけど寄り過ぎてトゲに刺されないか見ていてちょっと心配に💦
8/5/09 第4日目
位置アリ環礁南部 POINTReethi Thila 天候☀ 水温29℃
深夜に久しぶりの土砂降りの☔が降った。朝になってみるとからり青空☀。
でも、遠く南西方面にたくさん雲が浮いている。嫌な感じ💦
根の壁沿いに降りて行くとフュージュラーがチョボッと、イソマグロもチョロリ。
大きなウミウチワの生えた斜面沿いに進んで行くとグレーリーフシャークが1匹、
又1匹と通過して行く。小さなカンパチの群が突然こっちにやって来る。
何故か手の届きそうな近さまで近づいて1周。ゲストの間を縫うように泳いでもう一回くるりと回る。
サーッと離れて行ったと思ったら又戻って来てクルリと一回り。
トップリーフのテーブル珊瑚を見に行くとノコギリダイの群が有る。
イエローバックも群れて珊瑚の上を泳いで行く。カラフル。
ジンベエサーチその1🍀
いよいよメインイベント。アリ環礁の南側を外海に出る。ちょっと波が大きい。
☁は多めだけどまだ☀かな。10分、又10分と時間が過ぎて行く。30分程経った頃、
ブリッジの中からキャプテンヤシルの合図。何でガラス張りの室内から見つけられるのか??
とにかく飛び込んでジンベエまで泳ぐ。ゆっくり泳ぐジンベエにみんなが辿り着くのはかなり簡単だった。
浅場をゆっくり泳ぎ続けるジンベエ。そのまま40分も一緒に泳げたよ✌
位置アリ環礁南部 POINTMaamigiri out 天候☀ 水温29℃
満潮タイムのジンベエサーチダイブ。ちょっと沖側の中層を泳いで行く。
タイマイが下を泳いでいる。ツカエイがピューッと泳ぎ去る。
砂地をゆっくり泳ぐマングローブウィップレイが1匹。
棚上に上がってみると緑のブダイが大きな群をなして泳いでいる。ジンベエは出ない😭
ジンベエサーチその2🍀
食事の後の2回目サーチ。波が次第に大きくなった外洋側に出たとたんジンベエの影とすれ違う。
慌てて飛び込め。急いで飛べた人のみ見られました。警戒心が強い子なのか、
人間の接近に気付くとアッと言う間に潜り始め、沖の深場へ消えて行きました。
位置アリ環礁南部 POINTMaamigiri out 天候☁ 水温29℃
引き潮の時間帯。今度は沖側に飛び出して探してみる。
壁近くを進む的場チームが見えるスレスレまで離れて泳ぐ。
壁際ではマダラトビエイが1枚出たらしい。ジンベエのみ、
イルカもカジキも出てほしいけど沖側は時折フュージュラーの群に囲まれるだけ。
フュージュラーが来る度にその向こうにジンベイが居ないかと目を凝らしても空振りでした⬇
8/6/09 第5日目
位置アリ環礁南部 POINTBoduFinoluThila 天候☔ 水温29℃
外洋に向かってチャネルを出て行く。昨夜はまた大雨☔でした。
早朝の空は黒く雨も降ったり止んだり。ちょっと遠いポイントまでの道行きにジンベエを探してみるけど影は無い。
リーフの斜面を流されないようにしながら降りて行く。
下の砂地を越えておき側のリーフが見えて来た。根の中央の上にマダラタルミの群が見える。
あれ、タルミのむこうにもっと大きなシルエットが見える。
マダラトビエイ10くらいとモブラが2〜3枚、一緒に群れて漂っている。
根の上でピタッと止まって見上げる。優雅にゆったりと泳ぐ姿は綺麗だけど、
段々流れに逆らって前進して行っているみたい。ゆっくり濁りの向こうに消えて行く。
上がり際、安全停止に入ろうという時いきなり丸々と太った
イソマグロがすごい早さで泳いで来た。どうやら1匹狙われた
小魚が周りをグルグル逃げ回っているらしい。御陰で猛スピードで周りを泳ぎ回るイソマグロ。
最後はパクッと小魚を口にくわえて去って行った😳
ジンベエサーチその3🍀
天気は段々回復して来ているけど、昨日と同じような大きなウネリが出始めた。
暫く南側のエリアで粘って見たけれど、波が大きいとドーニや
ディンギーからボートに乗り打つ時に揺れて危ないので東よりの波のビハインドに向かう。
一転して揺れは治まったし、晴れて☀日差しも強くなる。
しかし、肝心のジンベエはご登場いただけなかった😭
位置アリ環礁南東部 POINTKudarah Thila 天候☁ 水温29℃
空はまだ☁曇っているけど、水中は透明度がよく深い目のトップリーフも
ドーニからでもよく見える。根まで辿り着き大きいオーバーハングを覗いてみると
タイマイが1匹、ご飯中でした。ヨスジフエダイは相変わらず根を隠すようにたっぷりと群れていて
他では目立たないヒメフエダイも黄色の中ではとても目立つ。
でっぷりと太ったケショウフグが腹をタプタプ揺らしながら漂っている。
穴を覗いているとトガリエビスを掃除するベンテンコモンエビがいた。
エビは体の上を歩き回ったりエラの中に入ったりするのでみんなは何がどこにいるのって
感じで覗いていたけどなんとか粘り勝ち。掃除中を見る事ができた。でも、全員は見られなかったけどね。
位置アリ環礁南東部 POINTDhigurah Arches 天候☀ 水温29℃
下の砂地に巨大なフライパン型の大きな影を見つけた。
しばし眺めてハゼ探しに入るが普通のダテハゼばかりが目に入る。
やっとドラキュラシュリンプゴビーのカップルが見つかった。
少し離れてもう1匹見つけてみんなが来るのを待っていたらさっきのマダラエイが泳いで来る。
よせ、よせと思っている僕の目の前、ドラキュラの真上を通過して行く。
当然、穴に引っ込むハゼ。その後もエイは丁度僕がこれから探して行こうと思っている所を
ザーッとブルドーザーが整地するように泳いで行く。ついて無い。
なんとか粘ってトールフィンも見つかったからよかったけどね。
浅場に移動して穴を覗いているとメニーバンドパイプフィッシュがいた。
光りを当てると逃げるからライト使わずになんとか見せようとしている所、
1人離れて穴から待っていたゲストは頭上を通過するマンタを見られたらしい。
8/7/09 第6日目
位置アリ環礁南東部 POINTVilamendhooThila 天候☀ 水温29℃
ついて無いときは有るもんだ。潜降したて下に見えた大きなナポレオンを、
ナポレオンか的な感じで余り相手しなかった罰か。なんとかワイドなものを見つけようと
思って頑張っても出ないときは出無い。根をグルッと回りながらクマノミの卵見つけた時、
マウルーフが変な動きしてるからゲストがダッシュ。
根から少し離れた所を7枚程のマダラトビエイが舞っていた。
でも、なんとか見えるか見えないかの距離。1人のゲストは気付くのが遅れて出遅れているし、
根に沿いで待っている間に完全に見えなくなるマダラトビエイ。キャー。
位置南マーレ環礁 POINTMedu Faru 天候☀ 水温29℃
意外に流れが弱めのアウト。これじゃロウニンの群は難しいかなと思いつつ
チェックして行くけど気配無し。2〜3匹チラッと見かけるけど見たいのはロウニンアジの群。
もう、待ちは止めだと斜面沿いにゆっくり前進。ブルーの綺麗なハナヒゲウツボを見て
又少し前進。上の方から大きなナポレオンが来た。後からベルの音がする。
チャネルの中なら大きなマンタがやって来て目の前を通過して行く。
外海に進んで行くと、ロウニンの群はこんな所にいた。大きな輝く銀色の体。
いかつい顔。集団で来ると迫力有りです。
位置北マーレ環礁 POINTKuda Giri 天候☁ 水温29℃
今週は全乗客が土曜日下船で1日いつもより長い旅。
ゆっくり回ってみたら最後は南マーレの真ん中辺り。しかももうすぐ日暮れ時。
東よりの壁際を降りて行くとクマザサとハナタカサゴの群が次々に逃げて来る。
濁りの向こうにはカスミアジとロウニンアジがいるみたいだ。
沈船まで進むと子供のイソマグロが集団で何度も周りを泳ぎ回る。
根の反対側に出るといつもとは違ってこっちには余り魚が集まっていない。
少し下の砂の斜面にキビナゴが山を這い進む雲のように群れていてカスミアジが
突っ込んで来る度にフワッと群の形が変わるのがキレイでよかったな🎵
ぐるぐるマンタ
2009年8月8日(土)
北マーレ環礁のマンタポイント、「LANAKAN REEF ーランカンリーフ」に、ついにマンタの群れが戻ってきました。
先週までは、たまに通過マンタが見られる程度で、水中には同じように期待して来たダイバーたちが虚しく漂っていました。
今週こそはと意気込んで、初日の2ダイブ目にランカンリーフへ。
カレントチェックのために3点セットで飛び込むと、やはり無数のダイバーたちの泡だらけ。 「今週もか・・・。」
思い直して素潜りでちょっと降りてみると、いました、ダイバーたちの泡に囲まれるマンタの背中が見えます。
一枚だけでしたが、ランカンリーフ特有の、泡に寄ってくるマンタです。
急いで器材を装着しますが、ゲストにはそのことは伝えずに、マンタがいたクリーニングポイントへ向かいます。
はじめ、クリーニングロックにたどり着くと、そこにマンタの姿はなく、なんとなく嫌な予感。
しかし、今週は違いました。
一枚現われたかと思うと、まるで申し合わせたかのように、色んな角度からマンタが集まります。
ここのマンタは非常に大きく、3mは普通です。 そのうえ分厚い。
しかも6枚が縦に重なったりして、久々に圧巻でした。
マンタ様、来週もひとつ頼みますよ?
wtp マトバ