2010年9月30日 パラダイスアイランド
2010年12月17日(金)
2010年9月30 ボドゥ・ガァ( Bodu Gaa )天候:晴 気温:29度 水温:28度 透明度:20m 潮流:南―>北 西―>東 5強
ふぅ〜・・・モルディブはさらに風と雨と曇り空が順番にやってきます。
特に夜になるとジトジトと雨が降りだし、何だか日本の梅雨のようです。
日中は太陽が顔を出してくれる事もありますが・・・。
もちろん水中に入れば・・・モルディブの穏やかな水中風景が広がっているとは言っても、やっぱり気になっちゃいます。
でも30日の午前中ボドゥ・ガァでのダイビングでは太陽が水中まで明るく射し込み、久しぶりに明るい水中風景を楽しめました。
特にボドゥ・ガァでは22〜24mの深度に横に長いオーバーハングが広がり、その先に大きなオーバーハングが壁に口を開けるように続いています。
そのオーバーハングの下から上をあおぐように見上げると、ちょうど太陽光線がサンゴの隙間から漏れるように射し込み、思わずうっとりしてしまいます。
その周りにはオレンジ色に彩るキンギョハナダイたちが太陽に反射して、キラキラと宝石をちりばめたようです。
浅瀬では最近また増え始めたキンメモドキの群れが岩陰からあふれんばかりに群れています。こういう魚たちの群れは雨期ならではの楽しみですよね。
。


もうちょっと流れがあると魚たちが多くなるのですが、今回みたいなのんびりダイビングも地形と太陽の光のつくる造形が楽しめてさらに素敵です。
雨期はモルディブにとっては恵みの雨の季節。
モルディブの大地にも生活する人々にとっても水分は必要不可欠ですからね。 やっぱり文句は言えません。
9月は思いもよらずたくさんの日本人の皆さんにダイビングに参加していただきました。皆さんありがとうございます!
またモルディブでお会いできるのを楽しみにしています。
津金でした
2010年9月23日 パラダイスアイランド
2010年12月17日(金)
2010年9月23 ポテト・ティラ( Potato Thila )天候:晴 気温:29度 水温:28度 透明度:20m 潮流:南―>北 西―>東 5強
今日もモルディブのお天気は曇り時々雨模様。
時には風も強く吹くのでこれがボートダイビングには困りものです。 雨期だからしょうがないとは言っても、がっかりしてしまいますよね。
水面下では静かな水中世界が広がっているのに・・・。
23日(木曜日)はやっぱり曇り時々雨のお天気だったのですが風が少なく、ダイビングコンディションにはいい感じです。午後は流れも比較的穏やかだったので久しぶりに私の好きなポテトティラに行ってきました。これが大正解!
ポテトティラはまぁるい隠れ根(ティラ)の周りをゆっくり楽しんでいくシンプルなダイビングです。特にこの日は流れが穏やかだったのでじっくりまったりダイビングを楽しむことができました。
潜降を始めるとすぐ足下の砂地をマダラエイがゆっくりと泳ぎ去り、幸先の良いスタートです。
実はここは以前モルディブでは珍しいハナヒゲウツボに出会うことができたので、密かに期待して探してみたのですが・・・残念ながら見つかりません。
でもきっとどこかにひっそり隠れているのだろうなぁ・・・と思うとまた次ぎにここを訪れるときの楽しみになります。
今日はキビナゴの群れも多く、その群れが動くたびに造形を変えていつまで見ていても飽きないです。 その群れをカスミアジなどアジの仲間たちが右往左往して追いかけています。
中にはナポレオンの姿も見えます。
んん〜今日は魚が多い!


でっかいハナミノカサゴやネッタイミノカサゴなどのミノカサゴの仲間も至る所で見かけます。
隠れ根東側のオーバーハングではキンメモドキもきれいに群れて・・・、その周りではキンギョハナダイたちがカラフルに群れて・・・ほんと絵になるところですよ。
クリーニングシュリンプのベンテンコモンエビたちも岩陰で魚たちが来るのを待ち構えています。 私も魚たちに混じって手を差し出すと、見る間に手の周りはベンテンコモンエビが集まってきました。
エビたちの皮膚を軽く引っ張る感覚がとっても気持ちがいいです。自然の癒し効果ですね〜。
の〜んびりダイビングの60分はあっという間でした。
ポテトティラはいつ潜っても自然の癒し効果を感じさせてくれる、私のお気に入りの素敵なダイビングポイントの一つです。
津金でした。
2010年9月16日 パラダイスアイランド
2010年12月17日(金)
2010年9月16 ランカン・ベル( Lankan Beyru )再び天候:晴 気温:30度 水温:28度 透明度:20m 潮流:南―>北 西―>東 5強
あ〜ぁ、やっぱり降って来てしまいました。
昨晩から降りだした雨は今朝になってもじとじと続き、ちょっとがっかり気分です。
でも水中は全く元気です。
ダイバーの皆さんからのマンタ・リクエストにお答えして、今日(16日)もランカン・ベルに行ってきました。
ここ最近2日に一回はランカン・ベルに出向いています。 でもやっぱりマンタは何回見ても飽きないですよね。
私は・・・残念ながらダイビングセンターで留守番だったのですが、皆声を揃えて「クリーングステーションで8匹のマンタが一緒に重なるように泳いでくれてすごく良かったよ〜!!」なんて大騒ぎです。
クリーニングステーションの周りではタイマイやホワイトチップリーフシャークもいたのに、みんなマンタに夢中で誰もその存在に気づかなかったみたいですよ。


流れも穏やか、透明度もそんなに悪くなく、マンタもたくさん・・・最高のリラックスダイビングですよね。あとは太陽さえ顔を出してくれれば・・・。
でも期待をし過ぎてはいけません。
さてランカン・ベルでマンタの写真を撮ろうとすると、マンタと一緒にいろいろな被写体が一緒に入ってくれます。
それが結構おもしろいんですよ。
マンタとクマノミ、マンタとヨスジフエダイ、マンタとウミガメ、マンタとダイバー・・・狙って撮るのは難しいのだけれど、いつもチャンスに敏感になってみてくださいネ。
ちょっと違ったマンタショットが撮れるかもしれませんよ。
津金でした。
2010年9月07日 パラダイスアイランド
2010年12月17日(金)
2010年9月07 ランカン・ベル( Lankan Beyru )天候:晴 気温:31度 水温:28度 透明度:20m 潮流:南―>北 西―>東 5強
この1週間とてもよいお天気が続きました。
それも雨期なのにこんなにお天気がよくていいの?と疑いたくなるほどです。
そしてこの素敵な1週間でたくさんの日本人ダイバーの皆さんがいらっしゃっていただいたのは、本当にラッキーでしたよ。
で、皆さんはもちろんマンタに会いたいがためにパラダイスアイランドを選んでいただいた訳ですが・・・、
いました、いましたよ! 7日午前のダイビング。
この日は私が5日間ご一緒した日本からの大学のダイビングクラブの皆さんの最終日。
ほとんどの皆さんは前回のランカン・ベルでマンタに出会っているのですが、「最後に全員で一緒に!」と言うご希望を叶えるため再びランカン・ベルに行ってきました。
流れはとっても穏やかで、リーフを右側に見ながら進んでいきます。
クリーニングステーションに近づくと、マンタがいるか・・・いないか・・・私自身もドキドキしてきます。
そして・・・マンタの姿が見えてきました〜!!

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今日は4匹のマンタたちがクリーニングステーションで優雅に舞い泳いでいます。ダイバーを待ち構えていたかのように、ダイバーの吐き出す泡を身体一杯に受けながらゆっくりとその大きな体を私たちの真上まで近づけてきます。
それぞれのマンタたちが入れ違いにクリーニングステーションにやって来てはダイバーを楽しませてくれる様子は、まるでマンタたちの舞台のようです。
ダイバーだからこそこの素敵なマンタ舞台を鑑賞できるのですよね。
私たちは本当に幸運です!
ここ最近雲が多くなってきました。
日中は太陽が顔を出してまだまだ南国日和を楽しむことができるのですが、夜になると時々雨が静かに降り始めるようになってきました。
水中のマンタ舞台は雨期のこの季節は続いています。
でも大自然の気ままな生物たちですから期待はし過ぎないようにしてくださいね。 心の何処かで何気な〜くさりげな〜く期待してください。
津金でした。
2010年9月02日 パラダイスアイランド
2010年12月17日(金)
天候:晴 気温:31度 水温:28度 透明度:20m 潮流:南―>北 西―>東 弱1 2 3 5強
お天気がきわどいところでいい感じを保っています。
いつ崩れ始めるかな〜・・・なんて不安に思いながらも大丈夫そうです。
午後は透明度が落ちて来ていますが、午前中はなかなか良いです。
そこで2日の午前中、インゴーングの流れのフラナ・ティラへ行ってきました。
午後のダイビングとは打って変わって、雨期にしては透明感のある水中では水底まで気持ちよく見通せます。
潜降し始めたると水中ではムレハタタテダイたちがタイミングよく私たちを迎えてくれて・・・、んん〜大自然からの素敵な演出ですよね。
フラナのアウトサイドのリーフ斜面ではイソマグロもナポレオンもホワイトチップリーフシャークたちも、いいタイミングで登場してはダイバーの目を楽しませてくれます。
ティラに移る手前の水路に到達すると流れも徐々に強くなり、クマザサハナムロたちの群れも色濃くなってきます。 そうなるともちろんカスミアジたちが編隊つくりさっそうと現れ、クマザサハナムロを追いかけ回り始めます。


んん〜これが大自然の姿なんだ〜!と感動してしまいます。
ティラの上ではサンゴ礁の合間にシマコショウダイ・ヒメフエダイの群れやでっかいアオウミガメも現れて、やっぱり満足。
同じダイビングポイントでもその時の潮流・透明度などのコンディションの変化によって、全く違う表情を見せてくれます。
だからダイビングはやめられないんですよね!
津金でした。
2010年5月06日 パラダイスアイランド
2010年5月10日(月)
2010年5月06 オコベ・ティラ( Okobe Thila )天候:晴 気温:32度 水温:30度 透明度:20m 潮流:南―>北 西―>東 弱1 2 3 4 5強
いや〜今週は暑かったです。
それにここ最近水温もとても高いんです。 この30℃を超える高い水温が長く続くと・・・サンゴが呼吸できないためサンゴの白化現象が起こります。 そうなるとサンゴはどんどんと死滅してしまいます。
目の前で起ころうとしている現象に、何も手を出せない私たちの無力さをとっても感じます。
さて、今週はゴールデンウィークとあって日本人のお客様が沢山いらっしゃいました。 ・・・と言っても合計8名の皆さんがダイビングセンターに集まったのです。 これはパラダイスアイランドでは驚異的なナンバーですよ!
日本人の皆さんもそろって・・・これで皆でマンタに出会えたら・・・なんて希望をもってランカン・ベルに出かけて行きましたが、今週はダメでした〜!!
やっぱりマンタの季節はまだですかねぇ。
ホント大自然は私たちが思うように上手く行きませんね?!
でもね、実は2日の午後のダイビングではランカン・ベルでマンタはいなかったのですが、4mのジンベイザメには会えているのです! 残念ながら私は見ていないのですけど・・・。
さぁ、今日(6日)オコベ・ティラに行ってきました!
午後はちょっと透明度が良くありませんが、流れも穏やかでなかなかのいいコンディションです。
潜降し始めてすぐにナポレオンの歓迎を受け、いい気分でギリからティラの周りに移動すると、群棲しているウミウチワの白いポリプが開いてまるで雪が積もっているような水中風景が目の前に広がっています。♥


もちろんティラ周りでは常連のシマコショウダイ・ナポレオン・ヨスジフエダイ・ムレハタタテダイ・キンギョハナダイたちがダイバーの目を楽しませてくれます。
それに今日はでっかいイソマグロ2匹がぐるぐる回ってくるし、岩陰にはマダラエイも潜んでいましたよ。
んん〜、やっぱりオコベ・ティラはいつ来てもいいですね〜。
アドバンスコースに参加していただいたヒロシさんにヨーコさん、モルディブにはまっているカズヒコさんとジュンコさん 、3年ぶりにモルディブでダイビングを再開されたスミヒロさんとケイコさん、そして体験ダイビングでモルディブの海初挑戦のアキラさんとリョウコさん。
皆さん本当にどうもありがとうございました〜!
モルディブではこれから7月上旬まではお客様がとても少なくなります。 なのでこの季節はモルディブにいらっしゃるには大穴場なのですよ!
の〜んびりダイビングをご希望の皆さんは、是非この季節を見逃さないでくださいね。
津金でした。
2010年4月29日 パラダイスアイランド
2010年5月10日(月)
2010年4月29日 ランカン・ベル( Lankan Beru ) )天候:晴 気温:32度 水温:30度 透明度:20m 潮流:南―>北 西―>東 弱1 2 3 4 5強
はぁ〜モルディブのお天気はホント気まぐれです。
雨期に入りつつあるのだからどうしようもないのですが、あっつい日があったと思えば、
それでも今日(29日)はとってもいいお天気。 それに暑すぎる〜!
さて・・・、パラダイスアイランドすぐ裏のランカン・ベルではマンタが帰ってきましたよ〜!!
22日、ブルーシャークのカズミさんから「ランカン・ベルでマンタとジンベイに遭遇!!」なんて連絡が入り、もう即翌日の午後にランカン・ベルへ予定を変更。
また翌日お昼頃にエクエーター号から下船してきたハヤトさんとミワさんも、22日ばっちりマンタとジンベイに遭遇!と言う、うらやまし〜いお話を聞きました。
さすがサファリボート! 情報も行動も早い!!
そしてランカン・ベルまでたったの5分と言うロケーションにあるパラダイスからも、1日遅れでマンタを夢見てダイビング。
流れは穏やかアウトゴーイング・リーフを左手に見ながらゆっくり進んで行きます。
入って早々タイマイのお出まし! ♥ ダイバーを全く気にせず優雅に私たちの目の前を通り過ぎたりします。

なんてモルディブでは当たり前なんですけど、やっぱりいい気分です。
で・・・それからはマンタたちがランカン・ベルでの新しいシーズンの挨拶に来るように、1匹づつダイバーの前に現れて来るんです!

思わず「ありがとう〜!」と返事を返したくなります。
その後もお客様からのリクエスト(やっぱりマンタは大人気です)もあり、この1週間で3回も行ってきました。
それも全部マンタ大当たり!
でもまだ4月なので、この後マンタたちがどんな風に移動するかは?・・・マンタの気分次第ですかね。
パラダイスアイランドからはポイントがとっても近いので、お客様のリクエストがあればなるべく柔軟に答えるようにしています。
いつでも聞いてみてくださいね。
津金でした。
2010年4月20日 パラダイスアイランド
2010年5月10日(月)
2010年4月20日 バナナ・リーフ( Banana Reef )天候:晴 気温:32度 水温:30度 透明度:20m 潮流:東―>西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
お待たせしました。
休暇のためリポートをちょっとお休みしていましたが、これからまた続けて行きますのでよろしくお願いいたします。
モルディブのお天気は雨期に変わる狭間であまり安定していないようです。
でも私が到着した19日(月曜日)の夜は南の空30℃付近に私の好きな南十字星が明るくともり、「あぁ、モルディブに帰って来た・・・」と実感できる、いいお天気だったんですけれどねぇ。
雲は広がっていますが雨は降っていないので、まぁまぁ納得できる南国日和ですよ。
モルディブ帰国後最初のダイビングはバナナリーフで始まりました。
透明度は・・・雨期の始まりらしくとっても悪かったのですが、やっぱりバナナリーフ! 期待通りの楽しいダイビングです。
流れも穏やかなので、まだビギナーダイバーのフランス人たちにとっては最高のコンディションです。♥
オーバーハングに群れるヨスジフエダイの群れやシマコショウダイの群れ・イソマグロ・サンゴを彩るキンギョハナダイたち・・・皆いつもと変わらず元気な姿を見せてくれます。
今回はニセゴイシウツボ1匹とドクウツボ2匹がサンゴの隙間から3兄弟のように仲良く顔をのぞかせています。


お腹をすかせたタイマイが2匹、食欲旺盛にソフトコーラルをかじっています。 そっと後ろに回って一緒に記念撮影しても、全く気にしていないようですねぇ。
浅瀬のサンゴはや〜っぱりきれいです!
バナナリーフはリゾートからのスノーケリングツアーでも使っているので、ダイバーでない皆さんは是非スノーケリングツアーに参加してみてくださいね。
津金でした。
2010年3月22日 パラダイスアイランド
2010年4月9日(金)
2010年3月22日 オーシャンサイド( Ocean Side )天候:晴 気温:32度 水温:29度 透明度:30m 潮流:北―>南 西―>東 弱1 2 3 4 5強
最近のモルディブはあっついです。
海から吹くシーブリーズが気持ちいいだけに、ちょっと油断して太陽の下に長くいるため、強い日差しで肌が真っ赤に日焼けしているゲストが多いです。
私たちでもハウスリーフやボートで日向にいるとクラクラしてきます。
これからモルディブにいらっしゃる皆さんは日焼けと脱水には気をつけてくださいね。
さて今週はロシアびシベリア/ノボシィビルスクから21名にダイバーグループの皆さんがいらっしゃいました。
2週間の滞在中それそれ中休みを入れながらも、最高21ダイブも潜っていただきました!
今回の皆さんは、水中でイルカの群れに囲まれたり・・・、トラフザメに遭遇したり・・・、普段は流れのある沈潜ポイントで全く流れがなかったり・・・、ととってもラッキーだったのです。
私は22日の午後1ダイブだけご一緒しました。
午後は流れがやや強いため環礁外側のリーフ/オーシャンサイドで緩やかにドリフトダイビング。
リーフの棚の上でエントリーし、途中では昼寝中のタイマイやナポレオンと遭遇しながらゆっくりと深度を進めて行きます。
砂地とサンゴ礁の間を、サメかエイがいないか砂地サイドを覗きながらゆっくり移動して行くと...、岩の陰にちょっと眺めのシッポがはみ出しています。
近づいて来るにつれて全体が見え始めると、ややや〜トラフザメです!
シッポまで含まると2m位はありそうです。 からだがちょっとまるっこいので、遠くからみるとオタマジャクシの親玉のような?感じもします。
砂地に静かに横たわるトラフザメにダイバーたちも静かにそっと近づく予定だったのですが・・・21名のダイバーは姿を認めるや、もうすごい興奮の渦です。
私の背後からは、皆のブハブハする呼吸の音が凄まじい勢いで聞こえてきます。
しかし、あぁ〜や〜っぱりその勢いを感じてトラフザメはシッポを翻してさっさと浅瀬へと移動してしまいました。
それでも浅瀬を移動しながらもダイバーの目の前を横切り、素敵な姿を皆に見せびらかして去って行きました。
実は私が最後に目撃したトラフザメはもう2年位も前なので、私自身も大興奮です。
砂地からサンゴ礁にかかるこの辺りは、なぜか流れが多少かかるので魚が多く群れます。
ヨスジフエダイ・バラフエダイ・マダラタルミの群れ、それにゴシキエビが沢山隠れているんです。♥


リーフ外側のリーフは起伏があまりないのでダイナミックさには欠けますが、大物が多く見れます。
ナポレオンやタイマイ・ホワイトチップは常連です。 もちろん雨期になるとマンタたちも常連の仲間に入ってきますからね。
これからが楽しみの環礁アウトサイドリーフです。
津金でした。
2010年3月15日 パラダイスアイランド
2010年4月3日(土)
2010年3月15日 バナナ・リーフ( Banana Reef )天候:晴 気温:32度 水温:29度 透明度:30m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
今週は乾期とは言え、何だかあやしいお天気でした。
大きな雨雲が空に張りつめたと思ったら、
それが1日おきにやって来て・・・今はちょっと落ち着いています。
今週始めにいらっしゃったお客さんはがっかりムードでしたが、
さて今週は午前中の流れが少なく、北マーレでも人気の高いダイビングポイントを選ぶことができました。
特に15日午前中のバナナリーフはとっても良かったです。
流れはアウトゴーインングなのですが、すごく穏やかです。
オーバーハングが迫り出しているサンゴ礁の浅瀬でエントリーすると、足下ではヨスジフエダイの大きな群れがダイバーを迎えてくれます。♥
今回は写真が大好きな日本人のママさんダイバーのミチヨさんと、もうすぐ高校生だよダイバーのサトル君が一緒だったので、すでに水中では激写激写の興奮状態です。
その周りではカラフルなイソギンチャクとクマノミの共生やニセゴイシウツボも顔を出し、写真の被写体には申し分ありません。
そして今日は久しぶりにハダカハオコゼも見つけましたよ!
この頃は岩の陰に隠れたりしてなかなか見つけにくかったのに

深場のブロックでは常連のクロコショウダイやシマコショウダイ・ヒメフエダイたちが、ダイバーの目をじっくり楽しませてくれるんです。
バナナリーフの浅瀬のサンゴはこの3〜4年で、目を見張るほど成長しています。
サンゴ礁の周りではオレンジ色のキンギョハナダイが彩り、クマザサハナムロもそのブルーの蛍光色で明るく彩っています。

ほ〜んとにきれいで
特に今日は透き通るような青い海が広がり、そこに太陽光線が明るく差し込むと
やっぱり海のリラックス効果はすごいです!
皆さんもモルディブのいやし効果をお試しくださいね
津金でした。