2010年3月13日現地ログ
2010年3月16日(火)
3月13日 天気:晴天ダイブサイト:ヴァカルファリティラ 気温:30度 水温:29度
今日はダブルタンクのティラダイブ。
1本目クダラティラ、いつものように魚影の濃い場所です
今日は透明度が抜群によく、40,50M先まで透き通っています
2本目は久しぶりにバカルファリティラに行きました。
ディグラチャネルにあるティラのうち一番大きなティラです。
左肩にリーフを流し大きなオーバーハングをくぐりながらドリフトします。
ティラのコーナー付近で大きなホワイトチップシャークが2匹流れに乗って泳いでお
り、流れがあたるブロックの上にマダラタルミが50匹ぐらい群れて泳いでいます。
コーナーを回り、ティラの裏手に行くと流れがまったくなく
12M付近にヨスジフエダイ、ヒメフエダイが群れています。
大きなテーブルコーラルが広がっている場所があり、テーブルサンゴの下をのぞく
と、ベイビーホワイトチップシャークが5匹一緒に隠れています。
右に行っても左に行ってもかなり流れているんで、ティラの裏手をゆっくり流します。
岩のブロックの下に何か隠れていないかと
大きなウツボを見つけたりのんびりダイビングができました。
透明度が最近よくなってきています
2週間前まで何日かインサイド側はどこを潜っても味噌汁のような状態でしたが、
今はクリスタルクリアーウォーターです。
気になるジンベエですが、3月9日に1匹、ウォータースポーツも同じ日の午後に1匹
11日にも1匹。ここ最近ジンベエ運がアップ
ただし、ここ最近マミギリサイドで波が高くなりつつあるので、ダイビングができな
いこともあります。そんな日はウォータースポーツ主催のジンベエスノーケリング
サーチに出かけるといいでしょう。
マンタもマンタポイントで高確率でマンタが出ています
キノムラリサ
2010年2月27日現地ログ
2010年3月1日(月)
2月27日 天気:晴れダイブサイト:グルワコーナー 水温:29度 流れ:弱い 透明度:15m
今日は久しぶりにジンベエを見ました
たしか、2月のはじめに何度かジンベエを発見したのですが、
2週間半以上ジンベエがこのあたりからすっかりいなくなってしまい、
待ちに待ったジンベエでした
1本目マミギリアウトサイドのダイブが終わり、ボートをサンアイランドに向けてジ
ンベエサーチですが、ジンベエの影は見えません。ボートをまたマミギリサイドに移
動している最中に、ホワイトサンズの時代まで3カ月おきに来てくれていたリピーターさんが、
サファリボートの上から私に手を振ってくれています。
指を指して何か大声で叫んでいるのですが聞こえない、、、、
しかし、サファリボートのスピードがかなり速いのでついていくと私たちの前方に四
層ボートが並んでいます。
ジンベエに間違いないけど、出遅れているので、もうジンベエ深いところまで行って
しまったかなと、期待少なめで向かうと、まだジンベエが水面ぎりぎりで泳いでいてくれました。
この小型のジンベエは前にも何度か見たことがあるのですが、前にはなかった大きな傷
このジンベエはすごくフレンドリーで、しかもダイバー、スノーケラーが好きなのか、
今日は30分以上一緒に泳ぎました。そして不思議なことに、このジンベエはいつも沖の
ほうを泳いでいます。スノーケラーの間を何回も旋回しながら悠々と泳いでいます。
次から次へとボートが集まり、すごい数のスノーケラーがジンベエ1匹に群がり始め
たので、私たちはグループから離れボートに戻りました。
2本目のダイブサイトはグルワコーナー。ここ最近このあたりのダイブサイトの透明
度があまりよくないのですが、このダイブサイトはオーバーハングもあり、コーナー
にこしょうだいの群を見ることができるので楽しむことができます。
オーバーハングの中にはクリーナーシュリンプがいっぱいで、ハタ系の魚がクリーニ
ングを受けています。リーフの上はカモフラージュしたオニカサゴがあちこちにいました。
コーナーにさしかかると、流れがインに変わって、流れに向かって泳ぎます。
ここ最近流れが複雑で60分のダイビング中に流れの向きが変わることがよくあります。
しかも2月はよく流れる
ダイバーさんがうまい方ばかりだったので今週はティラにもいけたのですが、この流
れは初心者ダイバーさんにはちょっときつそうです。
キノムラリサ
2010年2月8日現地情報
2010年2月27日(土)
2010年2月8日 フルデイトリップ( 北マーレ環礁西側 )( H.P.Reef )天候:晴 気温:32度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
やっと風が穏やかになってきました。
まだ以前からの名残でうねりは多少入って来ていますが、正しいモルディブの乾期らしくなってきていますよ。もちろん水中も乾期らしい青い海が広がってきました。
実は今週お客さんからのリクエストがあり、北マーレ環礁の西側までマンタを尋ねてきました。
そう、北マーレ環礁東側にあたるパラダイスアイランド周辺は乾期のこの季節、マンタは留守なのです。 マンタたちはプランクトンを求めて西側に移動しているのです。
8日(月曜日)、パラダイスアイランドからは片道1時間40分位の道のりで行ってきました。
パラダイスからだんだんと西に向かうに従って、海の色も青から青緑色に変化して行きます。 西側に到着した頃はいかにも栄養満点のプランクトンが多くて・・・マンタも出てきそうなのですが・・・潜るまではわかりませんよね〜。
まずはボドゥヒティ・ティラで1ダイブ。
ちょっと大きめのホワイトチップリーフシャークやナポレオン・タイマイには出会いますが、マンタはなかなか出て来てくれません。
プランクトンの濃〜い海なのに・・・やっぱり期待のし過ぎ?
そしてもう浮上しようか?・・・なんてちょっとあきらめかけたところに、ひぁ〜マンタ2匹登場です! それもクリーニング態勢に入ってマンタもリラックス状態で、ダイバーの周りをゆっくり回ってくれます。
もう、マンタたちも出るタイミングを分かっているのか・・・憎いところで登場してくれますよね。

2ダイブ目はラスファリ・コーナーの浅瀬3〜5mでのダイビング。ランチ前にエントリーです。
水面からもそこここにマンタの影が沢山見えるんです。
水中に入ると、ダイバーにすり寄って来るように近くまでやってきます。 まるで手乗りマンタのようです。
目の前で捕食のために大きな口を開けている姿は、ど迫力です。 見ている私たちの方まで吸い込まれそうです。
マンタたちの数は最後にはフィナーレを飾るように増えて来て、9匹のマンタが身体を重ねるようにして私たちの周りを回り始めました。

後ろ髪を引かれるようにしてマンタとの別れを告げて浮上です。
3ダイブ目はラスファリ・コーナーのリーフでダイビングです。
やっぱりマンタ登場。 でも今回はダイバーの上を通り過ぎるだけでした。
マンタを尋ねて、3ダイブ共にマンタに出会えて・・・私もちょっとホッとしたような・・・でもすごいラッキーな1日でした。
今回のラッキーな皆さんは日本からのダイバーグループの皆さんです。
ヨシノリさん・サチコさん・マユミさん・クニコさん・マナブさん、ありがとうございました〜!
津金でした。
2010年2月1日現地情報
2010年2月27日(土)
2010年2月1日 再びHPリーフ( H.P.Reef )天候:晴 気温:32度 水温:29度 透明度:25m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
ちょっと期間があいてしまいました。 ゴメンナサイ。
先週は日本からのダイバーの皆さんでダイビングセンターが賑わっていました。 ここ数年ではとっても珍しい出来事なので、私自身もちょっと張り切りモード。皆さんありがとうございました!
そして日本人の皆さんが帰られた頃からますます北東の風が強くなって来ちゃいました。本当にこの風はくせ者です。 もう2月に入ったのに〜。
それに午後は流れは強いし・・・うねりはあるし・・・でポイント選びに困ってしまいます。
それでも最近午前中はやや流れが弱いので1日(火曜日)にH.P.リーフに行ってきました。
流れはややありますが、今日のダイバーの皆さんには大丈夫そうです。透明度も25m位はあり青い水中が広がっています。
エントリー後キンギョハナダイが広がるカラフルなリーフをめがけて潜降を開始です。
ギンガメアジの群れが二つに分かれて、流れの上と潜降する私たちのすぐ横で泳ぎ回り、歓迎されている気分です。
マダラトビエイを期待して根の上でちょっと待ってみますが、今日は・・・顔を出してくれませんね〜。 残念。
中層ばかりをチェックしていると、気づけばナポレオンフィッシュがすねたように存在を見せびらかすようにダイバーの側までやってきます。 それも2匹。 1m位の中ぐらいのサイズですが、おでこにはちゃんと出っ張りもあって、立派なナポレオンです。
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今日のソフトコーラルはポリプも開いていい感じ鮮やかです。
H.P.リーフは全体的に赤や朱色系の色が鮮やかなんです。 特に写真を撮るとその鮮やかさにびっくりしますよ。
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オーバーハングにこのところ常連のネズミフグが、やっぱり潜んでいました。
で、今日は魚が多くカラフルゴージャスなダイビングと初めての写真撮影で興奮したダイバー・サーシャがあっという間に残圧50気圧のサインを出したため、ちょっと早めに浮上。 時間はなんと30分。
ちょっと短かったとはいえ、ボート上ではすごい!すごい!と大興奮です。
そんな姿を見ていると、やっぱりいい気分です。
それにしてもこの風、いつになったら終わるのかな〜?
津金でした。
2010年2月3日現地ログ
2010年2月8日(月)
2月3日 ダイビングサイト:マミギリアウトサイド天気:晴天 気温:30度 水温:28度 透明度:20m 流れ強い
こちらは天気もよく、ダイビング日和ですがかなり流れており、毎回激流の中のダイ
ビングです
ここ最近ジンベエがよく出ているので今日もまたジンベエ狙いでマミギリアウトサイド
まで来ました。今日は絶好調で、1本目のダイビングの前からマミギリコーナーで
ジンベエ1匹見つけスノーケリング。
ボートに戻ろうとしていると、ボートに残っていたスタッフが私の10m先を指して何か
叫んでいるので何かと水中を見ると大きなマンタが泳いでいます
今日は当たりがいいなーって思いながら、マミギリアウトサイドでエントリーです。
エントリーして左肩で流していくと、いつものように魚もあんまり多くない
もあんまりキレイじゃない
ただひたすら流れに身を任せてドリフトです。
ただし、ここはジンベエの発見率の高いダイビングサイト、右
て、前見てと忙しく確認しながらダイビング。
エントリーしてから5分後、前方から大きな黒い塊がこちらに向かって泳いでくるのが見えます。
あ!!もしかしたらじんべえ?と期待をしながら泳いでいくと・・・・・・
なんと、それはマンタモビュラー(ヒメイトマキエイ)の群でした。
流れに逆らいながらモビュラーが何匹も群れて泳いでいます。数を数えると100匹以上!
私たちも必死でモビュラーに続いて泳ぎます。泳いでいると、集団から離れたところにまた50匹ぐらいのモビュラーの群があり、もしかすると全部で200匹以上いるかもしれません。モビュラーと一緒に泳ぐこと10分、そろそろ疲れてきたので、流れに身を任せてドリフトダイビング。
泳いでいる間、モビュラーの群の感動でいっぱい
40分後どんどんコーナーに差し掛かってくると、魚影も濃くなってきて、1-2mのナポレオンの
オスが3匹のメスを連れて泳いでいたり、大きなツナが通ったり、そのうちにまた前方からモビュラーが15匹ぐらいの群で飛んできたりと、今日は大物運があります
今日はダブルタンクなので休憩中もジンベエサーチ。その間にも1匹ジンベエを見つけてスノーケリング。今日は運がいい。今日は満月から3日目ヤッパリ満月の後は大物が出やすいです。
木野村りさ
2010年1月21日現地情報
2010年1月30日(土)
2010年1月21日 HPリーフ( H.P.Reef )天候:晴 気温:32度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
5日の金冠日食を境に北東の風が強くなってきました。
何か自然現象で関係があるんじゃないか〜・・・と勝手に考えてワクワクしてしています。
ちょっと雲は多めではありますが、太陽は元気に顔を出してくれているので、お天気はまずまずです。
ただこの風がねぇ・・・くせ者なんです。
うねりが北東から入って来て、水面のコンディションはあまり良くありません。 特にボートの上では結構揺れます。
水中は・・・透明度がとっても良くて・・・と言いたいところですが、プランクトンうじゃうじゃ栄養満点の水中は・・・透明度が悪いです。 そのかわり魚影が濃く感じますよ。
今日21日はH.P.リーフに行ってきました。
実は流れが少ないのを予想して行ってみたのですが・・・なかなか勢いのいい流れです。
インゴーイングの流れの場合、ちょっと素早いエントリー/潜降が必要なんです。 ・・・とダイバーの皆さんに伝えておいても、エントリーするとマスクを洗ったり・・・鼻をかんだり・・・で水面で予定よりも時間がかかり、ちょっと焦って潜降を開始します。
それでも皆さん頼もしく水底で集合でき、岩につかまり流れに耐えながらも笑顔?でOKサインがかえってきました。
流された分ちょっと流れに向かって泳ぎ、流れの分岐点までたどり着くと大きなギンガメアジの群れが目の前に広がり、ほ〜っと一息ついて見とれてしまいます。 一瞬目の前が開けたような感覚です。
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小さなオーバーハングの狭い隙間を覗くと、でっかいアオウミガメがやたらと窮屈そうに潜んでいます。
ちょっと中層を見上げてマダラトビエイを期待したけれど・・・残念ながら今日は出てきません。
それでもオーバーハングに広がるソフトコーラルはとても華やかで、特に今日はポリプが開いているのでひときわ色が鮮やかです。
HPリーフのソフトコーラルは赤い色がとても濃い濃厚な彩りです。 なので写真に撮るととっても華やかなんです。
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水中ではHPリーフ常連のナポレオンフィッシュはもちろんイソマグロ・ロウニンアジ・カスミアジの大物も顔を出してくれるし、サンゴの周りを彩るキンギョハナダイの仲間たちも華やかです。
でももうちょっと流れは少ない方がHPリーフは楽しいかな〜?
津金でした。
2010年1月27日現地ログ
2010年1月27日(水)
1月27日 ダイブサイト:マミギリ アウトサイド天気:晴天
透明度:10-15M
久しぶりにジンベエスポットのマミギリサイドに行ってきました。
今日は絶好調で、1本目のダイビングの後にジンベエを発見し、
スノーケリングを楽しみ、2本目のダイビングはジンベエが出たマミギリアウトサイドを選びました。
このポイント大物が出れば、すごいポイントなのですが、それ以外はあんまりぱっとしないポイントです。
サンアイランドのアウトサイドには大きなテーブルコーラルがあるのに、ここにはまったくありません。
コーナーの近くは比較的魚影が濃いのですが、コーナーから離れると何ともさびしいポイントです。
しかし
はじめの30分間は、ただひたすら流れに身を任せてのドリフトダイビング。
常に後方、上、下を確認しながら、ジンベエサーチダイビングです。
特に大物のイーグルレイもいなければ、イソマグロもいないし、なにか大物出てこないかなーと待っていると、
大型のサファリボートが頭上を通り、スピードを落とし、いきなり、スノーケラーがジャンプ
ジンベエに間違いないと思い、きょろきょろと見回すと、
マンタモビュラーが6匹連なって泳いでいます。
あれ、ジンベエじゃなかったのかな?と思いながらも、
ダイバーさんにはマンタモビュラーを見せつつ、
私だけ前方へ急いで泳いでいくと、頭上にスノーケラーが見え始めました
絶対ジンベエ
ダイバーさんにベルで知らせ、モビュラーの写真を撮っていたみんなが急いで私のほうに泳いできました。
幸運なことに
私たちは流れに逆らいゼイゼイ言いながら
体力があれば、もっと一緒に泳ぐことができたのですが、ギブアップしました
今日はもうジンベエでおなかいっぱい
その後も、他のボートがジンベエと一緒にスノーケリングしているのを見たのですが、
私たちはそのままDIVAへと向かいました。
ちょうどディーバのラグーンの入り口。桟橋まで1分ほどのところで、黒い影が見えます。
ここではよくマンタを見かけるので、マンタかなと思っていると、マンタにしてはちょっと大きい。
なんと、ジンベエがディーバのラグーンの中に迷い込んできていました。
早速スノーケリングの準備をし、エントリー。
このジンベエ、前にも見たことがある
背びれがほとんど切れてしまっている。うわさによると近くのフィッシャーマンアイランドのハーバーに
迷い込んできたところ、フカヒレのために泳いでいるジンベエにまたがりナイフでフィンを切られているのを
見かけた人がいるとのこと。もしかすると船のプロペラに巻き込まれたためかもしれませんが、
この辺りにいるジンベエの75%がフィンやボディーに傷が付いているようです
木野村りさ
2010年1月21日現地ログ
2010年1月23日(土)
1月21日 ダイブサイト:クダラティラ天気:晴天
流れ:弱い 透明度:10m
今日は久しぶりにティラダイブに行ってきました。
本当はリティティラに行きたかったのですが、風が強く外洋に近いティラは波がたっているため
行くことができないので、外洋から遠いティラの中でも一番有名なクダラティラを選びました。
ダイビングサイトに向かう途中、ディーバから10分ほどの浅瀬で黒い影が何個か見えました。
ボートキャプテンにお願いしてそっちの方向に移動してもらうと、やっぱりマンタでした。数を数えると6,7匹います。
昨日は1時間半かけてマンタポイントに行ったのにマンタに会えず、ディーバからわずか10分の場所で、マンタの群を見るなんて、、、昨日マンタを見られなかったダイバーは急いで
マンタとお別れをし、クダラティラ、かなり波がたっていますが、その中流れのチェック。
今日はかなり透明度が悪く、水面からダイブサイトが見えません
一度エントリーしたのですが、ダイブサイトが見えず、もう一度船に戻りエントリー
し、2度目にしてダイブサイトにたどりつきました。
いつもと同じようにヨスジフエダイの群がダイブサイト一面を多い、
カスミアジや、ロウニンアジが群になって小物をハンティングしています。
今日は久しぶりにニセゴイシウツボを二匹見つけ、イソギンチャクモエビやヒラムシ
などの小物を発見しました。
1週間ほど前までかなり透明度がよかったのですが今週はちょっと濁り気味です
ただし、ジンベエは濁っていたほうが出やすいので、なんともいえません・・・・・
ジンベエは3日ほど前にマミギリサイドで3匹移動中に見つけました
木野村りさ
2010年1月13日現地情報
2010年1月18日(月)
2010年1月13日 ランカン・ベル( Lankan Beru )天候:晴 気温:32度 水温:29度 透明度:30m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
毎日青い空が大きく広がるとってもいい南国日和です!
風も落ちついていて、本当に乾期らしいお天気と海のコンディションです。 このまま安定してくれればいいのですけれどネ。でもちょっと暑すぎるかな?!
今週は9日頃から急にプランクトンが増え水中はどよどよしていますが、プランクトンを追って魚が増えている感じです。
そんな折、ランカンベルにマンタも3匹顔を出しました。
そこで今日13日は、心の何処かでマンタを期待しつつ・・・ランカンベルに行ってきました。 流れもアウトゴーイングでランカンベルにはいいコンディションです。
さぁ〜エントリー。
流れはゆったりと北から南へ流れているのでリーフを右側に、次々に現れる常連のタイマイ・ナポレオンたちに挨拶しながら移動して行きます。
クリーニングステーションが前方に見えてくると・・・んんん〜既にマンタの影が見えていますよ〜。5匹のマンタたちがベラにクリーニングされたり・・・プランクトンを捕食したり・・・と優雅にクリーニングステーションの上をホバーリングしています。
透明度が悪いとは言え、乾期のこの季節なので20mはしっかりあります。穏やかな青い海を背景にマンタたちはとっても気持ち良さそうです。浮上の直前、浅瀬のクリーニングステーションでも2匹のマンタがのんびりベラたちにクリーニングをしてもらっていました。
雨期には見慣れたマンタたちも乾期のこの時期に現れてくれると、めちゃくちゃハッピーですよね。ダイバーの皆さんもボート上で大興奮!
今回はオランダ人スタッフウェッセルからのリポートです。残念ながら私はお休みでした・・・。今日は2010年最初の海からのすてきな贈り物でしたね。
津金でした。
2010年1月07日現地情報
2010年1月18日(月)
2010年1月07日 オコベ・ティラ( Okobe Thila )天候:晴 気温:32度 水温:29度 透明度:30m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
大晦日の朝は雨で始まりましたが午後からは青空が広がり、新年は満点の星空のもとで迎えることになりました。
その後もモルディブ日和は続いています。 風は平年よりも弱く、嬉しいことにうねりが少ないのです。 このまま少しづつ治まっていけばよいのでけれど・・・。
今年の最初のレポートは1月7日オコベ・ティラよりお届けします。ここ最近 午前中は 流れが徐々に強くなり始めているのですが、今日はゲストの皆さんからのリクエストもありオコベ・ティラに挑戦。
午前中の太陽は明るく水中に差し込むので、透明度の良い水中はいつもにまして明るく青く感じます。流れは・・・結構強いインゴーイングです。なので、なるべく素早くエントリー後全員で潜降開始だ〜!のはずだったのですが・・・今回のダイバーはちょっとのんびり〜なので、案の定予定の位置よりもちょっと流されながら潜降です。水中では流れを横切るようにしながらもギリからティラに向かって移動です。 でもその間にも大中小のナポレオン家族が・・・ホワイトチップリーフシャークが・・・ダイバーの前を横切って行きます。
ティラに近づくと思っていたよりも流れは少なく(と言っても結構あるのですが・・・)、まずは流れに乗って行きます。・・・と2匹のマダラトビエイが流れに向かって優雅にティラの上を通り過ぎて行きます。オーバーハングの下では壁から迫り出しているウミカラマツの周りで、アカマツカサたちがひっそり群れています。 この風景、結構私は渋くて好きなんです。小さな谷間では常連のシマコショウダイとヨスジフエダイの群れが広がり、本当に水族館の中で泳いでいるようです。 あっ、ナポレオンも2匹やっぱり顔を出してきます。 それにタイマイも、です。
大中小の3つのブロックからできているオコベ・ティラの、中のブロックを流れに向かいつつ回り込むと・・・たくさんのキンギョハナダイとムレハタタテダイの後ろで何やら飛び交う影が・・・ややや!ヒメイトマキエイです。 それも5匹! 強い流れの中でも体を翻して5匹が遊ぶようにダイバーの上を飛んで行きます。 ちょうど真上に来たときには太陽がバックに、とっても幻想的な瞬間です。
すでにこの時点で興奮度が大きいダイバーたちは空気の消費も結構大きくて、すでに70気圧を残すばかり。マダラタルミの群れを横目にティラの浅瀬に移動し、その後中層を泳いでメインのリーフ(ギリ)まで移動することに。ギリに到達するや大きなマダラエイに真正面から出会い、お互いにちょっとびっくりモードです。
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最後には安全停止中に水底近くにヒメイトマキエイを見つけ、最後の最後まで驚きのダイビングでした。
実はこのダビング、32分ととっても短かったのですが、とっても内容の濃〜い充実のダイビングでしたよ。
乾期のモルディヴ、次は何を見せてくれるのかな?!
津金でした。